二次創作小説(紙ほか)
- Re:【ポケモン】ヒビキたちの物語 *笑いけ学生24時!!編 ( No.426 )
- 日時: 2017/01/21 19:30
- 名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA (ID: hfVure16)
- プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940
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122話:引き出し 5
さあ、これで最後だ。
俺らは引き出しネタと最後の戦いをすることとなる。まあ、この最後を締めるのはワタルさんだけど。
しかし! 俺は気づいたことがある。なんで教室にゲーム機とかあんの!? ゲーム機だよゲーム機!
テレビならまだわかる! でもゲーム機はないだろ…さっきのスマ○ラに使うんだと思うけど。
ヒ「ねえ、ワタルさん…俺もう飽きたんですけどどうしたらいいですか? 本当に飽きました…」
ワ「そんなこと言われても困るんだけどな…俺だってやりたくない気持ちは山々だよ? 山々だよ?」
シ「じゃあ別にやんなくても良くないか? 別にとばしちゃってもいいと思うんだが…」
ワ「ちょっと待て! 俺の引き出し忘れないであげてくれよ!! 少しかわいそうになってくる!」
グ「忘れてはないだろ。っていうか少しだけかわいそうなのな」
ワ「俺自身じゃないからな。だってこの引き出しから恐怖と狂気と悪意しか感じられないだろ」
グ「ワタルよくわかってるな。この引き出しには確かに本部の悪いとこしか詰まってないしな」
コ「豪華三点セットってところですか!?」
ヒ「なんだよ豪華三点セットって…すげえ怖いんだけど…その三点セットって恐怖と狂気と悪意だろ?」
コ「そうそう! さっきワタルさんが言ってたそれだよ! 本部って本当に怖そうだもん…」
シ「どうしよっかな…俺怖くて夜しか眠れねえよ…」
夜眠れるだけいいな!! 俺は夜眠れないときたくさんあるぞ!…もうツッコミどころがそこしかねえ!
っていうか俺疲れた。早く引き出し開けてください。ここでもう時間なくなってるんだから…
漸くワタルさんは机の前に立ち、引き出しを開けた。みんなでその中をのぞき込む。
ワ「……あ、あ……DVDがあるなんて聞いてないぞ…!? しかも二枚もあるしっ…!」
そりゃあ言ってないから知ってるわけありませんよ…!でもなんでDVDなんだろう…
特にDVDの使いどころはなさそうなんだけどな。あ、もしかしてあのDVDプレイヤーで使うとか?
でもなー…しょうがない、ここは一回ワタルさんに言ってみるか。
ヒ「ワタルさん、一回全部の引き出し開けてから考えましょうよ。そのほうが楽ですし」
ワ「そうだな。後で考えることにするか…」
二つ目の引き出しを開けた。その中にはボタン。真っ白なボタン。しかも裏に何もない!!つまんねえ!
