PR
二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【カゲプロ】 キドとカノの約束 ( No.38 )
- 日時: 2014/04/03 19:41
- 名前: 木蓮 (ID: 1SUNyTaV)
うにゃ、どうもです!
面白くないですよー泣
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
頭が痛い。
なんだろう、懐かしい声がする。
『……つぼみ…大丈夫だよ、僕が必ず…見つけるから…』
そう言ったのは、誰だったけ…。思い出せないな。
ゆっくりと、目を開けた。
そこにいたのは…知らない人達。
一人の少年は涙を流している。
「…あなた……誰?」
「……え…?」
私を見つめた少年少女は驚いたように目を見開いた。
「な、なに言ってるんですか団長さん!」
「え…あの……団長って…」
どういうことだろう。この人達は私のことを知っているのだろうか?
「………キド、自分の名前って分かるっすか?」
背の高い少年が何かに気が付いたのか、私の目を見て問う。
その目は赤く染まっていた。
キドというのは私のことだろう。
名前…私の名前…。
「………名前…」
駄目だ。全然思い出せない。
私はぎゅっと目をつぶり、首を振った。
少年は後ろを向いて静かに言う。
「記憶喪失みたいっすね」
「……記憶喪失…あの事件のせいか」
赤いジャージの青年は呟いた。
「事件って何のことですか」
「…それは…おい、カノ。言っていいのか?」
「…………ん?ああ、そうだね」
猫っ毛の少年は上の空で曖昧に返事を返す。
「あの…大丈夫ですか…?」
「……えっ!?あ、ああ大丈夫…だよ」
私が話しかけると、カノと呼ばれている人は慌てて言った。
「キド、さ。本当に覚えてないの?」
「………ごめんなさい…」
何も返せない。
仕方がない、なんて言って、また逃げるのか私は…。
一瞬、何かを思い出せた。そんな気がしたのだった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
あー…
ゴメンナサイm(>_<)m
PR