二次創作小説(紙ほか)
- Re: ポケモンXY 命と破壊の使者 ( No.5 )
- 日時: 2015/02/16 19:35
- 名前: REI (ID: 835rXvN6)
サナ「それじゃバトル準備スタートッ!」
僕たちは、ポケモンバトルができる広い場所に移動した。
トロバ「バトルは1対1。先に先頭不能になったほうが負けです!エリンさんには、
フォッコだけを使ってもらいます!」
エリン「もちろんそのつもりです。条件は同じでないと...フェアじゃありません。」
エリンはまじめということをカルムは確信した。
カルム「負けられない戦いになりそうだ!」
トロバ「それでは、バトル スタート!」
カルム「出てこいケロマツ!」 『ポンッ』「ケロッ!」
カルム「ケロマツ、頼んだぞ!」「ケロケロッ!」
エリン「ゆけっフォッコ!」『ポンッ』「フォコッ!」
エリン「頼んだよ...フォッコ!」
エリンはバトルに入るとポケモントレーナーの目になり、カルムは少々引きぎみだった。
カルム「フォッコ...火タイプのキツネポケモン!よし!水タイプのケロマツとは、
相性抜群!」
エリン「弱点や相性がバトルじゃありません。」
カルム「とりあえずっ!前陣速攻!ケロマツ、はたく!」
エリン「フォッコ、よける!」
ケロマツの攻撃をフォッコは見事によけた。
エリン「そのまま炎の誓い!」
炎の誓いはケロマツに直撃した。
トロバ「なぜ炎の誓いを…?効果は薄いとわかっているはずなのに…?」
トロバの言ったとおり、効果は薄いようだ。
エリン「やはり効果は薄いですね…」
カルム「弱点や相性もバトルに影響するんだっ!ケロマツ、電光石火!」
エリン「フォッコ、めざめるパワーでむかえ打つ!」
セレナ「めざめるパワーは弱点のタイプが少ないわざね。だとすると、ケロマツはかなりダメージを受けるはず…」
めざめるパワーは、ケロマツに直撃した。
カルム「結構ダメージ受けるな…まだ行けるな?ケロマツ!」「ケロッ!」
カルム「よしっ!ケロマツ、はたく!」
エリン「フォッコ、よける!」
フォッコは、ケロマツのスピードについていけず、はたくをまともにくらってしまった。
エリン「まだ行ける?フォッコ!」「フォコ!」
カルム「ケロマツ、影分身!」
ティエルノ「影分身をやられるとヤバイ!ほとんど本物がわからないから…あのタイミングは、影分身をやるのには、うってつけだ。カルムはバトルの才能があるな!」
ケロマツは分身し、フォッコのまわりを取り巻いた。
エリン「フォッコ...意識を集中させて…」「フォコ…」
フォッコは意識をケロマツに集中させた。
「……フォコッ!」フォッコは目が開けた。
エリン「フォッコ!見破る!」
フォッコは本物のケロマツを見つけた。
エリン「そのままメガドレイン!」
フォッコは、ケロマツの体力をすいとり、自分が回復した。
サナ「スゴイ!本物のケロマツを見つけちゃった!」
カルム「ヤバイな…ケロマツ!一気に行くぞ!電光石火ァァァァ!」
エリン「畳み掛けるよ(たたみかける)フォッコ!炎の誓い!!」
炎の誓いは、ケロマツに直撃した。そして一瞬ケロマツの動きを止めると、
エリン「そのまま、めざめるパワー!」
トロバ「なるほど…!炎の誓いを始めに打ったのは、ケロマツの動きを止められるか確かめるためだったんですね…」
フォッコとケロマツは、煙で見えなくなった。しかし、すぐに煙は晴れた。
カルム「ケロマツ!」
トロバ「ケロマツ先頭不能!よって勝者エリンさんです!」
カルム「ケロマツ…よく頑張ったな…」
エリン「フォッコ、お疲れ様…」
セレナ「やっぱりエリンは、強いわね…」
