二次創作小説(紙ほか)

Re: 【進撃の巨人】王様ゲーム【パロ:ホラー】 ( No.19 )
日時: 2014/07/04 18:14
名前: ユウ子 (ID: zKALihrN)

俺達はしばらく呆然としていたが、すぐ我に返りフランツを下に降ろす。


「ごめんな…」

俺が呟いた時だった。

「エレン、アルミン!」

心配になったのだろう。コンコンと部屋のドアがノックされ、ハンナが入ってきた。


「…フランツ…?」

「…ハンナ、すまない…。俺達が気を抜いたから…」

「…フランツ、朝だよ?早く起きてよ」

「朝起きたら首をつってて…」

「ねえ、フランツってば!聞こえてるんでしょ!エレンとアルミンはもう起きてるよ!?」

俺とアルミンが説得しようとするが、ハンナはただ、フランツの遺体を揺さぶるだけだった。


















ハンナとフランツを乗せた救急車を見送った後、ケータイのメールを確認した。

「メールは…一件だけか…」

「また王様メール…だよね…」

アルミンが俺の隣で言う。






【件名:王様ゲーム
本文:これはあなたのクラス全員で行ってもらう王様ゲームです。王様の命令は絶対なので24時間以内に従ってください。※途中放棄は認められません。

命令4

出席番号2番アルミン・アルレルト、出席番号11番ベルトルト・フーバー二人の人気投票を行え。人気のない方には罰を受けてもらう。行われなかった場合は双方に罰を与える。また、無記入は許されない。】


「ふざけんなっ!!」

俺はケータイを握りつぶしそうなほど強く手を握りしめた。

アルミンは横で震えている。

「そんな…」

その時、電話が鳴った。

「…もしもし」

『エレン、フランツはどうだったの』

ミカサが尋ねてくる。

「フランツは…死んだ…」

『…そんな』

「次はアルミンだろ?心配すんな、アルミンの事もミカサの事も、俺がちゃんと守るからな!」

『エレン…ありがとう…』

ミカサが少し嬉しそうに返した。