二次創作小説(紙ほか)

Re: サトミちゃんちの8男子 マスコミにチクった裏切り者は誰だ!? ( No.114 )
日時: 2014/12/22 14:02
名前: SUZU (ID: YhMlOecY)


司会「カップルNo.4の登場です!盛大な拍手をど……「キャーーーー!!」うぞ…?」

モブ「ブンゴ先ぱあぁぁぁぁい!!」

はいっていきなりのこの歓声…

ブンゴはアイドルスマイルで手なんか振ってるよ…

モブ「その隣の女誰ですかぁぁぁあっ!?」

ゲッ…

あきらかに「何あいつ」「地味」とか思ってんだろうなぁ
さぁさぁブンゴ、なんて答えるのよ

ブ「彼女」

するとざわつきは一瞬でやみ、会場は凍りついた。

女子がショックのあまり顔が青くなって……
ってか彼女って

サ「冗談やめてよね」

ブ「おもしれーだろ」

脱不良したのでは……?

男子「でも里見サトミスタイルよくね?」

男子「分かるわぁ」

男子「貧乳なのがおしいけどあとはいいよな」

貧乳で悪かったわね

丸聞こえなんですけど。

女子「ぶ、ブンゴ先……輩?」

ブ「あ、うそうそ。俺まだフリーだから安心しろ」

凍りついた会場はブンゴの『フリー』という単語で一気に溶けた。
でもそれでまた私への目線が痛くなる……

男子「っつうことは里見サトミもフリー……」

男子「俺狙おっかな〜」

そこ、聞こえてますよ。
まぁ嬉しくなくはないかも

ブ「あぁ?」

男子「ヒィッ…」

あ…ブンゴのせいで……

ブ「行くぞ」

サ「うーん」

グィッと腕を引っ張られた。

後ろからは「ブンゴ先輩」コールがなり響いてる

ブ「司会さん続き、いってくんねーか?」

司会「は、はい……えー次は」

サ「ちょっ、ちょっとぉ」

ブ「うっせぇ」

あれ……不機嫌?

サ「……あ、ねぇっ」

ブ「んぁ?」

サ「結果まで時間あるし…屋台いこうよ!」

ここはカップル仮想コンテストをメインにしてるけれど屋台も出てるんだよね

ブ「奢れ」

……ってことは?

サ「行ってくれるの!」

ブ「まぁ」

サ「やったぁぁあ!私リンゴあめ食べたいっ」

ブ「また太るぞ」

そういってブンゴはくしゃくしゃと私の頭を撫でた。

サ「へへっ太んないもーん」

ブ「バーカ」

Re: サトミちゃんちの8男子 マスコミにチクった裏切り者は誰だ!? ( No.115 )
日時: 2014/12/24 11:39
名前: SUZU (ID: Xza5vGOz)

ソ「おい、馬鹿作者!もうクリスマスイブ!いい加減終わらせろよ!?」

作者「ヤバィ」



屋台とか沢山回って(※沢山食べて) 結果発表の時間。

私とブンゴは再びカップルコンテストの会場へもどった。

ブ「あ、雅春」

サ「本当に出場したんだ…!!」

遠くの方で喋っている二人は私たちに気づいてないらしい

んー……

サ「お似合いだよね?」

ブ「あぁ、付き合っちゃえばいいのに」

妃・雅「はぁっ!?」

サ「えっ!?」

しゃべっていた二人がいきなりこっちに向かって走ってきた。

しかもものすごい狂想で!

妃「サトミあんた今聞き捨てならない言葉言ったわね?」

サ「いってません!いってません!」

雅「ブンゴてめぇなんつった、あぁ?」

ブ「なんもいってねぇっつーの!」

なんで聴こえたの……

ブ・サ「(地獄耳……)」

妃「全ては参加賞…いや、優勝賞のために」

雅「本当はサトミと出たかった…!」

この二人といると8男子がまともに見えてしょうがない……


「ぴんぽんぱんぽーん。5分後コンテスト会場にて結果発をさせていただきます。参加の皆さんは裏舞台へお入りください」

サ「それそろだよ?」

ブ「雅春たちは……」

……

サ・ブ「ほっとこう」

Re: サトミちゃんちの8男子 マスコミにチクった裏切り者は誰だ!? ( No.116 )
日時: 2014/12/24 23:49
名前: SUZU (ID: FOqQFS6Q)


サ「ねぇ、そういえばさ…」

ブ「なんだ?」

サ「私たち、ニュースに出たのに…なんで学校の皆はなんも言わないの?」

おかしいでしょ。

ブ「そういやそうだな…」

サ「顔は出てなくても私みたいな変な名前すぐに分かるし」

……

ブ「気、使ってくれてんじゃねぇのか」

えー…私に?
ブンゴだけならまだしも私もってことになるよね?

ブ「アイツらだって…馬鹿じゃねぇよ」

サ「この騒ぎをわかった上で…そっか」

顔がテレビに出ていないから

みんな分かってるけどいつも通りにしてくれる…

ブ「犯人は…予想外のこの反応にこまってんじゃねぇの」

サ「……ねぇ、もうひとついい?」

ブ「いいけど……んだよ?」

ブンゴの目をじっと見る。
少し戸惑っていたブンゴだけどもちゃんと私の話に耳を傾けてくれる

サ「もしかして…ブンゴ……






犯人が誰だか分かってるんじゃないの?」

ブ「……」

私が言い、ブンゴの返事を待っていると
その返事を遮るかのようにアナウンスがながれた。

司会「では結果発表のお時間です。カップルの方たちはステージの方へ

ざわざわとしたステージへ私は足を向けた……が

それをブンゴが止めた。
右腕を捕まれ黙ったまま裏舞台の出入り口へ向かっていくブンゴ。

サ「ちょっブンゴ!?」

ブンゴがスタッフさんらしい人に「辞退します」と言ったのだけが聴こえた
そしてステージ側とは反対の人通りの少ない公園までつれてこられ、やっと手を離してもらえた。

サ「なんでこんなとこに……」

ブ「…今から言うのは俺しか知らねぇ話。
法螺話みてぇな嘘臭い話だと思うと思うが本当だからな」

ブンゴが真剣なのを見て私はコクりと頷いた。