二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【銀魂】 鬼の鎖 【再会篇】 ( No.3 )
- 日時: 2015/02/11 11:39
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: PAeJS2fQ)
Dr.クロ様
お久しぶりです、コメント有難う御座います!
バラガキの方なんですが、色々と事情が重なり更新再開の予定は御座いません。
現実的にも色々な事が御座いまして。説明がしっかりできずに申し訳ないです。
ですがお尋ね頂けて嬉しいです。わざわざ有難う御座います(´∀`)!
まりも様
コメント有難う御座います! 頑張って更新したいと思います!
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とあるアイスクリーム屋の一角にて。
栗色の短な髪をした十をいくつか過ぎたくらいの少年が、厄介そうな男に絡まれていた。
「どーしてくれんだクソガキィィィ! テメェがぶつかって来たから俺の服にアイスかかっただろうが!」
「ご、ごめんなさい! いやもうマジでスミマセン! …おっさんが前見てなかっただろ…」
「お前今小さい声で何か言ったよな?! 上等だァァ表出ろガキがァ!」
なんだなんだとギャラリーが出来ている中で、少年は店の表に連れ出された。
男はパキポキと指を鳴らしている。
「謝る気もねぇんなら、ちょいと痛い目見てもらおうかァ坊主ゥゥ!」
「だが断ります!!」
「何を偉そうに抜かしてんだテメェはァァァ!!」
堪忍袋の緒が切れた男は腕を大きく振り上げ、少年に向かっていく。
が、少年はひょいひょいとそれらを避けている。
「テンメェェェェ避けんじゃねェ!」
「おじさんは殴ると言われて大人しく殴られるんですか?! あっ、なるほどォォMですかァァ!!」
「誰がMだコルァァァ!」
「いやァァァ!! 皆さァァァんこのおじさんМですよォォォ! ボコってあげてェェェ!!」
「殺ォォすッ!!」
ついにガシッと胸ぐらを掴まれる少年。周りから制止の声が上がる。
が、かまわず男は腕を振り上げた。体勢を崩していた少年は、強く目を瞑る。
「こ、のクソガキャ——」
「—————邪魔だ、ハゲ」
声が発された瞬間、振り上げていた男の腕が掴まれると同時に、物凄い音をたてた。
プラーンとなった腕を見て、男は雄叫びをあげる。
「いってェェェ! いってェェェ!!」
「あ…悪いな、力加減をするのを忘れていた。てへぺろってやつだ」
「可愛くねェんだよクソアマァァァ!!」
「し、師匠ォォ!」
師匠、と呼ばれた女は、腰まである長い赤髪を揺らし、切れ長な紫色の瞳を少年にむけた。
次の瞬間、物凄い勢いで少年は吹っ飛ばされる。ぶべるァァッという声が聞こえた。
「お前はアレか、アイスクリームもまともに買ってこれないのか。殴られたいのかコラ」
「いや既に殴ってるけど」
「あ? なんだハゲ。あれ、そのプラプラな腕はどうした」
「テメェがやったんだろうがァァァァ!!」
女は悪びれる様子もなく、そうか、とだけ言い、気絶している少年に歩み寄った。
そして襟元を掴み、ズルズルと引きずりながらその場を立ち去ろうとする。
「ま、待ちやがれクソアマ! 治療費とクリーニング代出しやがれェェェ!」
「…………」
「無視かテメェェェェ!!」
シュタッと逃げ出した女の背中に向かって、男は叫び続けている。
そんな男と女の絡みを呆然と見ていたギャラリーのなか、鼻をほじっている男が一人。
そして男はふっと笑うと、踵を返し、女とは逆方向に歩き出す。
「相っ変わらず馬鹿だなァ——怜ちゃんよォ」
男の呟きは、人混みの中へと消えていった。
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うっは…小説書くのとか久しぶりすぎて何かもう書けません(笑)
何回も書き直したんですがもうこれでいきます(´∀`)
クールに書こうとしてもいつの間にか馬鹿になってる私のキャラ。…何故だ…(´・ω・`)