二次創作小説(紙ほか)
- Re: ヒビキたちの物語 ( No.22 )
- 日時: 2016/05/05 12:00
- 名前: ゆーい (ID: hfVure16)
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12話:罰ゲーム!! シルバー編 (他?)
まだ俺たちの戦いは終わっていなかった。少し悪いけど…コトネがじゃんけんが弱くて話にならない。
別にコトネのことを悪く言っている訳じゃない。ただ…コトネは昔からじゃんけんが弱いからなぁ…
ヒ「レッドさーん…、もう終わりにしませんかー?俺もう疲れました…コトネしかビリになってませんし…
それと、コトネがかわいそうになってきたというか…俺もつまんないですし…」
言っておいた方がいいよな、と思い俺はレッドさんに言った。
するとレッドさんは少しばかり考えたあと、口を開けた。
レ「そうだな、じゃあコトネちゃんがビリになったとしても三番目の人が罰を受けるってことにしようか。
確かにコトネちゃんがかわいそうだしね。と、いうことは…」
そう言うと俺とコトネとレッドさんはシルバーの方を向いた。
シ「…え!? いやいや、んなわけないって! だって…」
そこまで言うとシルバーは、言葉がつまってしまった。
レ「だって?」
「え、いや……わかりました、わかりました。罰を受ければいいんだよな。そうすれば満足だよな」
と嫌々そうに言った。レッドさんは顔を明るくしてこのカードから選んでというように、
三枚のカードをババ抜きのように差し出した。すっとシルバーがカードを引き抜く。
シ「…これでいいか」
適当に抜いたようには思えなかったがセリフ的に適当に抜いたように聞こえた。
すると、シルバーの表情が変わった。
レ「シルバーくん、残念。悪いの引いちゃったな」
ちょこっとコトネ覗いた。コトネは苦笑いした。そして、
コ「ドンマイ、シルバー」
俺もなんだ、なんだと思い、覗いてみた。書いてあったことは…
[みんなと別れるまで、語尾に「にゃん」をつけること]
…なんだこれ。レッドさんの悪趣味か? そしたらレッドさんってそうとう…いや、止めておこう。
シルバー、本当ドンマイ。シルバーの方を見たら泣きそうになっていた。
シ「やんなきゃダメ?」
レ「うん、ダメ」
シ「そんなぁぁぁぁぁー!!」
レ「もう始まってるぞ」
シルバー「…ニャン」
やりとりが…
コ「シルバー、意外にツンデレだからなー」
いつまで続くんだろ、これ。
レ「ヒビキくん、今日泊まっていい?」
ヒ「え?」
レ「泊まっていい?」
どうしたらいい? どうしたらいい? どうしたらいい? どうしたr…
そんな単刀直入に言われても困るんだけど…
ヒ「い、いいですよ。親いませんし」
まぁ親がいないし、寂しいし、しょうがないから…
コ「じゃあじゃあ!! 私たち二人も泊まっていい!?」
…絶対言うと思った。俺は頷いた。
コ「やったー!! シルバー、泊まるよ!!」
シ「はいはい、ニャン」
なんかやばいかも…
続く
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