二次創作小説(紙ほか)

Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 ポケモン×東方編 ( No.254 )
日時: 2016/04/12 20:09
名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA (ID: hfVure16)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940

>>253 冬夜くん
やはり君は本編を楽しみにしていたのか!私はそれを予想していたぞ冬夜氏!!
まあ、短編ではコトネちゃんが死んでるからね…本編ではバリバリ生きてるから今のところ心配ない。他の話を楽しみにしててくれると嬉しい!おなしゃーっす!
次はヒビキ視点だけど投稿するのは相当先かな!それまで待っててね!!
質問に対しての返答!
Q. シルバーの哀歌で結局何が欲しかったんだろうってあんだけど、これは見返したってことか?
A.シルバーは見返したんだよ。
スーパーマサラ人って、もう人間じゃねえ!って思うのは私だけ?(;´・ω・)
続き全裸待機だと…!?ありがとーござまーす!更新頑張るね!!


前回→>>252


97話:駆ける魔法使い


パチュリーは不機嫌になりながら水晶を見つめていた。そのパチュリーの居る病院に魔理沙とアリスも居た。


魔「なあ、パチュリー」

パ「何よ。今集中してるから話なら後にしてほしいんだけど。…まあいいわ」

魔「あのさ、霊夢と妖夢は今エンジュシティにあるスズのとうにいるんだよな?何も見えないんだが」

パ「さっき着いた筈だと思うんだけど…何処にもいないのよ。だから今探してる途中」

ア「それって…まさか霊夢と妖夢が負けたってことになるんじゃないの?」

魔「霊夢と妖夢が…? そんなわけないだろ!? あの霊夢と妖夢、実力者二人が負けるわけない!」

パ「いや、負ける可能性だってある。今あの二人はポケモンの能力しかもっていないから」

ア「つまり、どういう事よ」

パ「…相性が悪いって事。妖夢は多分ゴーストとはがねってところじゃないかしら?」

魔「だから相性はよくないって事か。あり得なくもないけどさ…」

ア「霊夢が負けたところなんて見たことないわよ。一回魔理沙に負けたって話は聞いたことあるけど」

パ「でも相当レミリアとの相性が悪くない限り負けることはないと思う。でもなんで誰もいないの…?」


魔理沙 、パチュリー、アリスの三人には不思議で仕方なかった。霊夢と妖夢は実力者だからだった。
パチュリーは机を指でトントンと叩く。パチュリーがイラついているときの仕草である。
魔理沙は部屋の中をうろうろしているし、アリスは水晶を睨んでいた。誰もが焦っている。
その時、魔理沙が何かを気付いたかのようにあっと声を上げた。


パ「い、いきなりどうしたの? なにかあった?」

魔「スズのとうに誰もいないってことはどこかにいるんじゃないか!? そこを探し当てれば…」

ア「なるほどね! 魔理沙珍しく頭回転してるじゃない!」

魔「珍しくってなんだよ…年中頭回転してるっての」


しかし、魔理沙の意見にパチュリーは首を振った。そして、こう答えた。


パ「ごめん、魔理沙…そのことなんだけど、これは霊夢と妖夢の二人を見ているのよね。だから…その…
  霊夢と妖夢がいるのは、今この水晶に映っている場所。霊夢と妖夢は絶対にここにいるのよ」

魔「嘘…だろ? じゃあ、霊夢たちは姿を消されたってことになるんじゃないのか…?」

ア「ちょっ…! そんなこと言ったら誰一人レミリアに勝てないわよ!!」

魔「そんなこと言われても困るぜ! だって仕方ないじゃないか。そういうことしか考えられないもん」

パ「いきなり女の子口調にならないでくれる? 魔理沙だと違和感あるのよね。だからやめて」


魔理沙をさりげなく侮辱すると、水晶から目を離した。魔理沙はというと、大分ショックを受けている。
これは魔理沙の言う通り、霊夢と妖夢はレミリアに姿を消されたということになってしまう。
でもよく考えてみる。レミリアにそんな能力はあっただろうか? ポケモンにそんな能力はあっただろうか?
そろそろパチュリーの頭も回転しなくなってきてしまった。どうしたらいいんだろうか。


パ「あー、まったくわかんないわ」

魔「じゃあパチュリー、私が見てこようか?」


パチュリーはその言葉に呆れてしまった。魔理沙はいったい何馬鹿なことを言ってるのだろうか。
確かにそういう考えもありだ。魔理沙が確認しに行くという考え。でもパチュリーは再び首を振った。


パ「あなたまで消えたらどうするのよ。もし消えたとしても私、責任はとらないけどいいの?」

魔「大切な親友と友達だからな! 助けに行かないわけないだろ」

ア「なら私も行く。霊夢には世話になってるし、妖夢にお菓子の礼を返してないから」


ここまで言われたから、もう止める気にもなれなかった。パチュリーはゆっくりと頷いた。


パ「もういいわよ…行ってらっしゃい。水晶でアドバイスでも出してあげるから、頑張りなさいよ」

魔「パチュリー…! ありがとな、恩にきるぜ!! 行くぞアリス!」

ア「ええ!」


ここまで必死な二人はあまり見たことがない。新鮮な感じだったから見ていて楽しかったのもあった。
部屋を出て聞く二人の背中は、駆け付ける正義のヒーローのようだった。



続く


あとがき

どもでーす!ゆーいです!!二年生になって最近全く宿題がないから人生得してる気分になってます。
それよりもですね…なんか更新停止期間が遠くなくもないんですね、うん。
少しの間更新停止期間になるかもしれませんしならないかもしれません。考えておきます。
パチュリーが怒ると怖そうなのは私だけですか?魔理沙が怒ると怖そうなのは私だけですか?
アリスが怒ると怖そうなのはわt((ry
最後のはカッコよく出て行ってるっていう表現だったんですけど、伝わってたら嬉しいです!

ではまた次回!!さよなら!!


次回→>>256