二次創作小説(紙ほか)

Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 ポケモン×東方編 ( No.249 )
日時: 2016/04/09 12:49
名前: ゆーい (ID: hfVure16)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940

解説 1→>>248
シルバーの哀歌 2→>>245

はい!みなさんどもです、毎度お馴染みゆーいです!!えっ?何?お馴染みではない?まあまあ気にしない
今回はシルバーの哀歌を解説します!
みなさんお気づきかもしれませんが、これはボカロ曲をもとにしたものです。曲名はあえて挙げてません
シルバーを主役にして、自分なりに解釈してみたいなって思ったのが始まりなんですけどね。

じゃあ、注意を言わせていただこうと思います。
・死ネタあり
・シルバーが暗い
・ヒビキも暗く
・コトネが死んでいる
・こいつらどうしたの状態
・作者って馬鹿なの?状態
・哀歌=エレジー
・解説は見にくい

著作権に引っかからない程度に書いたものです。あまり解釈になってないかもしれませんが、
最後まで見てくださると嬉しいです!どうかよろしくお願いします!!
上の注意点でダメだった方は無理して見なくても大丈夫です。

今回は、シルバーの哀歌 2の解説です。
では、どうぞ!!



シルバーの哀歌 2 解説


屋上ってこんなに風吹いてるもんだっけ… ←屋上はシルバーにとって行きたくない場所
ただ単に俺がそう感じてるだけか? ←何かを考えたくない
この屋上に来るのはあの日以来か ←あの日=コトネの死んだ日
この、コガネシティの屋上に来るのは… ←コガネシティのデパートの屋上


そんな事を考えていた、そのときだった ←そのままの意味
少女の影が幻覚として見えた ←少女=コトネ
あの轢かれるときの少女の───── ←轢かれる=コトネは交通事故で死んだ


「っ…ダメだ…! 思い出しちゃいけない…!」 ←その時を思い出したくない


「シルバー…なのか?」 ←ヒビキィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ


後ろから声がした ←ヒビキが後ろから向かってくる
俺に話しかけてきたのは、ジョウト・カントーと制覇した少年、ヒビキだった ←ヒビキ


「奇遇だな、こんなところで会うなんて」 ←たまたまヒビキもここへ来た

「…あいつ…あっちの世界でも上手くやってんのかな」 ←あっちの世界=あの世


「…………………」 ←黙り込むシルバー


「黙るなよ! 冗談だって…冗談…」 ←冗談と誤魔化すヒビキ

「なんで…なんであいつなんだよ…」 ←ヒビキもコトネが死んだ事を悔やんでる


俺らの声は、お前に聞こえているのか? ←コトネにはこの苦しい気持ちが伝わってるか?
お前には、耳に悪いノイズの様にしか聞こえないよな ←耳障りでしかないよな
…聞こえて、ないよな ←いや…聞こえてないよな

だって ←だって
俺らが殺した様なもんだから ←自分たちを責めている


「いつまでもここにいても仕方ないし、帰る! じゃあ、またな」 ←帰るヒビキ


ヒビキはそう言うと、帰って行った ←上に同じ
愛想笑いをしながら ←苦しそうに微笑んでる
少しの涙を流しながら ←ヒビキは気づいていない


─────・・・


『ごめ…シルバー……』 ←泣いているコトネ


『別にいい。俺、お前に興味ないし』 ←不満

『それに、お前に泣かれても何すればいいかわかんねえし』 ←腹が立っている?


『で、でも…! ──シ────事─』 ←途切れ途切れのコトネの言葉


アイツはあの時なんて言ったんだろうか…今の俺にはわからない ←無理に忘れている
俺の心は霧のかかった様になっていて… ←曇っている
前が見えない ←先が見えない
前に進めない ←歩けない
心の奥から何かを伝えようとしても、駄目だ ←本当の気持ちを伝えられない



─────・・・


ここは、どこだ…? ←どこ?
俺が目覚めた場所は、コガネシティだった ←コガネシティ
今は朝の早い時間…どうやらこれは、夢の中のようだ ←朝のコガネシティ

目の前には、心から好きな少女が笑って立っている ←コトネ
その少女は俺に笑いかけると、スタスタと朝焼けの中に去っていく ←シルバーの前から去る
それはまるで、朝焼けに溶け込みながら消えていく様な感じだった ←死んでしまう
俺はその背中を追いかけなかった ←死ぬ人を追いかけない
…いや、追いかけられなかった ←追う事ができない
少女は俺を残して、溶けていくように一人で消えていった ←一人で死んでしまった


─────・・・


「はあ…!! はあっ…!! ……また…この夢かよ」 ←シルバーは苦しめられている


先程のは、本当に夢の中だった ←さっきの夢
あの夢を見るのはこれで…… ←数えている
数えきれないくらい見ている ←何回も見ている
アイツが死んでから毎日のように見ているから ←死んだ日は丁度一年前

心臓の音が高鳴る ←コトネが死んだのがシルバーの心を痛めつけている
俺しかいない静かな部屋で、焦るような呼吸だけが聞こえる ←シルバーの心

昼間、ヒビキが言っていた言葉を思い出した ←印象的だった


『…なんで…なんであいつなんだよ…』 ←ヒビキの言葉


その時のヒビキの表情は、苦しそうにもがく人の様だった ←相当辛そう


「……なんでっ……なんでお前だけ逝っちまうんだよ…!!」 ←コトネは死んでしまった

「勝手に一人で逝かないでくれよ…!!」 ←コトネは一人で死んだ


俺の叫びは、静かな部屋の中で乱れる呼吸と共に大きく響き渡った ←乱れてる


「………ぁ…! …く…っそお…!!」 ←やっぱり悔しいシルバー


過呼吸になりかけ、声が出ずらくなる ←胸が痛い
そんな俺に、過去の幻覚が容赦なく襲ってくる ←幻覚すらみえてくる


『シルバーったら…私はここにいるよ』 ←過去

『………なんで、そんな事言うの…?』 ←死ぬ前日

『言葉、出てこないよ…ごめんね、シルバー』 ←死ぬ当日


「な、んで…! 俺、あんな事言ったんだ…!」 ←後悔


『俺は…お前の顔なんか見たくないんだよ! …俺の前から消えろよ…!』 ←怒ってる?


あの時の自分の言葉が耳から離れない ←相当後悔している
体に染み込んでいて離れない ←傷ついている


そのすぐ後に、アイツは俺の前から消えた ←コトネが死んでしまった
アイツが死んだ日…その日の夜、夢の中でアイツは俺に言った ←夢での出来事を語る


「シルバー…ごめんね。これで、君とはお別れだよ」 ←お別れの言葉


なんで ←「なんで」

お別れなんて言うんだよ ←「お別れなんて嫌だ」

まだ本当は一緒にいたいのに ←「別れたくない」

君の声が ←「コトネの声が」

聞きたい ←「聞きたいんだ」


「もう一度、お前の声を聞かせてくれよ…なあ!」 ←「会いたい、コトネ」



解説 3に続く→>>251