トロバ「ポケモントレーナーにはそれぞれ戦いかたがあります。エリンさんはそれを見極めるのが早いんです」
ティエルノ「エリンは戦いかたがランダムだから、長く友達をやって来た僕らもエリンには1回も勝てて無いんだよね」
トロバ「悔しいけど…嬉しくもあります。たとえ勝てなくても、強い相手と戦っていれば自分も強くなりますから」
サナ「でも、いつかはエリンに勝ちたいな…」
セレナ「そうね…」
カルム「うーん。やっぱり、弱点や相性って、関係ないのかな…」
エリン「いや、結構効果はあると思います。相手にとって自分が相性抜群だったら、特殊な攻撃を打たなければなりませんから…」
カルム「今日は久しぶりに本気のバトルをしたよ。ありがとうエリン。」
エリン「私も久しぶりに本気になりました…ありがとうございます…」
急にいつものエリンに戻ったので、カルムはまた、引きぎみになっていた。
トロバ「いいバトルでした!こんなに興奮したのは久しぶりです!」
サナ「カルムもエリンもスゴかったよ♪」
ティエルノ「ぼくもいいバトルだったと思うよ」
セレナ「これからはエリンの強さは甘く見ちゃダメね…」
セレナはそう、自分に言い聞かせた。
ティエルノ「カルム、忘れていたけど、これカルムのお母さんに届けて」
カルム「手紙…?まあ、一応渡しておくよ。」
トロバ「カルムさんは手紙を届けてから、ここにまた来てください。それでは一応解散にしましょう」
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カルム「手紙かあ…なに書いてあんのかな。って見ちゃダメだ。」
カルムは一瞬封筒を開けそうになってしまった。
カルム「って、もう家に行かなきゃな」
急ぎ足で家に向かった。
カルム「オーイ、母さん、ドア開けて!」
母「ハイハイ。ちょっと待ってなさい」
母「あら、カルム、ポケモンまでもらっているじゃない!だれから?」
カルム「ええと、プラターヌ博士…だったっけ?その人から預かってきたって、ティエルノからもらった。」
カルム「あ、そういえばプラターヌ博士から、母さんに手紙だって。」
母「まあ。手紙なんて何年ぶりかしら。いまはホログラムメールばかりだもの。」
母親はてがみを開けた。
母「あら、美しい字…まあ、そういうことだったのね!」
カルム「母さん、なにがあったんだよ!」
母親は、手紙を読み終わると、カルムのバックを取り上げ、何やら準備を始めた。
カルム「バック返してくれ…(ToT)」
母「なに、そんなのんきなこと言っているの。これから旅にいくと言うのに。あの有名なポケモン博士、プラターヌ博士から、あなたを旅にいく少年少女に推薦してくださったのよ」
カルム「ハアアアアアアアアア!!いきなりなんだよ!引っ越してきたばっかなのに!」
カルムは絶叫をあげてしまった。
母「ほら、準備は出来たわ。誕生日プレゼントにしようと思ってたけど、ホロキャスター 今、渡すわね。何かあったら、ホログラムメールちょうだい。あと、ヤヤコマ連れて行きなさい。バトルのときに、きっと役にたつわ。」
バックの中には、ティエルノからもらったケロマツと、ヤヤコマが入ったモンスターボールが入っていた。
カルム「勝手に話進めんなあアアア!」
母「まあ、とりあえず、この旅に出ると、いろんな人や、ポケモンに出会えるのよ。この美しいカロス地方を満喫していらっしゃい。」
カルム「うーん。そう言われると面白そう!」
思わず母親の話にのってしまった。
カルム「それじゃあ母さん、行ってきます!」
母「行ってらっしゃい!頑張って来るのよ!」
カルムは正直、楽しそうだったのだ。2つのモンスターボールをもって、カルムは待ち合わせの場所に思い切り走り抜けていった。