二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 vsR団 ( No.110 )
- 日時: 2016/02/07 15:14
- 名前: ゆーい (ID: x8l1Qes7)
- プロフ: http://alikotoyui.hatenablog.com/
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55話:ヒビキVSルイ&ケイ 1
ヒ「地図を見ると…ここの部屋だよな…」
地図を見ながら辺りを見回す。俺の持っている地図には印がついている。
その印は、したっぱの中でもチャンピオンレベルと言われる強さの双子のいる部屋を指している。
ヒ「双子って……まさかさっきの…?」
そっと、部屋のドアを開ける。部屋の中は真っ暗で、明かりがないと見えないくらいだ。
パチッ
ヒ「……!?」
?「地下道、長かったでしょ? お疲れさま」
?「ルイ、驚かしちゃダメだろ」
ル「あー、ごめんね、ケイ。許して! …いやー、またヒビキくんに会えて光栄だよ。
僕嬉しくて舞い上がっちゃったもん。ね、ケイ?」
ケ「お前はいつも舞い上がってんじゃねーか」
ル「そうかなあ? …まあいっか。とりあえずヒビキくんに会えたってことで…歓迎会でもしようか!」
そう言うと、側にあった棚から箱を取り出した。何を出すのかと思えば、モンスターボールだった。
ヒ「モンスター…ボール? …勝負って事か?」
ケ「勿論。俺らはポケモントレーナーでもあるからな。かつ、ロケット団したっぱ」
ル「僕ら二人、拾われたんだよ。ロケット団にね」
ヒ「ひ、ろわれた!?」
ル「あんまり話したくはないけどね。…拾われてから、強くなるために、僕らは特訓した。
ボスに褒めてもらえるように。でも、仕事は無くて…役立たずだったんだよね。
でも漸く仕事がやってきたからね。力を尽くさなきゃ」
ケ「さあて、この勝負はダブルバトルといこうか。俺とルイ。お前は一人。
俺たちダブルバトル専門だから。…二人で合わせて六体しか持ってないんだ。これが、ハンデな」
ヒ「は? な、なにバカなこと言ってんだよ! 俺が一人で勝負するだと? ふざけるのも大概に…」
ル「え〜? まさか…自信ないの? チャンピオンなのに? だっさいね。こんな一般のポケモン
トレーナーに負けると思ってるの? ちょっと、考え変わっちゃったなー?」
ヒ「ちっ……負けるなんて思ってるわけないだろ!? ああ、やってやるよ! ダブルバトル!!」
ケ「その意気じゃなくちゃあな。つまんねーし」
ル「やったあ!! ヒビキくんと戦えるなんて…夢みたいだよ!! やばいー興奮してるーふふふ……
いってこーい! ハッサム!!」
ケ「いってこい、エアームド!」
ヒ「いってこい! スターミー!! カイリュー!!」
ル「へえ……スターミーとカイリューかあ…でも…強いからって、簡単に勝てるとか思わないでよ?
ハッサム! つるぎのまい!!」
ケ「エアームド、まもる!!」
ヒ「なっ…くそっ……スターミー! リフレクター!! カイリュー! そらをとぶ!!」
ル「避けたか…まあ、予想はしてたけどね。絶対カバーするなってね。ハッサム! おんがえし!」
ケ「…エアームド、こらえる!! 」
ヒ「スターミー!! 10まんボルト! カイリュー!! ハッサムにそらをとぶ!」
ハッサムにそらをとぶは効果抜群ではないが、エアームドにやるよりはいいだろう。
だが、余裕で耐えている。これは長期戦になりそうな予感がする。
ル「…ハッサムには効果抜群じゃないからね。残念でした!
エアームドに10まんボルトは効果抜群だけど……耐えてるかな?」
もちろん、こらえるを使ったエアームドは耐えていた。その隙にスターミーが攻撃されていた。
しまったと思ったが、リフレクターのおかげで助かった。結構くらったらしいが。
ヒ「すげー腹たつ……! こりゃ本当に長期戦の予感……」
ケ「エアームド! きずぐすりだ!!」
ル「回復かあ……僕の方は回復しなくても楽勝だけどね。ハッサム! もう一回おんがえし!!」
ヒ「スターミー! エアームドに10まんボルト! カイリュー! ハッサムにかえんほうしゃ!」
かえんほうしゃとおんがえしがぶつかり合うのは同時だった。黒い煙が立ち上る。
ル「ハッサム!! ……予想外だよ。まさか…カイリューがかえんほうしゃをもっているとは…
思わなかった。でも…でも僕らだってそんな弱くない。ハッサムは強いよ?」
ヒ「それはどうかな。エアームドが倒れれば展開だって変わってくるぜ?」
ケ「そりゃこっちの台詞だよ。エアームドは耐えてる」
ヒ「……? …あ! …た、耐えてる!!」
ケ「展開は意外とわからないもんさ。それに…おんがえし二発はきつかったみたいだけど。どうだ?」
ヒ「カっ…カイリュー!! 耐えてくれるとは思ったけど…やっぱり無理は良くなかったな…大丈夫か?
カイリュー。ゆっくり休んでくれ。これで数は同じだな」
ル「…やっぱ、ハッサムも耐えられなかった…ごめんね、ハッサム。…後は、負けないから。
いって! メガヤンマ!!」
ヒ「いってこい! エレキブル!!」
この勝負、結構楽しいかもしれない。
続く
あとがき
やっと投稿できました!!もうね、やる気が出ないとできないよ。あ、因みにバトル編は、
ルイとケイで終わりです。シルバーとは戦いません。時間がないからね(言い訳乙)
次回は…早く投稿できたら頑張ります。でも、テスト近いからわからないかも……
ではまた次回!!さよなら!!
次回→>>113