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「はぁ？俺、やだよ男と寝るなんて…むさい」

「しょうがないでしょ」

ソウスケは聡雄さんがいるから…とか言ってどさくさに紛れて泊まっていくとのこと。
どうすんの…これじゃあますます言いづらくなっちゃうじゃないの

「はぁ…ねぇ、本当に泊まるの？」

「ん、嫌？いずれにせよ来週には住むことになるんだから」

ほら…そうきた。

だから嫌なの、何でも見透かされてるようなソウスケは
私がソノ事を言ったところで、弱いとこをつかれてしまいそうで…

「…ま、迷いがあるなら別だけどね」

「へ!？」

頭をポンポンと叩いて「サトミの幸せは俺の幸せ」とか言いながらケノの方へ歩いていった…

どういう…こと？
もしかして、バレてる？私の気持ち。

というか、もしかして…私が気づく前から気づいてたのかもしれない

「はぁ…本当に、ソウスケには敵わないな」

ボソッと呟いてから、なんだか心が少し軽くなったのを感じた。顔が緩みそうになっておもわず手で顔を覆う。

「さて…と、今日も一日、主婦頑張りますかね！」