二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 *ビターメモリーズ ( No.400 )
- 日時: 2016/07/18 09:16
- 名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA (ID: hfVure16)
- プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940
Aira 1 >>397
はい!みなさんどもです、毎度お馴染みゆーいです!!えっ?何?お馴染みではない?まあまあ気にしない。
今回はアイラを解説したいと思います!ちょっとわからないかもしれないんで曲名挙げます。
この話はアイラをもとにしています。前回の続きみたいなものです。
じゃあ、注意を言わせていただこうと思います。
・死ネタあり
・みんな暗い
・コトネが死んでいる
・こいつらどうしたの状態
・作者って馬鹿なの?状態
・解説は見にくい
・ハッピーエンド
著作権に引っかからない程度に書いたものです。あまり解釈になってないかもしれませんが、
最後まで見てくださると嬉しいです!どうかよろしくお願いします!!
上の注意点でダメだった方は無理して見なくても大丈夫です。
今回は、Aira 1の解説です。
では、どうぞ!!
↓
空を眺める。空の青色に、白い雲…何気ない風景なのに怖い。
自分の手のひらを見つめる。どこも怪我していない。
(事故のときの様子)
顔を上げて前を見ると、二つの背中があった。
「……ヒビキくん…シルバー……」
ヒビキくんとシルバーの背中だった。いつの間に大きくなっている。
置いてかれているのは私だけなのだ。明日へ向かってみんな進んでいく。
明日のない私はどこへ進めばいいのかわからない。死んでしまっているから。
目の前が揺らぐ。君の背中も揺れる。
(目の前が揺らぐ=涙で揺らぐ)
辛くて、悲しくて、寂しくて、涙が溢れ落ちる。
私が泣いちゃダメだってわかっているのに泣いてしまう。
(私は独りぼっちだから、寂しいよ…)
ヒビキくんもシルバーも、もっとたくさん泣きたい筈なのに我慢してるんだ。
私よりも苦しいのに、ずっと…
目の前の二人が黒い服を着て泣いている。この風景は、きっと葬式の時の風景なんだ。
ヒビキくんもシルバーも涙を隠しているのがわかる。
私も、そっと涙を隠して笑顔を作った。
私たちは涙を心の奥にしまっておかなきゃダメなんだよ。表に出しちゃいけない。
ただ隠しておくだけ……
(私が泣いたらダメだから)
死んでから最初の頃はこう思っていた。
私は全く悪くない。悪いのはヒビキくんとシルバーの方だもん。
でも、今になればそんなこと思えるわけがない。私が一番悪いのだから。
沢山意地を張って、みんなを傷つけた。その辛さを堪えていたものは全部零れてしまう。
「反省しても、戻れやしないよ……」
ヒビキくんとシルバーを眺める。
ヒビキくん…シルバー……
君を笑う、私を汚す……そんな言葉はもう聞き飽きたよ。私の心は君の背中と同じように揺れていく。
君は光で、私は影。もう二度と照らされることはない。君は私の隣にもういない。
(死んでしまったから君の隣に立つことはできない。 君=ヒビキとシルバー)
私は死んでからも変わっていない。みんなは変わっていっているのにね。
「〜〜♪ 〜♪ 〜〜〜♪」
私は歌う。君に捧げるために。この歌は絶対に届かないけど、届けようと頑張らなきゃ。
この歌はあの日歌った歌でもある。暮れた夕焼けに私たちは立ち止った。
あの赤色が今でも離れない。
(あの夕焼けはトラウマ)
みんなは私から離れていく。
どんどん遠くに行ってしまう。
待って
待ってよ
置いていかないでよ
二人の背中が光る。光じゃない私は二人みたいにはなれない。
「お願い、笑って……」
(頑張って、生きて)
私には二人の背中を見つめて願うことしかできなかった。
解説2に続く→ >>401