二次創作小説(紙ほか)

Re: 出口ゼロ ( No.4 )
日時: 2015/12/30 12:34
名前: とらじ (ID: S6EvXzAb)
プロフ: 元・ちほりん(。・x・)ゞ♪


第三話

 先輩がつけてる名札と、表を照らし合わせて一人一人の先輩の名前を確認していく。
さっきの偉そうな先輩──部長さんは、高城 咲良先輩。横に居るのはお兄ちゃん。で、眼帯をして居るのが疾風先輩。緑の熊耳パーカーを着ているのが熊谷 健先輩。その横に居るのが十文字 静先輩。
──正直言って、他の先輩や 後輩の中心に居るこの五人の先輩は先生より立場が上みたいな感じがする。
──もしかしたら、本当にそうかもしれないしね。

「明日、放課後に実力テストを行う。与えられた課題をしっかりクリア出来るように。今日はもう解散だ」

 高城先輩はそう言うと、一人で鞄をもって遠藤先生に何か言うと勝手に部室から出ちゃった。それに続いて、他の子達も帰り始める。

「怜羅。俺等も帰るぞ」
「えっ、あっ、うんっ」

 お兄ちゃんに話しかけられたので鞄を持ち、夕日ちゃんとゆみかちゃんに手を振って先生に挨拶してから部室の扉を開けて廊下に出る。

「授業、どうだったか?」
「──大丈夫だよ。ついていける」
「友達は?」
「出来たよ。──夕日ちゃんとゆみかちゃんだけど」

 いつも通りの帰り道。いつも通りの会話。
──でも、入学してからは私は仮入部だったから普通に部活しているお兄ちゃんとは帰ることはあまり出来なかったけどね。
──こうして、お兄ちゃんの隣を歩いて帰るのって──何年ぶりかな。