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「ギャーギャーうるさいなぁ…まるで俺がいないかのように勝手に盛り上がって」

クシャリと音がした先には貧乏揺すりをする聡雄がいた。

そうだよね
知らないひと達ばっかで、皆で盛り上がっちゃって
取り残されてる気分…すごい、居心地悪いよね

「そう…だよね、うん、ごめんね。改めて紹介すr「いらねぇよ」」

「折角サトミちゃんが説明しようとしてんのにほんと、何様？」

ケノがすかさず毒を吐く。
周りも怪訝そうな顔をして聡雄を見てる……

確かに凄く人のいい人ではない…けど
ここまでしなくてもいいんじゃない？

「あの…さ、ご飯食べに行こうよ!!」

「うわ、始まったよ。気まずい時に使うサトミの名言」

ブンゴはため息をついてるけど、他の皆はポカンとしている。
いやぁ…だって、仲良くなるにはやっぱりご飯しかないんじゃないかって…

「ダメ？」

…………

「いいよ、他の奴ら…主にケノ先輩が嫌がるでしょうけどね」

一番始めに口を開いたのは聡雄だった。
それに続くようにゲンパチ、ダイカ、シノ、ソウスケ、ミッチーが賛同の声をあげる。

「皆……後悔しても、知らないから」

ケノはもう後に引けず嫌々と了解した

ごめんね、ケノ
でも折角の８男子記念なんだから

仲良く行こうよ！

「それでは、ブンゴ。お好み焼き屋まで車だーして」
「え、じゃ俺今日(お酒)飲めねぇの!？」
「当たり前じゃん。皆と聡雄の歓迎会だよ？」
「あ"ぁ……」

お久しぶりの、スプリングです！(←
もしかしたら久しぶりじゃないかもしれませんが…)
遊びに来ちゃいました！

お話、読ませてもらいましたが、とっっても面白いです！！
これからも頑張って下さいね！
…あと、宣伝になってしまいますが…
新しくかきはじめた
サトミちゃんちの8男子〜結婚式は大騒ぎ！？〜の方で、オリキャラ募集してるので、よかったら来てください！
(タイトルが、若干かぶってしまい、申し訳ありません…)

「ほら、サトミ。あーん」
「やめてよ、ソウスケ！」
「ったく、図々しいなオッサン」
「なぁに？シューガー＆ソルト君」
「その呼び名やめろよ…」
「あらら、可愛い顔が台無し」
「ロリコン」
「あ"ぁ？」

もう、折角仲良くってために来たのにこれじゃあ意味ないじゃない!!
ケノもさっきからずっと聡雄のこと睨んでるし…

「ブンゴぉ…」
「んだよ…」

あぁもうこっちもお酒飲めなくてイライラしてるし…
シノはシノでどんどん勝手にお好み焼き作ってるし
ゲンパチは一人で本読んでるし
ダイカは端っこで眠っているし

「こんなんじゃ、全然歓迎会じゃないよ…」

「…じゃ、さ。ちょっとだけ…抜け出さね？」

え？と隣を見るとニヤリと笑ったミッチーがいた
あ、そういえばまともにしてたのミッチーだけだ…(ただひたすら食べてただけ)

「抜け出すって…？」

「しっ…バレたらサトミの旦那に怒られちまうからな」

チラッとブンゴの方を見るとブンゴはただひたすらビール瓶を眺めていた
…そんなにお酒飲みたいんだ…

「取り合えず、ここ出ようぜ」

私は一瞬躊躇ったがこのままここにいたってつまんない
それならミッチーとどこか行った方がずっといい

「うんっ」

皆気づいてない
そう思った私が少し甘かった