二次創作小説(紙ほか)
- Re: ヒビキたちの物語 ( No.24 )
- 日時: 2016/02/06 20:01
- 名前: ゆーい (ID: x8l1Qes7)
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13話:罰ゲーム!! レッド編 (他?)
あ!!俺、ゴール!!よっしゃ。これで俺、何勝だろ?
多分今、人生ゲームを十何回かやってるから…その半分以上は勝っているかも。
でも…さっきからコトネちゃんのやるルーレットが8以上しか出ていない。
そして今、コトネちゃんは勝ち続けている。何故だかあんまり分からないが、少しだけ…分かった。
先程までコトネちゃんはビリになりまくっていた。それで誰かが…
いや、ヒビキくんかシルバーくんしかいないかな。そのどちらかが、ルーレットに細工をした…
と、俺は考える。考えたのは、それしか無い気がしたからだ。
別にまぁ、コトネちゃんとシルバーくんはもう罰ゲームを受けてるからいいんだけど…
あとは俺ヒビキくんだけだ。今勝っているが、勝ちきることは不可能だからな…
罰ゲームを受けないなんてなんか面白くないし。しかし、絶対俺は負けない。
*
……今の状況をよく考えてみる。確かこうなったのは…ヒビキくんが俺を抜かして…
シルバーくんが俺を抜かして…コトネちゃんが勝ち抜きして…、俺…負けた。やばいよ、やばいよ!
今回のターンは俺のプライドにかけたのに…でも負けは負けだ。
ヒビキくん達からどんな罰ゲームを言われるのか…
ヒ「んー…、じゃーレッドさん! 女の子の喋り方で喋ってください!!」
は…?女の子の喋り方で喋る?無理×∞絶対無理なんだけど!
俺そんなに可愛い喋り方なんてできないし!
シ「あの、レッドさん。俺だって語尾につけてるんですよ。…ニャン」
コ「私だって!! あんな恥ずかしい服着たし! シルバー!」
シ「分かってるって! さぞ恥ずかしかっただろうな〜って!」
コ「本当〜? …まぁいいや。と、いうことでレッドさん! 頑張って下さいね!
罰ゲームは絶対ですから!」
レ「…どうすればいいの? これ…」
コ「結構可愛い喋り方するじゃないですか〜! レッドさん!」
レ「でも…コトネちゃん。お、俺こんな恥ずかしい思いしたの初めてなんだけど…
それよりも俺って言っていいの?」
コ「確かに…でもそうなったらなんかオカマっぽくなって気持ち悪くなりそう…うえぇぇ」
ヒ「ちょっ! コトネ!! そういうこと言ったらレッドさんが怒るぞ!」
コ「ご、ごめんなさい! レッドさん!」
レ「別にいいよ。俺も悪かったと思ってるし…ね」
ヒ「うーん。そうだ! なんか動きも女の子っぽくしてみてくださいよ!」
レ「え! 嘘でしょ!? 無理無理!」
ヒ「駄目ですよ〜? レッドさん。逃げられませんよ、この罰ゲームからは。
じゃあよろしくお願いします」
レ「嘘ー!! 嫌ぁぁぁぁぁ!!」
続く
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