二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 ポケモン×東方編 ( No.227 )
- 日時: 2016/03/24 10:07
- 名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA (ID: Lr4vvNmv)
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>>223 冬夜くん
咲夜さんとヒビキの強さの差があるからね…ってゆーかヒビキが危ないいいいいいいいいい
今回助けが来ると思うけど…早くしないと死んじゃううううううう
繋がりがある根拠が話で色々出てきてるよ!
×東方編の一番最初、74話>>165でニトリがポケモン界に行くマシン作ってるからそれがヒント!
あと妖夢と早苗の回でもヒントが出てきてるよー!…さあ、黒幕はもうわかってるよね…
更新頑張るね!ありがとう!!
>>224シロマルさん
ヒビキが死にそうだよ!本当にヒビキ死んじゃうかもだよ!ヒビキが死ん((うるっせー
咲夜さんが強いのは、アニメの方で影響されたからねーナイフの扱いが凄く上手いです。
私もとにかく逃げるで!でも数秒で捕まりそうwww
更新頑張るね!ありがとう!!
>>225雪ちゃん
ヒビキがー!!咲夜さんにー!刺されちゃったよー!ヒビキー!!
出血大量、多量で死んじゃう…こういう刃物で刺された時は抜いちゃいけないんだよね…うん。
やばいやばいやばいやばいやばいやばいやば((
ヒビキは自分に危ない物…ナイフがが刺さってるって感じて反射的に抜いちゃったんだ。
あああああああああポケモンのヒロイン可愛いいいいいいいいい可愛すぎて死ぬうううううう((キモい
更新頑張るね!ありがとう!!
>>226 天乃ちゃん
もうヒビキは反射的に抜いちゃったからね…本当は抜かないほうがいいってわかってる筈なのに…
人間って恐怖に陥ったりパニックになったりすると反射的になっちゃうものだと思う。
きっとその二人のどちらかが助けに来るよ!でも早く来ないとヒビキが死んで……
世界守りたい一心ってよく出てくると思う。ヒビキは咲夜が強いって知ってると思うんだけどなー…
更新頑張るね!ありがとう!!
前回→>>222
90話:大惨事
ヒビキからのメールが来なくなって暇人になってしまったコトネは、魔理沙とアリスと駄弁っていた。
ヒビキに、無理矢理ついていくと怒られそうだから行かなかっただけという理由もある。
でも今思えばヒビキについていけばよかったと後悔している。…シルバーに行ってもらおうか?
シルバーならヒビキと連絡がとれるかもしれない。一回シルバーにメールをしてみる事にした。
>>コトネ シルバー!
すぐに返事は来なかったが、数分経つと返事が来た。
>>シルバー なんだよ
>>コトネ ねえ、ヒビキくん知らない?
>>シルバー 知らん
>>コトネ じゃあさ、探してきてくれないかな
>>シルバー 絶対やだ
>>コトネ おねがいだよー
>>シルバー 俺今忙しい
>>コトネ その辺に空き地ない?
それからの返信は遅かった。先程まで十数秒経てば来ていた返事も来なくなってしまった。
本当に忙しいのだろうか…やはり無理に言わない方が良かったか。
>>シルバー ごめん、返信遅れた
>>コトネ 忙しいなら、良いよ?
>>シルバー いや、そのさ
>>コトネ なに?
>>シルバー 今メイド服を来た女性に話しかけられたんだよ
>>コトネ で?
>>シルバー 近くに人が倒れてるって言ってる
>>コトネ え!? じゃあ早く助けを呼ばないと!
