二次創作小説(紙ほか)

Re: ヒビキたちの物語 ( No.3 )
日時: 2016/02/06 19:25
名前: ゆーい (ID: x8l1Qes7)

【過去編】

僕らは海水浴へと来ていた。この海はそんな深くないから僕らにはぴったりの場所だ。

「「よーし!泳ぐぞぉー!」」

海で泳ぐってことで僕とシルバーは張り切っていた。

「どっちが速く泳げるか勝負だっ!」

「いいよ!やってやろうじゃん!」

「じゃあ、コトは貝殻拾いに行ってくるね」

コトは貝殻拾いを目的にやって来たようなものだから、籠を持って行こうとしていた。

「えぇー!?コトも一緒に泳ごー?」

「コ、コトは!泳ぐの苦手だから絶対にイヤ!」

やっぱり言ってみてもダメだね、バッチリ拒否された。

「僕が教えてあげようか?コトw」

「結構なお世話です!ヒビキくんに教えてもらうなんて遠慮しとく!」

そう言うとコトネは、プイッとして貝殻を拾いに行ってしまった。


——・・・

崖の近くにコトネはいた。キョロキョロと辺りを見回すと、しゃがんで貝殻を探した。
そして、はぁ…と溜め息をし、愚痴を溢す。

「全くヒビキくんたら…コトが泳げないことも全部知ってるくせにぃ…!」

だが、それもほんの一瞬。貝殻が見つかった。

「…わー!掘ると貝殻がいっぱいある!えへへっ、沢山拾っちゃお〜!」


ーその頃ヒビキたちは?

「シ、シルバー速ー…!」

「さんざんお前に鍛えられたからな…!」

「あははっ!だけど勝負はここからだよ…っ!」

まだ決着がついていないようです…



続く


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