二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 *ビターメモリーズ ( No.395 )
- 日時: 2016/07/09 13:17
- 名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA (ID: hfVure16)
- プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940
たった一人で 2 >>391
解説1 >>394
はい!みなさんどもです、毎度お馴染みゆーいです!!えっ?何?お馴染みではない?まあまあ気にしない。
今回はたった一人でを解説したいと思います!ちょっとわからないかもしれないんで曲名挙げます。
この話は一人きりロックショーをもとにしています。前回の続きみたいなものです。
じゃあ、注意を言わせていただこうと思います。
・死ネタあり
・みんな暗い
・コトネが死んでいる
・こいつらどうしたの状態
・作者って馬鹿なの?状態
・バッドエンド
著作権に引っかからない程度に書いたものです。あまり解釈になってないかもしれませんが、
最後まで見てくださると嬉しいです!どうかよろしくお願いします!!
上の注意点でダメだった方は無理して見なくても大丈夫です。
今回は、たった一人で 2の解説です。
では、どうぞ!!
↓
お前は本当に愛というものを大事にしてるよ。
(みんなのことが大好きという証拠)
だけどさ、そんなお前の心はすぐに変わっていくよな。
(愛を大事にしているお前は死んでしまったから、考えが変わるんだ)
立ち直って、明るくふるまって…そんなお前が羨ましいよ。
俺は…いまだにあの日のことが立ち直れずにいる。
あの日のことの思い出を忘れてしまいそうで進めないんだ。
(忘れるのが怖い)
コトネに教えてもらった本の中でこんなことが書いてあった。
主人公は中学生の男の子で、ミュージシャンの夢を持っている。
毎日毎日楽器を使って色々な曲を弾いていた。
だが、試験に落ちた。
落第というものだ。
悔しくて、悔しくて……
そんな男の子は別の学校で必死に勉強して夢をあきらめなかった。
試験に落ちた日から立ち直ったんだ。
でも、俺はそんなに強くはない。
(簡単に立ち直れない)
「ねえ、シルバー…あなたは自分から逃げてるの? あの日の自分から逃げてるの? あの日私は…」
コトネは喋り続ける。
嫌だ、嫌だ…その先は聞きたくない。
わかってる、わかってるからもう聞きたくないんだよ。
(コトネの死を完全に受け入れられていない)
俺は目を閉じた。
(聞きたくない)
「あ、私シルバーたちに教えたよね、元気が出る歌…私はもうあの歌は歌えない」
「だから、シルバー…元気が出ないときは私の代わりにそれを思い出して歌ってみてよ」
「でさ、シルバーは忘れたいんでしょ? 私のこともあの日のことも」
(死んでいるから歌うことはできない。歌ったとしても届かないから)
「それはっ……」
「…なんてさ、逃げたいから全部そうなって壊そうとするんでしょ?」
(全部そうなって=現実から目をそらす)
コトネの言ってることはすべて事実だった。
「…っ………」
あの日の夕焼け色がまだ消えない。
声が張り付いて、目に焼き付いて……移しているのだ。
(シルバーの心に移している、写している、移している)
「お前だってさ! 俺らのこと見ようともしないじゃねえか!! 見えてんのか!? 見てないのか!?」
外を見てんのかと叫ぶ。
(外=現実世界のこと)
「見てるよ」
コトネが俯きながら言った。
「ずっと見てるけど…もう死にたいの。私はもう死んでるけど、あなたたちのことが心配で死ねない」
「姿を消して、影として見てるの」
「だから、もう逃げないで…向き合って……昔と変わらないでほしい……」
(もう、私も体を保つのが限界だから)
あの辛い思い出から逃げない…消えないから……ってことか?
俺も、あの日から変わりたくない。
またあの日のように歌ってくれよ、変わりたくないよ……
(歌って、あの頃みたいに戻ろうぜ…変わりたくないんだよ、)
俺。
解説3に続く→ >>396