二次創作小説(紙ほか)

Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 恋の病気は重症!!編 ( No.137 )
日時: 2016/02/07 15:20
名前: ゆーい (ID: x8l1Qes7)
プロフ: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode=view&no=427

>>135
Aliceの代わりに挨拶します!Aliceが、よろしくお願いしますって言ってたよ!
またAliceにも挨拶させに来させます^ ^
今の展開では少しおかしな女の子とでも思っててね。これからの展開でわかるからね!((多分
コトネちゃんの可愛さは異常です(^ q ^)


>>136
ヒビキくんはコトちゃん(コトネの愛称)が一番可愛いんだよね、そりゃそうだよね)^o^(
コトネちゃんの可愛さはやばいっす。天乃ちゃんが言ってたようにやばいっす。
ヒビキくんが嫌われないように、展開をできる限り練っていきたいと思いまーす\(^o^)/
これからも頑張るよ!\ガンバリマース/


前回→>>134


63話:約束

(コトネ視点)

 嫌な気持ちと辛い気持ちとかが混ざりあって苦しい。ここから逃げたい一心で走る。
後ろからシルバーが追いかけて来るのはわかっているけど、止まれない。


シ「コトネ…!」


コ「………きゃあ!」


 体の体勢が崩れて倒れる…というか転ぶ。足がズキズキとしてくる。
シルバーは私に追い付いていた。


シ「コトネ…辛いのはわかる。自分の前で幼馴染みが…ああいう風にされたら傷つくよな」


コ「……離してよ…」


シ「駄目だ、怪我してんじゃねーか。ポケモンセンターに行くぞ」


 シルバーに身体を起こされ、立ち上がる。もう身体も心も鎖に締められた感じがする。
こんなんじゃだらし無さすぎて、呆れられちゃうよ。


コ「ごめんね、シルバー…呆れちゃうよね、こんな奴」


シ「別に呆れない。今空飛べるポケモンいないから歩いていくぞ。…歩けるか?」


 なんか今日のシルバー、自棄に優しいなあ。なんだろ。


コ「歩けるよ。…シルバー?」


 シルバーが私を持ち上げて、おんぶする形になる。とてつもない羞恥心に襲われる。


コ「シルバー!! 恥ずかしいからやめて! 降ろしてよ!」


シ「怪我して惨めに歩いてる方が恥ずかしい。大人しくしてろ。すぐ着くから」


 恥ずかしい気持ちを堪えて、シルバーの背中に顔を埋める。
こうしないと顔が熱いのばれちゃうもん。
 コガネシティにはすぐにではないけれど、着いた。途中町の人に見られたけど、気にしない。
ポケモンセンターの中に入ると、シルバーは私を椅子へとおろした。


シ「ごめん、ちょっとしみるかもしれねー」


 そう言うと消毒液をバックの中から出して、 怪我したところにかけた。
シルバーの言った通りちょっとしみる。


コ「ありがとうシルバー」


シ「…ああ。なあコトネ、あの時ヒビキが困ったの見ただろ?」


 もしかしたら全てお見通しだったりするのかな…?


コ「……あのね、シルバー。私とヒビキくんはね、小さい頃、ある約束したの。
  ヒビキくんがあの時止まったのは、私との約束があったからじゃないかなって思ったの」


シ「約束…ってなんだ?」


コ「…私とヒビキくんが…お弁当を食べてたのかな?
  その時、私がヒビキくんにあーんってやった。そしたら、吃驚した顔してたんだ。
  私はね、ヒビキくんにこう言った。
  
  『これをやるのはわたしたち二人だけね。
   この二人だけの約束がわたしたちがおさななじみっていう、しょうこだからね』

  ってね。
  だから…あれをヒビキくんにされた時は、幼馴染っていうものが壊された気分だったんだ。
  …逃げるしかなかったの、あの場から」


 ダメ、泣いちゃダメだよ私。ここで泣いたら負けだよ。
しばらく無言の時間が続く。顔を上げようとしたら、シルバーの手が目の前にきてた。
何かと思い、体を硬くするけど、シルバーは私の頭をくしゃくしゃとした。


シ「お前が辛いなら、一緒にいてやるから。きっとヒビキもショック受けてるぜ。
  ショック受けてるのはお前だけじゃないんだよ、コトネ」


コ「……………」


 …一緒にいてくれる…?


コ「じゃあ、夕方になるまで一緒に居よ?」


 シルバーの袖をキュッと掴んでみる。私にはシルバーが珍しく微笑んだように思えた。



続く


あとがき

コトネちゃんに袖を掴まれたいです((
私が男だったらコトネちゃんと付き合ってまーす( ^ω^ )

なんとなく最近シルバーが紳士になってきた気がした。気のせいか?
意外にシルバーもカッコいいから頑張ってほしいんですよね、うん。
次回は大展開!?なんか色々起きます。楽しみにしててね☆

ではまた次回!!さよなら!!


次回→>>139