二次創作小説(紙ほか)

Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 ポケモン×東方編 ( No.266 )
日時: 2016/04/19 06:33
名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA (ID: hfVure16)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940

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105話:戦いの後は?


長い戦いが終わって、ヒビキたちはワカバタウンに戻ってきた。この世界は元に戻ったのだった。
ジョウト地方もカントー地方も他の地方も復旧しているみたいで、みんな大喜びだ。だが…


魔「あのなあ! これ私のシュークリームだから! あ!それも私のとったケーキだぞ!」

ア「いいじゃない、少しぐらい取ったって…つまらない女ね」

霊「そうよ。あー…っむ! いい? あんたは人にものを譲るってことを知らないのよ」

魔「コトネにならやるが、お前らにやるとはひっとことも言ってないぞ! 馬鹿なのか!?」

パ「馬鹿って何よ。本当に少し食べてるだけじゃない」

フ「そうだよ魔理沙—! 魔理沙はケチすぎるんだよ! バーカ!」

魔「何が馬鹿だ! 私はお前らのものなんて一個も取ってないぜ!?」

パ「いつも私の図書館にこそっとやって来て本を盗んでるのは何処の誰かしら—?」

霊「博麗神社にやって来てお菓子を盗んで行くのは何処の誰かしら—?」

魔「うっ…それは…そのー…アリスじゃないかっ?」

ア「はあ!? なんでそうなるのよ! こういう時に限って最低よあんた!」

魔「いやいやいや! 私は何も最低なことなんかしてないからな! 何処が悪いっていうんだ!」

パ「全部」

霊「全部ね」

ア「全部に決まってるじゃない」

魔「コトネ—! ヘルプ—!」


って感じになっている。現在はコトネの家でワイワイガヤガヤやっているわけだ。そしてこんな現状に。
テーブルの上にはケーキやスイーツ、お肉や魚、お寿司など色々なものが並んでいた。
魔理沙は自分の取ったシュークリームやチョコレートケーキがとられて叫んでいる。
まあ幻想郷にいた時は魔理沙の方が盗みという名の罪を犯していたわけだが。それに比べればマシだ。
因みに、咲夜とレミリア、早苗、妖夢は寝ている。妖夢は戻ってくるのが遅かったのか途中参加。


コ「ご、ごめんね! 今そんな助けてられないの!! ちょ、ちょっとヒビキくんしっかりしてよ!!」

ヒ「コトネ〜! かまえよ〜!!」


ヒビキは酒入のチョコを間違えて食べてしまったのか、かなり酔っている。コトネの服を掴んで喚いている。
コトネはそんな状態のヒビキに困っているのか顔を真っ赤にしておろおろしていた。決して吐いてはいない。
因みにシルバーはヒビキにツッコミまくっていた。


シ「お前馬鹿なのか? 魔理沙よりもお前の方がよっぽど馬鹿だわ」

魔「おいシルバー余計な言葉を長々というな! 私は馬鹿じゃないぜ!? ヒビキよりよっぽどマシだ!」

シ「いやいやお前の事マシって言ってんじゃねーか! 何で怒る!」

魔「あ、そうだったのか」

シ「やっぱりヒビキよりも魔理沙の方が馬鹿かもしれないな…」

ア「シルバー、私もその意見に同感だわ。っていうか魔理沙はもともと馬鹿だから直しようがないわよ」

パ「手遅れってことよ」

シ「なるほど。じゃあもう馬鹿呼ばわりでもOKってことなんだな」

魔「シルバーお願いだから納得しないでくれ! お前だけは私の味方だと思ってたのに!!」

コ「わ、私は味方じゃないの!?」

魔「コトネこそ正真正銘の味方だぜ…私にはお前しかいないよ…」


ボケとツッコミが面白いのかみんなの笑いが止まらない。こんなに笑ったのは久しぶりのことだ。
随分と長い間暗い顔をし続けていたから。明るい顔をするのが一番いい。


コ「ねえ、みんな。今回の異常現象どう思った?」


コトネがいきなり話題を変える。今回の異常現象について話すのも結構面白くて盛り上がるかもしれない。



コ「じゃあね…まずは魔理沙から! あ! あんまり空気を暗くしちゃだめだよ!」

魔「そうだな…今回はポケモンが消えたり雨が降ったりして大変だったぜ。体力消耗した」

パ「それじゃあ私。レミリアが暴走した時は頭が回転しなくて困った。それが一番印象的だったわ」

ア「私はコトネ達が消えたことが一番衝撃的なことだったかも。恩人だからね」

霊「レミリアに負けると思って絶望してた事がショック…」

フ「お姉様は予想以上に強かったねえ。私も負けるかと思っちゃった!!」

シ「…んー…ヒビキが大怪我してたのに吃驚したな。あんな怪我したヒビキは初めて見たし」

ヒ「俺はある奴に殺されかけたことかな! あのときは本気で死ぬかと思ったわー! 死んでないけどな!」

コ「私もヒビキくんが大怪我したことに驚いちゃった! ヒビキくんに限らず私も吃驚したんだからね!」

魔「まあ様今日はまだ長いんだし楽しもうぜ!」

霊「あんたが言うな」

ア「あんたが言うな」

フ「わー! 霊夢とアリス綺麗にハモったねえ!!」


どこの家もこんな感じになっているのだろう。魔理沙の言う通りまだ今日は長い。たっぷり楽しむぞ!
戦いの後は宴に決まってる! まあ、宴ではないけど打ち上げだ!!



続く


あとがき

どんどん話が進んでいきますねー!本当は5月あたりに終わる予定だったんだけどなあ?まあいいか!
次回はほんのちょっと恋の話です。いや、恋前提の話ですね!さあ、一体誰の恋なんでしょうか!
それは次回のお楽しみですね!東方編終わりまであと3話だ!

ではまた次回!!!さよなら!!


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