>>シルバー 今から俺が助けるから安心していい
>>コトネ できればヒビキくんを探しててくれると嬉しい
>>シルバー 時間があったらな
これもシルバーなりの優しさなのだろう。素直じゃないところはいつまで経っても変わらない。
シルバーがヒビキを見つけてくれるとありがたいのに…
シ「…はあ…えっと、此処の奥にいるんだよな? あの、本当に此処にいるんです…か? …あれ?」
シルバーが後ろを振り返ったとき、さっきまでいた女性は消えていた。足音はしなかった筈だが…もしや、
自分が帰る足音に気づかなかっただけか? まあそれでもいいやとシルバーは女性の事を諦めた。
とにかく倒れてる人を救出してさっさと帰ろう。今日は家でゆっくり過ごす予定だったのに…
シ「………なっ…!!」
奥に入って、シルバーは目を見開いた。そこに居たのは─────────ヒビキだった。
よろけながらも走ってヒビキのとこへ寄る。服がナイフで止められていて、体中血だらけだった。
力を出して壁と服に深く刺さっているナイフを一本一本抜いていく。もう力に任せるしかない。
早く助けなければいつ死んでもおかしくない状態だ。ナイフの音が部屋に響き渡る。
シ「くっそ…! こいつ何やってんだよ…!」
やっとナイフを抜き終わる。ヒビキの体は支えるものがなくなり、下に倒れ落ちた。シルバーが支えた。
ヒビキを起こす為、必死になって名前を叫ぶ。しかし起きない。体をぶんぶん揺らしても起きない。
まさか、死んでないよな? でも身体にはまだ温かさがあった。まだ希望はある。
血が出てるから、近くにあった包帯でなんとか血を止めるようにした。でも、血は止まってはいなかった。
シ「おい!! ヒビキ起きろよ! 何やってんだよ! おい! …ヒビキ…!!」
すると、ヒビキの瞼が開いた。半開きの瞼だが、瞳がこちらを見つめているのは確かな事だった。
シ「ヒビキ!! お、お前…!」
ヒ「シル、バー……うっ…」
腹の傷が痛むのか、顔を顰めた(しかめた)。見てるこっちまで腹が痛くなってくる。
シ「…ヒビキ、大丈夫かよ…なんでこんなに怪我して…」
ヒ「…ちょっと……いきなり、敵に…やら、れて…」
痛みを堪えながら言葉を紡ぐ。もうヒビキの体は限界だった。喋るのもままならないくらい傷が深かった。
血もまだ結構出てる。包帯の量だってもうそんなにないから止血はできない。
なんでこんな事になってしまったのだろう。一週間くらい前まで平和な日常を過ごしていたのに…
全部その日常を奪われた気分だ。コトネも元気がない。ヒビキだってこんなに怪我している。
救急車を呼ぶにも病院は混み混みだろうし…このままじゃ本当にヒビキが死んでしまう。
シ「そうだ…! コトネに、連絡っ…!!」
ヒ「…ま、って…シルバー…」
シ「…っ……!」
ヒビキがヒューヒューと苦しそうに呼吸をしながらシルバーを止めた。早く、早く、早くしないと…!
シ「待ってじゃねえよ! 待てるわけないだろ!? お前の体が心配だから急いでんだよ!!」
ヒ「だからっ…待って、って…言ってるだろ…!!」
大きな声で叫ばれる。焦っていた気持ちもヒビキの言葉でかき消された。
ヒ「コト、ネに……これは、魔理…沙たちに…任せろ…って…言って、おいてほし…んだ…」
必死に口を動かすヒビキを、シルバーは怒りと焦りが混じりあった顔で見つめていた。
シ「分かった。コトネにはそう言っておく。だから…お前は大人しくしててくれ…!」
ヒ「…頼ん…だ、ぜ…」
ヒビキが瞼を閉じると、コトネにメールを送る為、メールフォームを開いた。
しかし、それを遮るかのように突然上から大きな物音がした。物が天井から落ちてくる。
上から落ちてくる物を素早く避け、外へと逃げる。コトネへ連絡する前に救急車を呼ぼう。
もう一度建物を見ると、壁は崩れ落ち、酷い有り様だった。…これは、もう…大惨事だ。
続く
あとがき
シルバァアアアアアアアアアア!!お前むっちゃいい奴だな!見直したぜ!((作者だろ
まあね、ヒーローは遅れて来るものだからね。シルバーはヒビキを助けるのが掟だよ!
本当はナイフは抜いちゃいけないのにヒビキは抜いてしまったので出血が酷いです。
それわかっててやる私は酷いと思うけど、許して読者さん。
ヒビキは傷が酷いからもう戦えないなー…ヒビキファン、ごめん。
ではまた次回!!さよなら!!
次回→>>232