二次創作小説(紙ほか)

Re: 【HGSSキャラ】ヒビキたちの物語 vsR団 ( No.76 )
日時: 2016/02/07 13:20
名前: ゆーい (ID: x8l1Qes7)
プロフ: http://www.pixiv.net/member.php?id=13997448

前回→>>75


52話:ヒビキ&ヨシノリvsアテナ&ランス 2


ヒ「いってこい! エレキブル!!」


ヨ「いけ! グライオン!!」


ア「いきなさい、ドンカラス」


ラ「いけ、マタドカス」


ダブルバトルのスタートだ。俺はエレキブルを繰り出した。ヨシノリさんはグライオンを繰り出した。
ひこうタイプ使いだったりするのか?


ヨ「グライオン…こいつらとはもう仲間じゃない。まあ、もともと仲間じゃないからいいんだけどな。
  でもお前は一緒に過ごしたから、少し嫌かもしれないけどみんなを守るためだ。戦ってくれよ?」


ア「さて、あなたの言うこと聞くかしら?私たち、グライオンと仲が良かったから、もしかしたら…
  言うこと聞かないかもねえ?」


ヨ「いや、こいつは俺の言うことを聞くさ。な、グライオン」


グライオンはヨシノリさんの言葉に頷いた。攻撃をする体勢に入る。


ヒ「ヨシノリさんに凄く懐いてるんですね。グライオンの強さも見たいし、
  こいつらと勝負するのが楽しみですよ。……エレキブル、ドンカラスに10まんボルト」


ヨ「グライオン、マタドカスにあなをほるだ」


ア「ドンカラス、エレキブルにあくのはどうよ」


ラ「マタドガス、エレキブルにスモッグ」


ヒ「簡単に攻撃されてもらったら困るなあ! エレキブル! 攻撃を避けろ!」


ヨ「ランス、あんまり油断してもらっちゃあ…頭抱え込んじまうぜ?」


ちょうどそのとき、タイミング良くグライオンがマタドガスに攻撃をした。
あなをほるの攻撃の衝撃で、マタドガスが倒れた。圧倒された。


ラ「…なっ…!? いつの間に…!」


ヨ「一ターン目に地面へと潜って、二ターン目に攻撃する。
  一ターン過ぎるのなんてあっという間だからな。だから、油断大敵って言うだろう?」


ラ「……意外に…そういう手を使ってくるんですね」


ヨ「マタドガスが倒れたのは、お前の不注意だろ?」


ヒ「エレキブルばっかに気を取られてたら話にならないぜ? エレキブル!
  もう一度ドンカラスに10まんボルトだ! ケリをつけろ、エレキブル!」


ア「ド、ドンカラス! 避けなさい!!」


ヒ「避けてばっかじゃ勝負じゃあない、そのなかで攻撃する間があるだろ?」


ドンカラスは攻撃してこなかった。一方的にやられたのだ。相手のポケモンは、あと二体ずつ。
手持ちはわからないからガチで考えたほうがいいかもしれない。


ア「ダメね…今日は頭が混乱しちゃって動かないわ…アーボック、いきなさい」


ラ「ゴルバット、いってくるんだ」


ヒ「…エレキブル、お疲れ。戻ってこい。……」


ヨシノリさんはグライオンから手持ちを変えるつもりらしい。
俺は、できれば変えないほうがいいかなと思ったが、勝利のため、一旦エレキブルを戻すことにした。
やっぱりここは…スターミーでいくのが一番いい。


ヒ「いってこいスターミー! …んー…スターミー、ゴルバットにサイコキネシス!」


ヨ「グライオン、お疲れ! いってこい、サンドパン! …サンドパン、アーボックにジャイロボール!」


ア「アーボック、スターミーにかみくだく!!」


ラ「ゴルバット…スターミーにサンドパンにくろいまなざし」


ヨ「サンドパン! 攻撃される前に攻撃するんだ!!」


ヒ「…よし、あたったぜ。流石命中率百だ」


ラ「………ゴ、ルバッ..ト..」


効果抜群ってこともあったかもしれないけど、ランスの手持ちを残り一体だけにできたから、嬉しい。
最後の手持ちはなんだろうか。


ヒ「サンドパンは…、お! アーボックがやられてるってことは勝ったのか!」


ヨ「倒したぜ、相手は残り一体だけだ。こっちはまだ全然いる」


ヒ「そうかと言って安心はできないですよ? 何か企んでるかもしれないですし」


ヨ「確かにそうかもなあ。じゃ、とっておき出しますかあ。いけ! フライゴン!」


ヒ「ドラゴン、じめんのフライゴンですか! かっこいいですね、フライゴン。
  んじゃ、俺は…カイリュー! いってこい!!」


ア「いきなさい…ラフレシア」


ラ「…いけ、マタドガス」


俺はぎょっとしてしまった。まさか、ランスが2体もマタドガスをもっているとは思わなかったからだ。
少し、ランスの趣味とか疑ってしまった。そりゃ、誰でも疑いを持つだろう。俺は持った。


ヒ「カイリュー! ラフレシアにそらをとぶ!」


ヨ「フライゴン! じしん!!」


ア「ラフレシア、フライゴンにギガドレイン!」


ラ「マタドガス、フライゴンにだいばくはつ」


ヒ「ちょっ…! ランスお前それ、自爆するのと一緒だぞ!?」


ラ「こっちにもちゃんと考えがあってやってるんです。文句は言わないで下さい」


ヨ「その前に、もう素早さで負けているがな」


地面が激しく揺れる音がした。フライゴンがじしんをしたのだ。
確かにこれじゃあフライゴンの素早さに負けて意味がない。
しかも威力が高いし、どっちにしろ勝っていたのは確実だろう。


ヒ「か、勝った…ラフレシアも…マタドガスも倒れてる……」


ア「…結局こうなるということはわかっていたわよ。…最初から」


ヨ「アテナ、それは心残りなのか?」


ア「違うわよ。もうあなたたちが強いってことは知ってるってことよ」


ラ「…大人しく負けを認めることにします」


ヒ「俺は、コトネとシルバーを助けなきゃいけないからもう行く。時間もない」


ヨ「ありがとうな、ヒビキ。あ、これを」


ヒ「な、なんですかこれ」


ヨ「スペアキーみたいなものだ。これで殆どの部屋が開くはずだぜ」


ヒ「ありがとうございます、ヨシノリさん」


ラ「ヒビキ」


ヒ「なんだよ、ランス」


ラ「次戦うのはきっとアポロ幹部な筈です。アポロ幹部は私たちより強いですよ?」


ア「しかもレベルも高いという、あなたにとっての欠点があるわ」


ヒ「俺の手持ちの仲間だってレベルは高いぜ?勝つ気でいくからな」


ヨ「頑張ってこいよ」


ヒ「はい、ヨシノリさん! 俺、絶対勝ってきますから!」


俺はその後、ランスとアテナの声を聞き次のステージへと行く道に進んだ。


WIN、ヒビキ&ヨシノリ



続く


あとがき

52話、遅れてすみませんでした。いやね、太鼓の達人にはまっちゃってまして…
やり過ぎてて投稿するのが遅れてしまいました。悪気はなかったんです、はい。

次回はヒビキvsアポロです。この戦いが終わったら赤毛のあいつに会いに……
行けません。まだ戦いが残っています。いつ終わるんでしょうかね、これ。
次の話は2話纏めて(まとめて)投稿しよっかなって思ってるんでまた遅れるかもです。
遅れたらごめんなさい。今週はわかりませんが来週投稿できるかと思います…!

ではまた次回!!さよなら!!


次回→>>79