二次創作小説(紙ほか)
- Re: FAIRY TAIL 君との思い出日記 〜ルーシィに眠る力〜 ( No.73 )
- 日時: 2014/10/11 18:55
- 名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: cLFhTSrh)
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ありがとうございます(*´∇`*)
てなわけで
ジェラエルやりまーす!
前回の続きです
§§§
ベッドに寝転び、天井を見上げる。
脳裏に浮かぶのは、ジェラールの顔と声。
そして、今日ルーシィに言われた言葉。
『気持ち、伝えないの?』
本当は、伝えたい。
君と共に笑って過ごしたい。
恋人として笑い合いたい。
………でも
ジェラールは本来牢屋にいるべき人物で。
それが、心に迷いを生み出す。
『別にいいじゃん。ジェラールを好きになっちゃいけない、っていうルールはないんだよ?』
……ああ、好きだよ
この世で唯一、こんな気持ちを抱いたのは君にだけ
ジェラールにしか……抱かない気持ちなんだ
………もしこの気持ちが報われるのなら
「エルザ」
………ジェラール?
なんで、また……
それと前は忘れてたがここ、女子寮なんだが
「なんだ? ここ、女子寮なんだが」
「え!? そ、そうなのか? 悪い………」
「まあいい。で、なんだ?」
わたわたしているジェラールを中に入れ、用件を聞く。
「いや、なんか悩んでいるような顔してたから……気になって」
ジェラール、なぜ、そんなことにも気づくんだ?
もう、どうにもならない
きっと、もう止めることはできない
「……え、エルザ!?」
そっと抱きつき、顔を伏せる。
すまない、ジェラール
いきなりで悪いが、どうしても伝えたい
今伝えなければ、いつ伝えられるのだろうか
「好きだ」
「……エルザ? 何言って……」
「私は、ジェラールのことが好きだと言っている」
………はあ 我ながら無愛想
もう少し、女らしくなりたいものだな
「………オレも、エルザが好きだ。……でも、オレは幸せになってはいけない」
そう言うと、ジェラールは私を引き離した。
………いやだ
なんで、こんなふうに………
………グイッ
ジェラールの胸ぐらを掴み、顔を引き寄せる。
「……私達は、なぜ付き合ってはならないのだ?」
「それは、オレが……」
「答えになっていない」
………この想いが罪だとしても構わない
そんなことより、君と一緒にいたい
「………エルザ、お前はオレなんかよりいい奴にきっと遇える」
「そんなもの関係ない」
涙が、頬を濡らす。
メチャクチャでも、もうなんでもいい
「お前はそのほうが幸せになれる。好きだからこそ………」
「私の幸せは私が決める!」
幸せになれなくていい
一緒にいられるだけでいい
「私のことが好きなら側にいろ。私を守って見せろ」
君と一緒にいたいから
強引でもむちゃくちゃでも
「………私と付き合え……」
………クスッ
ジェラールがクスクス笑い、私の涙を拭う。
「泣きながら命令告白とか……」
「……素直じゃなくて悪かったな」
もう一度微笑むと、顔を軽く上げさせてきた。
「………エルザらしい」
急に顔が近づき………唇が触れた
「………ジェ、ジェラール……?」
「真っ赤」
クスリ、と笑い私の頬を撫でた。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「………!!」
ずっと夢に見てたこと。
君と共に恋人として過ごすこと………
§§§
……ワオ グダグダ
すみません……
下手くそが直るように頑張ります………