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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 魔天使マテリアル 【鳴神のケータイ伝説】 ( No.3 )
- 日時: 2014/04/28 16:17
- 名前: 遥瓶 ◆8DJG7S.Zq. (ID: ysgYTWxo)
「そういえばさ、京一郎はあれから発展したわけ?」
徹平がいきなり話題を変える。
「あれって?」
俺がぼんやりしていると、
「マテリアルだよ!力!」
まわりの人に気を使ってだろう。
「———別に」
あれから特に悪魔の出現も伝えられていないし、練習しようと思えば練習出来るけど、別にそこまでやらなくても!!と、何処か油断している自分が居た。
「そうかあ…。しほっちは今日塾だし、さあやっちは手元に悪魔が居ないと力使えないし——やっぱ、レイヤ?」
「何の話だ?」
(そっか、紗綾は悪魔が目の前に居ないと力が使えないのか)
と思いながら、徹平に言った。
「いよーーす!!徹平!!」
「おっ!!宏太!!」
「—!」
勿論、徹平はきっと人気者なのだろう。
クラスでの友達も多いはずだ。
「あ、そっちは噂の鳴神先輩!!」
「———先輩?」
慣れなすぎるムードに、気圧されながら俺はつぶやく。
「読書部入りません?あの部活、友達が部長なんですけど廃部しそうで「おい浩太、廃部しそうな部活を何譲っちゃってんの」
と、ノリが徹平と一緒でにぎやかだ。
だんだんと、学校へ向かえば向かうほど、途中で徹平の友達が介入してきて、マテリアルの思い談話は中断された。
そして、学校へ到着する頃には、自分と徹平の周りに、15人近くの友達が居た。
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