二次創作小説(紙ほか)

Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 ポケモン×東方編 ( No.207 )
日時: 2016/03/13 11:15
名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA (ID: x8l1Qes7)

>>205 冬夜くん
待っててくれてありがとう!お待たせしましたー!!
筆者の私が言うのも何なんですけど、ヒビキが助かって本当に良かったと思います。
もうヒビキの心の中では感謝感謝だと思うよ!!
本当に異常現象だよ!!どうしたらいいんだろうかあああああああああ!!!!人間じゃどうにもできないよ…
更新頑張るね!!ありがとう!!


>>206 天乃ちゃん
みんなハッピーエンドを望んでるかと思ったからね!私的にバットエンドは嫌いなんだよねえ
メンタル潰されるのが一番効くと感じてこれにした!メンタル潰されるのは心に痛いけどね…
さー!ここからどんどん異常現象が起きてきます!!ヒビキたちはこれに立ち向かう事ができるのか!
更新頑張るね!!ありがとう!!


前回→>>204


85話:紅色に染まった空

ポケモンが消滅した事は瞬く間にニュースとなり、世界中がパニックになっているようだ。
ヒビキとコトネは気分が晴れないまま、シルバーも呼んでコトネの家で蹲っていた。
コトネは毛布に包まり、声を殺して泣いていた。俺も泣きそうで、喉の奥が熱くなった。
シルバーは窓の外を眺めて、心配しているかのようにコトネを見ていた。

ヒ「……あのさあ…俺ら、これからどうやって生きていけば良いんだろうな」

シ「……………」

コ「………っ…ぅ……」

ヒ「だってそうじゃないか? ポケモンがいたから俺たちは充実した生活を送ってたんだよ。だけどさ…
  ポケモンがいなくなったから、どこにも行けないよな。コガネシティにも、カントー地方にも」

シ「しかもこんな雨だ…ポケモンが居ても行けないかもな。家の中に閉じ込められっぱなしさ」

ヒ「本当に、どうすれば良いんだろうな…なあなあコトネ、なんか言ってくれよ」

コ「…ぅ……ぁ……」

シ「そっとしといてあげろよ。ポケモンが居なくなって辛いだろうし」

ポケモンが居なくなったという事実は、ヒビキたちにとって精神を崩壊させるほど辛いものだった。
ニュースでやっている情報によると、精神病院に行く人が急増しているらしい。満席との事だ。
コトネだって、過呼吸なんかになったり叫んだりしたら精神病院行きだろう。

ヒ「そう、だよなあ……コトネ…俺たち帰ったほうが良いか?」

シ「そうだな、コトネの精神状態も心配だし、帰るか」

コ「……まって…まだ、かえらないで」

シ「…じゃあ、コトネが泣き止むまでここに居るか。いつもは魔理沙やアリスが居るからな」

ヒ「そういえば、魔理沙とアリス (?) ってどこ行ったんだ?」

コ「まりさは、ようじがあってでかけて…アリスはびょういんにいった。しりあいがいるんだって…」

ヒ「そっか…」

ヒビキとシルバーはその後いろいろ話して帰って行った。もう夕方って事もあった。
コトネは悲しい感情を抑えながら鏡を見た。目は赤くなり、腫れぼったくなっていた。酷い顔だ。

コ「…もう最悪…なんなの、一体…」

魔「最悪って何が最悪なんだ?」

コ「そりゃあ…ポケモンがいなくなった事に決まって…え?」

魔「ただいま、コトネ。アリスと一緒に帰って来たぜ。結構雨強かったしな」

コ「…ねえ、魔理沙…魔理沙のポケモンは、無事だったりするのかな?」

魔「えっ、あ…いや、そのー…いなく、なっちゃってさ」

ア「まったくよ」

魔理沙の後ろから、アリスが入ってきた。ちょっとばかり雨にうたれたのか、服が濡れていた。
それよりも、聞きたい事が沢山あった。コトネが口を開こうとすると、どこからか爆音がした。

コ「なっ…何!?」

ア「近くで爆発でも起きたのかしら…」

コトネが窓に近づいて外を眺めた。だが、それっきり動かず、突っ立っていた。

コ「……………」

魔「コトネ、どうかしたのか? そんな窓のとこに突っ立って……は?」

ア「ちょっと…コトネ、魔理沙、どうしたのよ。何かあったの? …何よ、これ…」

魔「アリス…これって、まさか…」

ア「いや…そんな事は無い筈…だって…」

コ「雨、降ってるのに…空が凄く紅い…」

空は紅く染まっていて、あの曇った暗い空は無くなってしまった。しかし、雨は依然として降っていた。
魔理沙とアリスは険しい顔をしながら、顔を見合わせていた。また…? と言うかのように。
ボケーっとしていると、強い光が部屋の中を包んだ。光の威力で目が眩む。
でも、その後何事もなかったように光は消えていった。しかし、空の色は変わってはいなかった。

魔「レミリア…お前またやったのか…?」

魔理沙がボソッと呟いた。レミリア? と思いながら、コトネは魔理沙を見つめた。
この異常現象は一体なんなのだろうか。これとそれとは魔理沙達が来た事と関係はあるのか。
ポケモンがいなくなったのは、何が原因だったのか。そんな事を考えながら、コトネは紅い空を眺めた。
魔理沙とアリスは焦ったような困ってるような顔をしていた。

この世界に、何が起きているのだろうか…



続く


あとがき

えっ?レミリアさん…あなた、前に何やったの?っていう今回でしたね!何なんでしょうかね。
コトネにとっては空が紅く染まるのは初めての事ですから、おかしい事にしか感じられないんでしょうね…
おかしい事っていうのは、現実味が無いみたいな事ですね!普通こんな感じになりますよ、そりゃ。
次回、何が起こるのでしょうか?異常現象が重なっていくのでしょうか…
それと、私たち、ゆーいとAliceの都合によって、更新日が不定期となりましたあああああ!!
本当にごめんなさい。ちょっと忙しさとかが増しちゃうんで、更新速度が遅くなります。
できるだけ…1週間に1回は投稿したいと思いますのでよろしくお願いします!!
>>0 のお知らせのとこにも書いてあります。

ではまた次回!!さよなら!!


次回→>>210