三つ目、特に何もなし。
四つ目……
コ「ん? なんか落ちてきましたよ。…お、お守り?」
四つ目、最後の引き出しから出てきたのはお守りだった。どこからどう見てもお守りだ。なんか怖い。
ワ「うわ…まじか……なんか俺悪いことしたかなー?」
シ「しただろ。ほら、人に向かってカイリューのはかいこうせんするとかさ。本当に狂ってるわ」
コ「ちょ、ちょっとシルバー! なんでそういうこというの! ワタルさんがそんなことするわけ……」
ワ「ごめんコトネちゃん……それ事実なんだ…ロケット団に向かって…4年前にやってしまったんだ」
コ「そ、そんな……ワタルさんがそんなことを……」
なんだこの茶番。お願いだからやめてくれ。これ笑ってはいけないだから…笑えない話じゃないから…
そんな話はすぐに終わり、俺らは机の上へと引き出しから出てきたものをどさっと置く。
グ「さて、これらをどうしようか。とりあえずワタルのDVDと俺のゲームカセットは保留にしておく」
ヒ「俺の引き出しから出てきたものは、ボタンと封筒です。封筒には変な言葉が書いてあります」
コ「私の引き出しからは、ボタンと厚紙。厚紙はさっき見ました」
シ「俺の引き出しからは…ボタンと想像を超えるほどの出来のいい人形」
グ「あ、俺は『俺らが知らないと思うか?』とボタンとスマ○ラのゲームカセット…あと五千円札二枚」
ワ「みんな変なものばかり持ってるな…俺もそうだけど。俺はボタンとDVD二枚、それとお守り」
ボタンは五個揃った。…ボタンからやるか、俺とグリーンさんの封筒を回収するかどちらかだ。
グ「やっぱりヒビキの引き出しに入ってた『プレゼント(ハート)』を回収するしかないな」
コ「えっと…ボタンはどうしますか? あとで回収しちゃいますか?」
グ「ボタンはとりあえず俺とヒビキの封筒の中身を回収してからだな。そっちのほうが楽だしさ!」
シ「じゃあヒビキ、封筒開けようぜ」
ワ「破らないように開けてくれよ…破れたら終わりだからな…?」
ヒ「大丈夫ですよ…破らないようにしっかり開きますから。俺そんなに不器用じゃないですし」
俺は『プレゼント(ハート)』と書かれた封筒を開けた。プレゼントという文字に悪意しかない。怖い。
封筒の中にはちょっと厚い紙が二枚入っていた。その紙を一枚ずつ丁寧に出す。
一枚目の絵には、カスミさんの絵が描いてあった。めっちゃうまい。うますぎて笑った。
ヒ「…はいっ! ふははははっwwww ちょっとタンマタンマ!! これ描いたの誰だよwwwwww」
シ「プレゼントってそういうことかwwww これタケシが描いたやつだしなwww」
コ「タケシさん絵すっごく上手いんだねwww カスミさんの特徴とらえすぎだよwwww」
グ「すげえ上手いwww こんな上手く描けるんだなwww とりあえずタケシが凄いってことはわかった」
ワ「俺も今度タケシに描いてもらおうwwwwww」
全員、OUT!!
〜お仕置き中〜 「おうふっ!!」
ワ「凄い…タケシには凄い才能があったんだな…」
ヒ「タケシさんにこんな才能があるとは思わなかった…じゃあ、あと二枚あるから出すなー」
コ「まだあるの!? 今ので腹筋崩壊しそうだったのに!」
ヒ「が、我慢だ我慢……ここで腹筋崩壊してたら生きてけないぜ……」
二枚目の紙を出す。俺はその絵を見る前に思っていた。
一枚目の絵がタケシさん作なら残りの二枚も別のジムリーダー作なんじゃないかと。その予想は当たった。
なんと、二枚目の絵はカスミさん作。描いてある人はさっきめっちゃ絵がうまかったタケシさんだ。
っていうかカスミさん絵めっちゃ下手くそだな! 酷いわ!! 首の真ん中あたりから腕は出ないから!
でもなんで水ポケモンの絵を描くのは上手いんだよ!! リアルすぎて逆に怖い!! おかしいだろ!
グ「ちょっwwww カスミってこんなに絵下手くそだったっけwwww ひどい出来栄えだぜwwwwww」
シ「待てよwwww 水ポケモンリアルwwwwww ガチリアルだぞwww」
ワ「首から腕は出ないwwwwwww 腕は肩から出るものだからwww」
コ「しかも目がたまご○ちのめめ○ちじゃないですかwww 凄いキラキラしてるwwwwww」
ヒ「もーだめだwwww 体の形がおかしすぎるwwwwww 俺を殺す気でいる、この絵wwwww」
全員、OUT!!
〜お仕置き中〜 「いでえええっ!!」
ここから先は123話に続くぜ! そしてカスミさんの絵が面白すぎて死にそうwww
続く
あとがき
うぃっす!ゆーいです!!もう今回長く書きすぎたかもしれないから引き出しネタ話を一話増やしました。
っていうかこの笑ってはいけない編は文字数が多いね!作者の私もびっくりだよ!!
次回も長くなると思うけど見てね!
ではまた次回!!さよなら!!
次回→ >>427