二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 恋の病気は重症!!編 ( No.161 )
- 日時: 2016/02/07 15:26
- 名前: ゆーい (ID: x8l1Qes7)
- プロフ: http://www.pixiv.net/member.php?id=13997448
>>160
いつもコメントありがとう!!感謝してるよー!Google(笑)
やっぱ主人公は間に合わなきゃダメだね!
作者の私としてはヒビキはお気に入りだから間に合わせてあげたいという気はあるのさ!
シルバーは素直になれないだけで、めっちゃ優しいです。そしてカッコ良いのに…モテてない…
ケイくんにはまた頑張ってもらおう。これからも出すつもりだからね!
いやー、私よりも恋愛描写上手い人いるからなー…でもそう言ってくれてめっちゃ嬉しいよ!ありがとう!
前回→>>159
72話:昔の双子
(ヒビキ視線)
コトネを連れて、アイの家に来た。
コ「結構普通の家なんだね。もっと大きいかと思った…」
ヒ「普通こんな感じだろ。…えっと、ヒビキなんだけど…」
俺がドアに向かって言うと、ドアが開いてマイが出てきた。
マ「はい、入って良いよ」
中では、椅子に座ってしょんぼりしてるアイの姿があった。マイに指された椅子に座り、
今から会議をするかの状態になる。マイが席に着くと、話し出した。
マ「本当にごめんね…こんな困らせるような事しちゃって」
マイは深く頭を下げ、謝罪した。アイもペコッと小さく頭を下げる。
コ「良いの良いの! もう過ぎた事だし…」
マ「勝手で本当に悪いんだけど…私たちの事を話したいと思う。聞いてくれる?」
俺たちが頷くと、視線を真っ直ぐにしながら話を始めた。
あれはね…もう四年も前の事だっけかな…
私は無愛想かもしれないけど、昔はこんな無愛想なんかじゃなかったの。
もっと愛想が良くて、明るい女の子だったと思う。
そんな私にはずっと一緒にいる、親友とも呼べる存在の子がいたの。
私はその子といつも一緒に遊んでた。遠くにだって遊びに行った。それだけ仲が良かったんだ。
でも…そんなある日、すべてを壊すような事故が起きたの。
その日、私とその子は変わらずに一緒にいた。そして、道路を歩いてたの。
そうしたら…車が物凄い勢いで私たちにぶつかってきた。
幸い私には命に別条はなくて、骨折だけで済んだ。
私の親友は…その事故で、亡くなっちゃったけどね…
悔しくて。生きた自分が嫌で。
その事故がきっかけとなって、明るい私は心を閉ざして部屋に閉じこもるようになっちゃった。
その時に、勇気をくれたのはアイだった。私の代わりに、自分が外に出てくるって言ってくれて…
とても嬉しかった。
昔のアイは今のアイとは違ってね、大人しくて物静かな子だったよ。
アイも色々悩んでてね。周りのみんなから虐められて、外に出れなくなってた。
でもね、ある子がアイに勇気をくれた。それは…あなただよ、ヒビキ。
あなたの言った事が、アイに勇気を与えてくれたの。それからアイはあなたにメロメロ。
それでも…自分とは真剣に向き合ってたよ。
ヒ「……アイ、そうだったのか…なんか、ごめんな」
コ「そんな事があったなんて…ごめんね、アイちゃんと…ごめんね」
アイは首を振ると、こう言った。
ア「あの時、テレビでヒビキくんを見てから憧れたの。その憧れが好きになっちゃって…
運が良い事にやっと会えたから一人占めしたくなっちゃって…」
コ「アイちゃん、あなたは良い子だよ。その気持ちを大切にして? とっても素敵だよ」
コトネが微笑むと、アイも微笑んだ。
この二人の双子にはこんな悲しい過去があったけど、これからも頑張ってほしい。
ヒ「それじゃあ、帰るよ。元気でな、二人とも」
コ「また会おうね」
その言葉を言うと、家から出た。そういえば…明日は久しぶりに雨らしいな。
続く
あとがき
今回の話がよく分からなかった人の為に、簡単に説明したいと思います。
アイとマイは、昔と性格が変わっている。そして、辛い過去があった…
って感じですね。えっ?君の説明は分からない?やだなあ〜そんなこと言わないd((
…本文を読み返してみると良いと思います。うん。
次回は恋愛章最終話です!!恋する乙女は可愛いと思う(私を抜いて…)
私もこう見えて恋してますよー!…片思いですけど…
ではまた次回!!さよなら!!
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