二次創作小説(紙ほか)
- Act1:接触・アヴィオール ( No.50 )
- 日時: 2014/10/05 19:29
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: sPkhB5U0)
***
ヒナタとフドウガマオウのデュエル。シールドは現在、5枚で互角だった。ヒナタの場には《霊峰竜騎フジサンダー》。しかし、攻撃はできない。加えて、フドウガマオウの場には何も無い。手札を溜めているのだろう。しかし、手札破壊呪文で序盤からヒナタの動きを縛っていた。さらに、前のターンに《ボーン踊り・チャージャー》でマナを溜めていた。
つまり、このターンで動くつもりなのだろう。
「カラテを5つ消費し、《龍覇 ニンジャリバン》を召還」
『ドーモ、アカツキ=ヒナタ・サン。ニンジャリバンです』
召還されたニンジャリバンがドロン、と煙と共に現れた。何で出てきたし。
「何故に忍殺語使ったし」
軽く突っ込みながらも、相手がドラグナーを出してきたのを見て、少し不安を感じる。
意味が分からない方は忍殺語で検索。
ウェポンならばドラグナーを除去してしまえば良いのだが……。
「ニンジャソウル、じゃなかったドラグハート・フォートレス、《魂食いの魔狼月下城》をバトルゾーンに。慈悲は無い」
「ドラグハート……フォートレス、だと!?」
ドラグハート・フォートレス。それは除去がほぼ不可能な難攻不落の要塞。龍解するまでバトルゾーンに居座り続け、さらに龍解後も強力な効果を発揮するドラグハートである。
魂喰いの魔狼月下城 R 闇文明 (3)
ドラグハート・フォートレス
バトルゾーンにある自分の闇のクリーチャーはすべて「スレイヤー」を得る。
龍解:自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の闇のクリーチャーが2体以上あれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。 (ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)。
「ターンエンド」
「くっそぉ、俺のターンだ!」
カードを引く。こちらにだって手はあるのだ。ドラグハート・フォートレスには、ドラグハート・フォートレスと決まっている。
そのために今回、新たに超次元ゾーンを使うことにしたのだ。
「いくぜ、《龍覇 グレンモルト》召還! 効果で、超次元ゾーンから《大いなる星城 巨星域》を出すぜ!」
こちらもドラグナーにドラグハート・フォートレスを繰り出すヒナタ。巨大な城がヒナタの背後に聳え立った。
龍覇 グレンモルト R 火文明 (6)
クリーチャー:ヒューマノイド爆/ドラグナー 4000+
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト2以下のドラグハート1枚、または、コスト4以下の火のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
バトル中、このクリーチャーのパワーは+3000される。
大いなる銀河 巨星城 P 火文明 (4)
ドラグハート・フォートレス
自分の火のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引いてもよい。
龍解-自分のターンのはじめに、バトルゾーンに火のクリーチャーが2体以上あれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。
《巨星城》が場に出たことで、こちらとしてはドローソースを確保できるようになった。
しかし、《月下城》の龍解は恐らく避けられないだろう。
「我がターンの初めに闇のクリーチャーが2体以上いるため、龍解。さあ、ハイクを詠め。《魔狼の悪魔龍 ミナゴロッセオ》!!」
魔狼の悪魔龍 ミナゴロッセオ R 闇文明 (6)
ドラグハート・クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 5000
バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スレイヤー」を得る。
相手のターンのはじめに、相手はバトルゾーンにある自身の、攻撃できるクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーは可能であれば攻撃する。
不気味な遠吠えが聞こえる。城の姿がみるみるうちに変わり、悪魔龍へと姿を変えた。
