二次創作小説(紙ほか)

Re: 【HGSSキャラ】ヒビキたちの物語 R団再復活!?編 ( No.65 )
日時: 2016/03/29 10:08
名前: ゆーい (ID: hfVure16)
プロフ: http://www.pixiv.net/member.php?id=13997448

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新編スタート!!

42話:ロケット団目撃情報

あれから数日が経った。それでも、記憶には残っている。家に帰ると、母さんも帰ってきていた。
でもすぐに、「スイーツ探しの旅に出る」って言ってコトネ家(コトネを除く)と一緒に行ってしまった。
多分、気が済んだら帰ってくるだろう。

ヒ「なにしようかな…コトネはコガネシティに出かけてるし…することねえ…」

すると、玄関からどんどん叩く音が聞こえた。何事かと思い、ドアを開ける。
そこには汗だくのコトネが、新聞を持って立っていた。

コ「ヒビキくん! 大変大変!! これ見てよ!」

ヒ「なんでそんなに汗だくなんだよ…」

コ「いいから見てみてよ!! ほら、ここの下のところ!!」

ヒ「えー、しょうがないなあ……えっと……は?」

コ「驚いたでしょ!? まさかとは私も思った」

ヒ「ちょっと、詳しく話を見せてくれ」

コトネから新聞を取る。じっくり見てみると、やっぱり見間違いじゃなかったみたいだった。
そこには、こんなことが書いてあった。


────────────────────────────────────────

【ロケット団、再び復活か?】

コガネシティで、ロケット団の目撃情報が多数みられた。
ロケット団は2度解散をしている。専門家に聞くと、
「再び復活の可能性がありえますね」
とのことだった。町の人の反応には、怖い、またか?、
など、心配の声が聞こえてきた。これからのジョウトは
どうなっていくのかと、カントーからも言われている。

────────────────────────────────────────


ヒ「嘘だろ…? ロケット団は解散したはずだ。もういるはずはないだろ?」

コ「それがね、本当のことだったんだ。私もさっき目撃しちゃったの」

ヒ「マジかよ……新しく目撃したら教えてくれないか?」

コ「おっけー、じゃあね、ヒビキくん」

コ「ああ、じゃあな。………再び復活か? ……かあ…」

コトネはもう帰ってしまった。ロケット団目撃とはこれまた驚く情報を持ってきたもんだ。
一人溜息を吐く。また、ロケット団が復活したらどうなるのだろうか……


──────────・・・

(コトネ目線)

コ「ふあああ…眠いなあ…ってもう十時半じゃん。早く寝る準備しないと…!」

さっきまでテレビを見ていた。やっぱりロケット団の目撃は嘘なんかじゃなかった。
さっきもニュースでやってたし。本当のことのはず……

コ「なんなんだろ、ロケット団……」

サカキさんっていたけど、もういなくなっちゃったし……
もしかしたらコスプレの人だったりするのかな……でも、そんなことあるのかな?

コ「よし、寝ようっと。……」

今日も一日疲れてしまった。明日もロケット団目撃情報があるのかな……


プルルルルルル…プルルルルルル


コ「ん? …なんだろう、こんな時間に」

暗い部屋の中、携帯を開く。電話をかけてきた人はシルバーだった。
こんな遅い時間に、しかもシルバーだ。珍しい。私は電話に出た。

コ「はい、コトネだけど…どうしたの?」

シ『コトネ、来てくれ』

コ「え? どこに?」

シ『俺の住んでるアパート、もちろん俺の部屋。できればすぐに来てくれ』

コ「う、うん、わかった。すぐに行く。待ってて」


ピッ


シルバーに何が起こったのだろうか。すぐさま着替えをし、シルバーの家へと急ぐ。
シルバーはサカキの息子だと聞いた。だからロケット団とも関係があるのかもしれない。
トゲキッスに乗る。あっという間にシルバーの住んでいるアパートに到着した。

コ「シルバー……」

そっと、シルバーの部屋のドアノブに手をかけた。



続く


あとがき

新編がスタートいたしました!!新編のタイトルは、「R団再復活!?編」
です。変なタイトルで誠に申し訳ございませんm(_ _)m

さて、シルバーに一体何があったのでしょうか。サカキ様との繋がりはあるの
でしょうかね。次回はシルバー目線で話を進めていきます。

ではまた次回!!さよなら!!


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