二次創作小説(紙ほか)

Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 恋の病気は重症!!編【一周年】 ( No.149 )
日時: 2016/02/07 15:23
名前: ゆーい (ID: x8l1Qes7)
プロフ: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode=view&no=427

>>148
コメントありがとー!! やっと一周年だよー! 文字化けしてないから大丈夫だよ!
マイは良い子なんだよね。そのかわり愛想はないけど…
アイちゃんとマイは仲が良いのか仲がよくわかりませんけどねー…(⌒-⌒; )
これからも頑張るよ!



前回→>>147


67話:ケイ登場!!

(コトネ視点)

 事の起こりは何だったのだろうか。そんなの聞かれなくたってわかりきっている。
 私がヒビキくんに変なことを言ったのがきっかけだったのだ。
自分で歯止めが効かなかったのはよく知っている。
 ヒビキくんに謝ろうかと携帯の連絡帳を見るが、どうしてもその気になれない。

 そんなことが続き、数日が経った。ヒビキくんはアイちゃんと一緒にいるみたいだし、
こうやっているのは私だけだ。まるで、私だけ時間が止まったみたい。
 そんなこんなで、私は気晴らしにコガネシティのカフェに来た。ここは落ち着く。


コ「…本当にバカだな、私」


 後になれば後になるほど、時間が経てば時間が経つほど、傷口が深くなっていく。
カフェオレを飲みながら考え込む。謝っても、許してもらえないかもしれない。
 ぼーっとしてると、隣から声が聞こえた。どこかで聞いた事のある声だ。


?「…コトネ、何ぼーっとしてるんだよ。しっかりしろ」


コ「……誰? 何のようですか…って!! あなたはっ!」


 隣に立っていたのはあの時出会った、ケイだった。
どこにいたのかわからないけど、コガネシティにはいるんじゃないかと予想はついていた。
まさか本当にいるとは…


ケ「久し振りだな、コトネ。元気にしてたか」


コ「ま、まあ…元気にはしてたよ」


ケ「今は元気ないけどな」


コ「………!?」


 気持ちを見透かされたの!? 表情には出してない筈だけどっ…!


コ「顔に出てた?」


ケ「じっと見つめたらわかる。でも、そんな見つめてないとわかんないかもな


コ「そりゃあ…そうだろうけど…」


 私を見つめて良いことなんて一つも無いと思うけどな…
でもケイはたまたまここに来たのかな?意図があって来たのかもしれない。


コ「ケイは何でここに来たの?」


 質問してみると、思わぬ返答がきた。


ケ「いやー…ルイ、俺の双子いるだろ? そいつが彼女つくりやがって…な。
  そういうわけさ。だから、一人だからここに来た」


 まるで私と同じだ。私もヒビキくんがいないからいるだけ…


コ「あー! その気持ちわかるよー! 一人になっちゃたときね〜」


 同感してくれたことが嬉しかったらしく、沈んでいた表情が笑顔に変わる。


ケ「なあ、コトネは何でここにいんだ? いつものあいつがいないし……」


 あいつって……


コ「ち、ちょっと色々あってねー。あははは」


ケ「へえー、それが原因かー…」


 また分かっちゃったのかな。鋭い……


コ「シルバーはどっか行っちゃったし…暇だからここにいる。只それだけの事」


ケ「本当にそれだけの事かとは聞きたいけど、あえて聞かないことにする。
  なあ、お前今度から暇? 今日からって言っても変では無いけどさ。」


コ「何が言いたいの?」


ケ「んー…連絡先交換しねえ? なんか暇なときに連絡欲しいしさ。良いか?」


 そうだ、ケイもルイくんがいなくなっちゃって暇なんだ。それなら…


コ「良いよ。私も暇だし!」


ケ「じゃあ決まりな。はい、今から交換するぞ」


 連絡先交換なんて久し振りだ。なんか楽しみが増えそうで、気分が弾む。
ケイくんって…クールで、意外に明るい一面もあって、結構カッコイイかもな。
 胸が少し高鳴った気がした。



続く


あとがき

ケイくんご登場ですね。…コトネちゃん、ケイくんに心奪われるなんてこと…ないよね?
67話かー…あと5話とか6話くらいで恋愛章は終わりかな。書いてて楽しいから終わりたくない気も…
そして!!最終編まであと2編しかない件について…

次回はアイちゃんを倒しまーす!!

ではまた次回!!さよなら!!


次回→>>151