二次創作小説(紙ほか)

Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 vsR団 ( No.115 )
日時: 2016/02/07 15:15
名前: ゆーい (ID: x8l1Qes7)
プロフ: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode=view&no=427

>>114
こんにちは〜!コメントありがとう!
今回の話で隠しポケモンが出てきます!!
スペース入れずに2476文字なので、スペース入れたらもっと多いと思います!
よし!更新頑張っちゃおうかな!テスト近いのにね!馬鹿だね!



↓本編


前回→>>113


57話:ヒビキVSルイ&ケイ 3

隠しポケモンのモンスターボールを投げる。大きな鳴き声が部屋中に響き渡った。
隠しポケモンの正体は……


ル「ホっ…ホウオウ!?」


ケ「七色の見事な翼で世界の空を飛び続けると神話に伝えられるポケモン…
  見た者は永遠の幸せが約束されるっていうけど…本当にいたのか…」


ル「伝説のポケモンが出てくるとは思わなかった! …キノガッサ!ホウオウにしびれごな!」


ケ「メタグロス! エレキブルにはかいこうせん!」


ヒ「エレキブル! メタグロスにいやなおと!
  ホウオウ! キノガッサの攻撃を避けてメタグロスにせいなるほのお!」


ケ「コンボ!? …ま、負けたっ……」


ル「メタグロスっ! キノガッサ! エレキブルにばくれつパンチ!」


ヒ「エレキブル、攻撃を避けていやなおと! ホウオウ、ゴットバード!」


ル「…一ターン見逃してくれたの…? でもやばい。キノガッサ! エレキブルにばくれつパンチ!!」


ヒ「エレキブル! もういっちょいやなおと! ホウオウ!! いっけぇええええええ!!!!!」


ホウオウのゴットバードが炸裂し、キノガッサが瀕死状態。長い戦いの末、勝者は俺。本当に長い戦いだった。
ルイが驚いたような顔で、俺を見つめた。


ル「……負けた……あ〜あ…負けちゃったね、ケイ」


ケ「圧倒された…やっぱりチャンピオンなだけあるよ。強いな」


ヒ「お前らも十分強かったよ。俺、ホウオウがいなかったら負けてたもん」


ル「あははっ! 確かにそうかも。僕らもホウオウがいなかったら勝ってたもんね!」


ヒ「負けてから出るその自信。羨ましいよ」


ケ「ああ見えて、結構ショック受けてたりするんだぜ?」


ル「煩いよケイ!! ……ヒビキくん、もう行くの?」


ヒ「行くに決まってるだろ。こんなとこでぐたぐだしてたらコトネとシルバーが……」


ル「言うと思った!! その為に…ほら! コトネちゃんの牢を壊す為の物だよ」


そう言われて、ルイから渡されたのは単なる液体だった。液体…?


ヒ「あのさ、馬鹿な事言うなよ? これただの液体じゃねーかよ!! 何が牢を壊す為の物だよ!
  こんなの何の使いものにもなんないよ!! 何に使うんだよ!」


ケ「それか? ああ、熔かすんだよ。牢をな」


ヒ「牢を!? じゃあ腕とかも熔けんの!?」


ル「あー、そこは大丈夫。もう検証済みだから」


ヒ「絶対熔けるって!」


ル「それじゃあやってあげる。ちゃんと見てなよーこれ貴重な物なんだから」


ヒ「えっ!? ちょっ、やめろよ! やめろって!」


ルイが瓶に入った液体を腕にかけた。反射的に目を閉じたが、ビビりすぎてたようだ。
腕は溶けてなくて、全然無事だった。ニコッと笑う。


ヒ「…………」


ル「ほら言ったでしょ。溶けないって。全然危なくないよ、自分たちにかける分にはね」


ケ「鉄とかにかけると熔けるけどな」


ヒ「ま、まじか……」


ル「と、いう事で。これ、よろしく頼んだよ」


ケ「あ、ヒビキ。本当はこれ、言わないほうがいいと思うけど……」


ヒ「なんだ?」


ケ「…実は───────」


ヒ「………!! ……そ…う、なの…か……わかった。ありがとう。それじゃあ、俺、もう行くよ」


ル「気を付けてね」


ケ「また会えることを祈るよ」


ヒ「ん。じゃ!!」


液体の入った瓶を持って、部屋から駆け出した。







─────────・・・・・

(コトネ視線)

暗い部屋の中、二人の言い争いが続いていた。


コ「シルバー! ずっと監視してないで、早く解放してよ!!」


私は、牢に閉じ込められている。
ヒドイことをされているのはわかるけど、シルバーにも考えがある筈だ。
でも、私はそれは間違ってると感じている。睨んでいると、シルバーがこちらを向いた。


シ「………黙ってろ」


コ「…シルバーのやり方は間違ってるよ。こんなことしたって何にも変わりやしない。早く戻ってきて!」


シ「変わらない? …変わるさ。お前の言ってることこそ間違ってる。俺の考えにいちいち口を出すな」


コ「…っ…! シルバーが間違ってるなら私は正しいと思う。だから…!」


シ「もう黙れ」


シルバーが睨み返してくる。私はそれに怯えてしまった。


シ「お前が何を言おうと、俺は考えを変えない。そんなに言うなら……ゲンガー、出て来い」


シルバーのモンスターボールからゲンガーが出てくる。


シ「…お前は邪魔だから、ここでいなくなってもらう」


コ「…何を…言って……シルバー! 止めて!」


シ「お前がいなくなれば、ヒビキだって帰るんじゃないか?」


コ「そんなことない…! ヒビキくんは…絶対ここに来る…! シルバーと私を連れ戻しに…!!」


シ「……もう喋ることはないか?」


コ「シルバーが…こうすることで気持ちが楽になるなら、何も言わない。
  ただ…最後に一つ言いたい! …絶対に…行く道を間違っちゃだめだからね」


シ「……ゲンガー…シャドーボール!!!」


シルバーの命令する声が聞こえ、ゲンガーがシャドーボールを繰り出した。
私は、目の前が真っ暗になった。勝負に負けた時のように……



続く


あとがき

シルバーだって辛い筈なんですよっ!!そんな辛さを堪えてるんです!!
でもコトネちゃんの優しさで怒っちゃうんです!…多分考えがあって、こうしたんだと思いますが…
あああああああ、コトネどうなるんだああああああ
間に合えヒビキ!!

次回、R団再復活!?編 最終回!?
多分、次回で R団再復活!?編 が終わりで、新しい話に移ると思います。
さて…コトネは無事助かるのか!シルバーの考えとは!?お楽しみに!((決まった感ヤメロ

ではまた次回!!さよなら!!


次回→>>116