二次創作小説(紙ほか)

Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 *ビターメモリーズ ( No.367 )
日時: 2016/06/17 19:45
名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA (ID: hfVure16)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940

天乃ちゃんへの返信→ >>352



ヒビキの譚 3 >>346
解説2 >>365

はい!みなさんどもです、毎度お馴染みゆーいです!!えっ?何?お馴染みではない?まあまあ気にしない。
今回はヒビキの譚を解説します!!これはボカロ曲をもとにしたものです。
ちょっとわからないかもしれないんで曲名挙げます。ヒビキの譚はウミユリ海底譚をもとにしています。
前回の続きみたいなものです。

じゃあ、注意を言わせていただこうと思います。
・死ネタあり
・みんな暗い
・コトネが死んでいる
・こいつらどうしたの状態
・作者って馬鹿なの?状態
・譚=物語
・解説は見にくい

著作権に引っかからない程度に書いたものです。あまり解釈になってないかもしれませんが、
最後まで見てくださると嬉しいです!どうかよろしくお願いします!!
上の注意点でダメだった方は無理して見なくても大丈夫です。

今回は、ヒビキの譚 3の解説です。
では、どうぞ!!



ヒビキの譚 解説3



俺はバカだった


コトネの気持ちなんか何も考えてなかったんだ


コトネは誰よりも辛かった筈だ


言わなくちゃ


謝らなくちゃ
(以上、ヒビキの懺悔前半)



俺は急いだ。早くしないと間に合わないかもしれない。
昨日はコトネに逢うことはできなかった。
(もうコトネには逢えないかもしれない恐怖が募る)


コトネは成仏できていないらしい。そうしたら夢には出てこれない。
でも、コトネが成仏できないのは俺たちのせいなんだ。俺たちのせいでコトネは自由になれない。
(コトネはヒビキたちにある想いがあって成仏することができない。縛られている)


コトネの言葉を思い出す。
(昔の言葉)


俺はそのとき、みんなからチャンピオンチャンピオンと期待の言葉を浴びさせられ、辛かった。
チャンピオンと言われるのが何よりも苦痛で…
(プレッシャーなどがかかっていた。ヒビキは精神的に苦痛だった)

そんなときコトネは俺に声をかけてくれた。
(流石はコトネちゃん)



『それはね、ヒビキくんが凄いから言われるんだよ! もっと自分に自信を持たなきゃ!!』
(コトネはヒビキを励ましている)


『自分に自信なんて持てない』
(無理だ)


『言われるのはね、みんなから好かれてる証拠だよ』
(だから、言われるんでしょ? 凄いって!!)


『…! …コ、トネ……』
(ありがとう)



すごく嬉しかった。それからはコトネの言葉で元気が出て、何を言われてもどうってことなかった。
(自分に自信を持つことができるようになった)

でも…コトネが死んでからは違った。更に注目の目はこちらへと向かい、酷くなった。
コトネの言葉を思い出すが、なかなか元気にはなれなかった。
だから、その期待の目を耳を塞いでただ笑った。
(コトネはいないから。俺は無理だ。でも、笑わなきゃ)


コトネ、俺はお前に会いたいんだ
(逢いたい)

お願いだから
(なあ)





「ここは…海底……ってことはコトネに逢える…?」
(ヒビキは海底に来た)



きょろきょろ辺りを見回してみると、コトネがいた。だが、元気はなくずっと俯いている。
(ズーン……)



「コトネ、逢いに来たぞ」
(ヒビキが呼ぶ)



コトネは振り向かない。振り向かずにこう言った
(元気がない)



「…なんで来たの」
(ちょっと怒)


「言わなくちゃいけないことがあるから」
(だから来た)


「一体何を言いに来たの? 謝るのはもう十分だよ…謝って欲しくないし」
(全部私が悪いんだから、ヒビキくんが謝る必要はないよ)



コトネはわかってるようだ、俺が謝りに来たこと。
でも、今回の俺の目的は謝るだけじゃないんだ。
(それだけじゃないからこそ来たんだよ)



「……いい加減言うけど…帰ってよ! 何度も言ってるじゃん!! ここに来ないでって!!」
(コトネちゃんの不満と怒りが爆発)


「……コトネ」
(呼びかける)


「もう嫌なの! いいでしょ、もう!! 謝ってほしくないんだって!! だから、帰って…!!」
(私が全部悪いから…!お願いだから来ないでよ!!)


「コトネ!!!!!!!」
(しっかりさせる)



俺はコトネにしがみついた。心から言わなくちゃならないんだ。
(しがみつくって、抱きつくって意味じゃないよ)



「一回しか言わない、ちゃんと聴けよ!! 俺はお前のことが大切だ! なんで聴かないで笑うんだ!!」
(話を聞けよ、バカ!!)


「それは……」
(言葉が篭る)


「わかってくれよ! 間違えたくないんだ!! でも止まってられない、考えてられないんだよ!!」

「なあ、帰ってきてくれよ」
(帰る=成仏、生まれ変わる)


「…帰、りたいけど…今は、無理だよ……」

「私も、君も…苦しいのは同じ……今の私は空には登れない…帰れない」
(君たちのことが心配で仕方ないから)



コトネの言う帰れないは、成仏できない…もしくは生まれ変われないということだろう。

すると、突然波が強くなってきた。体のバランスが保てない。
(もう夢が終わってしまう、だが運が悪ければ帰ることはできない)



「…水の勢いが強くなってきた…! ヒビキくん、今なら現実世界に帰れる…!! 帰って…!!」
(コトネはそれを知っている)


「帰るにはどうしたら…!」
(教えてくれ!)



コトネが手を叩く。そうすると、いつものように灰が出てきて俺を包み込んだ。
(灰は夢の終わりを告げる)



「コトネ…! 大丈夫、心配しないで。…溺れるのは私だけだから」
(意味深なコトネのセリフ。溺れる=死ぬ、消える、いなくなる)



目を開けると、家にいた。ベッドに寝転がっている。
(夢から戻ってきた)



『溺れるのは私だけだから』



どういうことだろうか…その言葉だけが妙に心に残っていた。
(ヒビキは、コトネが何を言っているのかサッパリだった)


それからは夢を見ることはなくなった。…見れなくなってしまった。
(見たくても見ることはできない)

俺は、気持ちを伝えることができたか、コトネ…
(あの気持ち、伝わったか?)

何故か自分の物語に涙が溢れた。
(コトネのいない世界なんかつまらない)



解説おわり


あとがき

ヒビキの譚が終わりました!ビタメモはまだまだ前半戦です…!!
今回の主役がヒビキということは…次回の主役はもちろんあのみんなのアイドル、コトネちゃん!!
コトネちゃんは酷い目にあってるので真剣に書きます。可愛いからね、いじめたくなるよね((

ではまた次回!!さよなら!!


次回→ >>372