二次創作小説(紙ほか)

Re: 【HGSSキャラ】ヒビキたちの物語 vsR団 ( No.80 )
日時: 2016/03/29 06:46
名前: ゆーい (ID: hfVure16)
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54話:ヒビキVSアポロ 2


ヒ「行って来い、エレキブル!! かみなりパンチ!」


ア「かみなりパンチですか。ではこっちは…ヤミラミ戻りなさい。…行きなさい、ヘルガー」


ヒ「交代!? チッ…そうきたか…エレキブル! そのまま攻撃してくれ!!」


ヘルガーは倒れなかった。参った。
確かにヘルガーはアポロの手持ちでリーダー的な存在だが、エレキブルの攻撃力で倒れないとは…


ア「ヘルガーはそんな簡単には倒れませんよ?
  幾らあなたのポケモンが強くてもこっちだって防御力というものがありますからね」


ヒ「くっそぉ…いったん戻れ、エレキブル。行ってこいオーダイル! リーダー対リーダーの対決だぜ?
  絶対に勝つんだぞ」


ア「ふふっ…計算通りです。この技を持たせていてよかったと思いますね。ヘルガー、ソーラービーム」


ヒ「…!? なっ…おまっ、ヘルガーにそんな技持たせてたのかよっ…!」


ア「大丈夫ですよ、このターンでの攻撃ではありませんからね。
  次のターンで、攻撃しますから、今のうちにポケモンを交代させておいては?」


ヒ「…っ……いや、オーダイルなら耐えてくれる。だってリーダー対リーダーの対決だろ?
  ここで退くわけにはいかないんだよ」


ア「あなたのオーダイルの特防が高ければ耐えるのでは?
  まあ、それも耐えられるかはわかりませんが。…ヘルガー、ソーラービーム!!」


ヒ「オーダイル!! アクアテールだ!!」


オーダイルはヘルガーの様子を見計らって走り出した。
オーダイルの特防的に勝てるかどうかわからない。
ソーラービームとヘルガーのタイプは一致していないが、もともとのソーラービームの威力は百二十と高い。
しかもオーダイルには効果抜群なのだ。でも…きっとオーダイルなら耐えてくれる。だって………


ア「勝負ありでしょうか…って、耐えている!? 効果抜群のソーラービームを!?」


ヒ「言っただろ? オーダイルなら耐えてくれるって」


ア「どうして耐えてるのですか!? 威力は百二十ですし、耐えられるはずが…!」


ヒ「お前、まだわかんないのか? さっきだってお前、この作戦使ってただろ?
  俺が…昔使ってたこの作戦。今もここで使わせてもらったぜ」


ア「作戦……嗚呼…そういう事でしたか。やっと理解できましたよ。
  あなたも…オーダイルにきあいのタスキを持たせていたのですね」


ヒ「…本当はこのアイテムを発動させたくはなかったんだけどな。
  だってこれ、効果が出ると無くなっちゃうじゃん? だから、嫌なんだよなあ」


ア「くっ……ヘルガー…!」


オーダイルのアクアテールは見事に命中した。


ヒ「オーダイル、よくやってくれた。戻っていいよ。行ってこい、エレキブル。
  ところでさ、お前の手持ち、残り何体だよ」


ア「………、ヤミラミだけですよ、私の手持ちは三体しかいませんし。
  そんなに育てる気力も無いですよ」


ヒ「つーことは、次で俺たちの攻撃があたれば、俺たちの勝ちってことか」


ア「…行きなさい、ヤミラミ。シャドーボールです」


ヒ「エレキブル、かみなりパンチだ!!」


ア「もう、倒れることはわかってます。あなたの勝ちですね」


ヒ「…やったなエレキブル!! 俺たちの勝ちだぜ!!」


ア「と、言いたいところですが、まだ終わっていませんよ?」


ヒ「は? 何言ってんだよ。もうお前の手持ちはいない。そうだろ?」


ア「いいや、まだ残っていますよ。一体ね」


ヒ「冗談止めろよ、お前言ったじゃんか。残りはヤミラミだけだって」


ア「そんな嘘も分からないんですか? まだまだ子供ですねえ?
  仲間の仇を取るのですグラエナ! しっぺがえし!」


ヒ「ふざけんなよっ…! 交代だエレキブル! 行ってこいへラクロス!!」


ア「交代ですか…まあいいです」


ヒ「本っっ…当にめんどくさい事するんだな! こっちが苦労するじゃんかよ!!
  かくとうタイプにあくタイプはあんまり利かないと思うぜ」


ア「…確かにあんまり利いていないような気もしますね。
  時間もないのでさっさと終わらせてしまいましょうか。グラエナ、もう一度しっぺがえしです」


ヒ「ヘラクロス! インファイト!!」


勝ったのは……ヘラクロスだった。俺たちの勝利だ。


ヒ「今度こそ勝ったな」


ア「やはり…あなたのヘラクロスは強いですね…」


ヒ「ありがとな。お前と戦って、なんか、スッキリしたよ」


ア「これから何処へ向かいますか?」


ヒ「勿論シルバーのところに決まってるだろ?俺の向かう場所はそこしかない」


ア「そう、ですか…なら、くれぐれも気を付けてください」


ヒ「気を付ける?何に気を付ければ良いんだよ」


ア「途中で双子のしたっぱがあなたの前に現れるかと思われます。
  そしたら、あなたは本気を出して戦ってください」


ヒ「当たり前だろ。ってゆーか何でそんな事言うんだよ」


ア「双子のしたっぱはチャンピオンレベルに強いです。勝つのも困難かと思います。
  なので…私からこれを」


ヒ「きあいのタスキ…!? しかも3つも…何で…!?」


ア「あなたに勝ってほしいとは言いませんが…
  あの双子は本気になると手がつけられなくなるのです。なんで、あなたにそれをあげるのですよ」


ヒ「なんかよくわかんないけど、ありがと、アポロ。俺、頑張るよ。…それじゃあな、アポロ!!
  きあいのタスキ、ありがたく貰っておくよ!!」


WIN、ヒビキ



続く


あとがき

2話投稿は結構キツいとわかったんでもーしません!意外と大変ですね…

天乃さん!本当にコメントありがとうございました!あなたのお陰でやる気が
出ました!!本当にありがとうございました!!

次回は双子のしたっぱと勝負します!!なんか、めちゃくちゃ強いと思います……

今度、イベント記念みたいなので友人と番外編を書こうというのを計画してます!
めっちゃ楽しみなんですよね〜!クリスマス、大晦日、お正月…12月や1月は
イベントが沢山ありますからね!!

ではまた次回!!さよなら!!


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