「《ミナゴロッセオ》の効果で我がクリーチャーは全てスレイヤーに。さらにカラテを7つ消費し、《隠密の悪魔龍 フドウガマオウ》も召喚!」
隠密の悪魔龍 フドウガマオウ VR 闇文明 (7)
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン/シノビ 8000
相手のターンのはじめに、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーはそのターン、可能であれば攻撃する。
相手のクリーチャーが攻撃する時、それがそのターンはじめての攻撃であれば、コスト6以下の進化ではないファンキー・ナイトメアを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そうした場合、そのターンの終わりにそのファンキー・ナイトメアを破壊する。
W・ブレイカー
《フドウガマオウ》と《ミナゴロッセオ》の2体に共通するのは、ターンの始めに攻撃を強いる効果を持っている事だ。
「さらに、《ミナゴロッセオ》でシールドをブレイク。《ニンジャリバン》でシールドをブレイク!」
シールドは残り3枚。しかし、このときヒナタの割られたシールドが光輝き、カードとしてよみがえる。
「シールド・トリガー発動! 《ジャジャーン・カイザー》を召喚!」
「ふん、ブロッカーなど我が場にはおらんだろう。ターンエンドだ」
「いーや、頭数を増やしたことに意味があるんだ!」
ヒナタのターン。と、その前にフドウガマオウがヒナタの場のクリーチャー2体を指定する。
「《フドウガマオウ》と《ミナゴロッセオ》の効果で《グレンモルト》と《ジャジャーン・カイザー》をこのターン、強制的に攻撃させる」
さらにフドウガマオウの手札には《威牙の幻 ハンゾウ》がいる。《フジサンダー》も一緒に攻撃してこようものなら返り討ちだ、と余裕をぶっこいていたのだった。
しかし。
「俺のターンだ! 場に2体以上の火のクリーチャーがいるため、《巨星城》の龍解条件達成だ!」
「む!」
ヒナタの背後にあった空母が突如、変形を始めた。
「暁の水平線に勝利を刻め! 熱血・爆発! 龍解!」
《巨星城》が光輝き、巨大な龍の姿となった。
「《星城龍解 ダイギンガ》、絢爛に参上!!」
星城龍解 ダイギンガ P 火文明 (7)
ドラグハート・クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 9000+
自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引いてもよい
バトル中、このクリーチャーのパワーは+4000される。
W・ブレイカー
熱血の炎を身に纏った龍が現れた。さらに、ヒナタはカードを引く。
「白陽、わりーな。お前の出番は無さそうだわ」
「まあ良い。早く決めろ、ヒナタ」
「いくぜ、《フジサンダー》と《ジャジャーン・カイザー》の2体で進化V発動! 《超熱血 ギラギラ・ドガッツ》召喚!」
超熱血 ギラギラ・ドガッツ SR 火文明 (6)
進化クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 15000
進化V−自分のドラゴン2体の上に置く。
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを2体まで破壊する。
T・ブレイカー
「まず、《ギラギラ・ドガッツ》で《ニンジャリバン》を攻撃! 効果で《フドウガマオウ》と《ミナゴロッセオ》を破壊! さらにクリーチャーがバトルに勝ったため、《ダイギンガ》の効果で手札を1枚引くぜ!」
「ぐ、バカな!! く、《ハンゾウ》を出して《グレンモルト》を破壊!」
「《ダイギンガ》でW・ブレイク!」
フドウガマオウのシールドは残り3枚。しかもクリーチャーはほぼ全滅。これならいける。
「くっ、我がターン! 《インフェルノ・サイン》で《フドウガマオウ》を出し---------ターンエンドだ」
「どうした、フドウガマオウ! ハイクを詠むのはどうやら、てめぇの方だぜ!! 俺のターン、《ギラギラ・ドガッツ》でシールドをT・ブレイク!」
フドウガマオウのシールドが3枚、消し飛んだ。フドウガマオウの手札にはファンキー・ナイトメアがいなかったため、《フドウガマオウ》の効果も発動せず。
そして、トリガーも発動しなかった模様。
「そして、《ダイギンガ》でダイレクトアタックだ!!」
刹那---------巨大な剣がフドウガマオウを一瞬で切り裂いた。
フドウガマオウ今際のハイク。
とりあえず
マジで許さん
デュエリスト
byフドウガマオウ