二次創作小説(紙ほか)
- Re: サトミちゃん家の8男子 結婚生活は大変な模様? ( No.61 )
- 日時: 2015/04/03 13:18
- 名前: SUZU (ID: 1HkQUPe4)
「玉ねぎは目、痛くなるから気を付けてよ」
「んなこと言うなら自分で……「嫌だ」」
人参をお星様型に切る私、玉ねぎを切るブンゴ。
玉ねぎは、炒めちゃうし少しぐらい形が歪んでてもバレないから頼むことにした。
今夜は、ソウスケのリクエストでカレーになった
一昨日まではブンゴが夕飯食べなかったりしたから、いつも一人で食べてたのに…何か変な気分になる。
「あれ?料理って二人で作ってるの?」
風呂上がりの聡雄さんがタオルで髪を乾かしながらキッチンを覗いた。
「あ——うん、時々ね」
家に私もブンゴもいる時、夕飯の支度はいつも二人で行うことにしている。まぁ、ブンゴは不器用だし…始めなんて驚くほどに失敗したけど(私もあんま料理上手じゃなかったしね)
だから、あんまり器用な料理は手伝ってもらわないけど、切るくらいのことは手伝ってもらうんだ。
「おい馬鹿、ちゃんと集中しろ」
「へ!?あっ……」
ザクッ
「……ッ!!」
「ほら言った…絆創膏」
「ご、ごめんっ」
右の人差し指から出てくる血をブンゴが絆創膏で止血してくれる。
あぁ…また、やっちゃった。
「お前は、馬鹿なんだから考え事しながら料理なんてできるわけねぇだろ」
「ばっ馬鹿で悪かったわねぇ!!!」
ったく…とため息を漏らしたブンゴ。
分かってるって、心配してくれてることぐらい
ブンゴは、自分の怪我は人に見せないのに人の怪我はいち早く見つけてくれるんだもん
なにこの超お人好しな旦那。
…私、滅茶苦茶幸せなんですけど。
「コラコラサトミ、まーた考え事して」
「…!?…読んだ?」
「さぁ?ブンゴが何だって?」
「やっぱり読んでるじゃんっ!ソウスケのカレーだけチョコレートにしてやる!////」
あぁ…恥ずかしっ
ブンゴは「あ?」とかいってこっち向いてるし。
2度とソウスケの前でブンゴのこと考えないようにしようっと…