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二次創作小説(紙ほか)
- Re: ヒビキたちの物語 ( No.27 )
- 日時: 2016/02/07 10:08
- 名前: ゆーい (ID: x8l1Qes7)
前回→>>26
16話:呪われた?
どうしてこんな事に…
そうだ、俺がそもそも電話を取らなければこんなことにはならなかったんだ。
はは…俺はとんでもないバカだった…あのとき少し変だなって思ったんだよな…
「ヒビキくん、元気出して。きっとなんかのイタズラだよ。…ね?」
イタズラだったらそれはそれで嫌だ。でもコトネがそう言ってくれたおかげで、
気持ちが楽になった。
「人を怖がらせたかったんだろ。面白半分でやったんだろうな。深く考えない方がいいぜ」
シルバーもそういう考えのようだった。そうだよな、深く考えない方がいいよな…
レ、レッドさんは…
あ、なんか考え込んでるみたいだ…
「レッドさん。レッドさん自身はさっきの話どう思ってるんですか?」
「俺か? …俺は少しおかしいと思っているよ」
「なんでですか? 別におかしくなんてないと思いますけど…」
「なんで亡くなるんだよって感じなんだよな。狂った→精神病院→治らない、
でいいじゃんか。そう考えるとおかしいよな」
確かにおかしいって言えばおかしいかもしれない。
でもどうしてそう思うんだ? ……あっ! そういうことか…!
「レッドさん!!」
「…!! ど、どうした? ヒビキくん…」
「あ、あとコトネとシルバー!!俺わかったんだ!」
「どういうこと? ヒビキくん」
コトネが首をかしげた。
俺はゆっくり口を開いた。
「まさきくんは…呪われたんだよ」
続く
次回→>>29
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