二次創作小説(紙ほか)

Re: 名探偵コナン夢物語2『闘い…』【2000突破Thanks☆】 ( No.43 )
日時: 2015/05/16 20:18
名前: らいち。 (ID: UcGDDbHP)

「ほう…合同捜査、ですか。」
「僕は、とても力になれそうだとは思いませんが。」

前者は、明るい茶髪の青年…
白馬 探。
後者は、色黒の礼儀正しい青年…
京極 真。

二人とも、知らせを聞いて 飛んできたのだ。

目暮警部から詳細を聞き、
上記の発言に至る。

当の警部は、真の言葉に冷や汗を垂らした。

BB弾とは言えども、
360度を囲んだ刑事達から放たれた全ての銃弾を、
1つ残らず その両手に捕らえたという、
恐ろしい事実があるからだ。

「…まあ、
 参加してくれてありがたい限りだ。」
「では、
 FBI捜査官の皆さんにも、挨拶してきて下さい。」

目暮警部と白鳥警部は 二人にそう言い、
未だに帰ってこない佐藤刑事を探すため、
その場を後にした。

「やあ、君達。」

無言になった二人に、
ジェイムズ達が話しかける。

「は、初めまして!僕は、京極真です。」
「白馬探です。」
「私は、ジェイムズ・ブラックだ。」
「僕は、アンドレ・キャメルです。」
「私は、ジョディ・スターリングよ。」
「私は、ワームズ・芹井です。」
「私は、メアリー・セイラだ。」

…と。
ここまでは順調にいったが、
メアリーの声を聞いた二人は、
不思議そうな顔をした。

「下だよ、下。」

ジェイムズの言葉に、二人も視線を落とした。
言うまでもないが、その容姿に驚愕している。

「失礼な…まあ、無理もないがな。
 こう見えて、半世紀は生きている。」
「「は、はあ…」」

メアリーはニヤリとして、
秀一にそっくりな顔を彼らに向けた。

「そのうちに 理由が分かるさ。」

ワームズもまた、
彼女と同じ色の瞳を 彼らに向けて言った。