二次創作小説(紙ほか)

Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 恋の病気は重症!!編 ( No.155 )
日時: 2016/02/07 15:25
名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA (ID: x8l1Qes7)
プロフ: http://www.pixiv.net/member.php?id=13997448

>>154
私は命を捨ててでもコトネちゃんを助けに行っちゃうぞ!!!((バカ
コトネちゃん、優しいから許してくれるとは思うけど…どうだろうなー
じゃあ私もケイに彼女ができる事を祈ってr((蹴り飛ばされ
ついでにねww
更新頑張るよ!!雪ちゃんも頑張ってねー!♪( ´▽`)



前回→>>153


70話:衝撃の告白

(ヒビキ視点)

 シルバーが助けてくれて、本当に助かった。ここ毎日、ずっとアイに縛られていた。
束縛されていたのだ。その束縛の縄を解いてくれた感覚がした。
だから、俺はコトネに謝る事にしたのだ。少しずつしぜんこうえんの出口へと近づく。

 あと一歩で出口に踏み込むところでシルバーの声が聞こえた。


シ「ヒビキ、待て! 言いたい事があるんだ!!」


ヒ「…なんだよシルバー、言いたい事って」


 シルバーは苦い顔をすると、予想もできない話をしだした。


シ「今日、ケイがコトネと一緒にいると思う。それでコトネに…告白するらしいんだ」


ヒ「は…? 何言って…」


 告白ってなんの事だよ。俺がいない間に仲が深まってたって事かよ…


ヒ「そんなの信じられない。そんなに仲が良いってわけでもなかっただろ?」


シ「ここ最近で仲が良くなったんだ。俺もお前も知らないうちに…」


 そんな事言われても…時間がない。それを知ったのは前の事だろう。
今言われても間に合わない。告白されてしまっている。


ヒ「無理だよ、絶対間に合わない。もう夕方だろ。間に合うわけが…」


シ「そんな弱気でどうするんだよ」


 まっすぐな眼で、俺を見つめる。告白は阻止したい。でも…
すると、シルバーはそのまっすぐな眼差しのまま、言葉をつなげる。


シ「お前がそんな弱気じゃ、コトネはすぐにとられる。あいつは、真っ直ぐな奴で、
  人に好かれる。心変わりは早くないとは思うが、ケイの印象じゃあ…とられる。」


ヒ「そりゃあ…そうなんだけど…」


シ「だからこそ、こっちが先に奪ってやらなきゃなんねーだろ? 負けちゃダメだろ!」


 俺は、何を弱気になっていたのだろう。こんな弱気じゃコトネだってすぐに離れてく。
負けちゃいけないんだ。相手がどんなにカッコ良くたって。簡単に諦めちゃいけないんだ。
恋って。諦めたらそこで試合終了だ…!


シ「行って来い、お前ならいけるよヒビキ。場所はスズのとうの前だ」


ヒ「…シルバー、俺行ってくる。告白を阻止してくる…!」


 シルバーの微笑みを見て、しぜんこうえんを飛び出した。スズのとうに急げっ…!


(コトネ視点)

 ここはスズのとう。ケイくんに、今日はここに行きたいと言われ来た。
なんか少し懐かしい。ここには随分と来ていなかった。
 ケイくんが空を見上げ、こう呟いた。


ケ「…ここ、綺麗だよな。この景色、好きかもしれない」


 ケイくんの言う通り、オレンジ色に染まった空はとても美しかった。


ケ「コトネは、この景色どう思う?」


 唐突に言われ、一瞬なんと言って良いか悩む。


コ「そうだねー…オレンジ色で、キレイだと思うよ」


ケ「そうか…」


 夕焼けを二人で並んでみていると、まるで彼氏と彼女みたいだ。…そういえば昔、
ヒビキくんと良くここに来てたな…だから懐かしく感じたのかな。


ケ「あのさコトネ、伝えたい事がある」


コ「伝えたい事…?」


 今度は二人の目が合った。なんだか恥ずかしくて、逸らしてしまう。
ケイくんの口から『その言葉』が出たのはその時だった。


ケ「俺夕焼けよりも、お前の笑顔の方が眩しくて好きだ。なんかくさい台詞だけど、
  お前の事が好きだよコトネ。俺と付き合ってほしい」


コ「…えっ…?」


 なんと言われたのか…これは世に言う告白というものだろう。
私の頭の中はその言葉で真っ白になってしまった。ただ、前髪のはねた少年が私の心にいた。



続く


あとがき

あれ?カキコのデザイン変わった?と思ったゆーいです。ちょっとはてなマークでいっぱいです。
私のiPadが悪いだけなのかな…?

前髪のはねた少年…あの方しかいませんね!( ´ ▽ ` )ノ
えっ…よくよく考えてみるとこの風景やばくないですか!?

次回、コトネどうする!?

ではまた次回!!さよなら!!


次回→>>159