二次創作小説(紙ほか)

Re:【ポケモン】ヒビキたちの物語 *笑いけ学生24時!!編 ( No.447 )
日時: 2018/03/11 20:13
名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA (ID: BgQFR77X)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940

前回→ >>446


125話:1時間目 国語


これから一時間の授業が始まる。教科は国語。どんな笑いがあるのか怖くてたまらない。

号令は「起立、礼、着席」の順でやると思ってる。絶対そうだ。日直の「起立!」が聞こえてすぐに立つ。
まぁ、普通に挨拶するんだろうなって思いながら立ったら、まさかの礼が反っていた。
反っていたというのは、前に頭を下げるんじゃなくてイナバウアーみたいに背中を反るってことだ。
俺ら五人はなんだこれって思って全員笑った。


ヒ「なんだこれっ…wwwwww」

コ「もう殺しにきているようにしか思えなくなってきちゃったwwww」

シ「ふざけんなよwwww まじクソだろwwwww」

グ「んふっwwww 反るんかいwwww」

ワ「これはいけないなwwww せめて普通に挨拶をしてくれwwww」


全員、OUT!!


〜お仕置き中〜


うん、普通に痛い。ケツがめちゃくちゃ痛い。さっきの奴思いっきり引っ叩きやがって……
俺たち五人は罰ゲームの苦しみを味わった後に疲れ切って椅子に座る。
しかし、そこでも仕掛けが待っていた。

全員が座った途端、誰かの椅子から「ブッ」と聞こえてきたのだ。俺は頑張って耐えたが、グリーンさんも「ぶふっ」と吹き出していた。


グリーン、OUT!!


グリーンさんはお仕置きを受けても、まだ笑いをこらえているように見えた。そんなに面白かったのか。
と、とりあえず授業はスタートした。何とかあと一時間乗り切ることができればいいんだけどな…

国語の担当教師はチョウジタウン、チョウジジムのヤナギさん。ま、まぁ…人生の先輩として色々なことを教えてくれるだろう。
担任がヤナギさんだからか、それからは特に何も問題が起きることなく平和に授業が進んだ。
そして、残り時間後二十分となったとき。それは起きた。


ヤ「それでは、教科書の二百ページを開いておくれ」


ヤナギさんが言った。国語の教科書の二百ページを開く。そして───俺たち五人は笑った。


全員、OUT!!


〜お仕置き中〜


いや、笑うに決まってる。だって、教科書の二百ページには女装をしているオーキド博士とキョウさんとカツラさんが載っていたからだ。
なんで国語の教科書に女装について書かれてるんだよ! だけど、笑ってはいけないだから思いっきり笑うことはできない。それが辛い。
っていうかなんでこんなにツッコミどころ満載の画像を載せてくるんだよ。


ヤ「さて、開いたかね? それじゃあヒビキくん、読んでみてくれ」


突然俺が指名される。まさか自分ご指名されるなんて思ってもいなかった。
まぁいいや。無心で読んでいれば特に何も起きることはないだろ。うん。


ヒ「…はい。『女装をする彼ら、マツバ』…んん!?」

ヤ「どうしたんだい、ヒビキくん」


どうしたも何もないですよ、ヤナギさん! この執筆者マツバさんじゃないですか! どういうことなんですか!?
いや、落ち着けヒビキ。これは別の「マツバ」かもしれない。あのエンジュシティジムリーダーではない可能性もある。それを信じて話を読むことにしよう。大丈夫、大丈夫…無心で読むんだ。


ヒ「いえ、何でもないです…失礼しました。続きを読みます。『女装とは、女性用の衣服を男性が身につけることである。この僕、エンジュシティジムリーダーのマツバは不思議で仕方がなかった。「何故男性は女装をするのだろうか?」と毎日毎日疑問に抱いていた。そこで僕は、女装について深く考えてみることにした。初めに言っておく。僕は別に女装をしたいという訳では無い。ただ、女装とはどのようなものかを知りたいだけである。
それでは、もし可愛い男の子が女装をしたらどうだろうか。沢山の女性たちが「可愛い」と言うことだろう。もしかしたら男性の中にも「可愛い」と思う者がいるかもしれない。
次に、歳をとった男性が女装をしたらどうだろう。沢山の男女が「うわ…」と白い目で見るのではないかと僕は思う』」

ヤ「ヒビキくん、ありがとう。それでは皆、下の画像を見てほしい。マツバさんが言っているのはこのことなのだよ」

グ「んぶふっ…!!」


あ、グリーンさん笑った。


グリーン、OUT!!


〜お仕置き中〜


グ「いでてててて……」

コ「グリーンさん何笑ってるんですか…! 次もし笑ったらただじゃおきませんからね! 笑っちゃうじゃないですか!」ボソッ

グ「別に関係なくねっ!?」ボソッ

ヤ「おっと、もう時間になってしまったな。それじゃあ今回はここまでだ。君たちも、女装する際には若いうちからやるといいぞ」

五「やりません……」


こうして一時間目の授業が終わった。次の授業は…理科だ。また地獄を味わうことになるんだろう。



続く


あとがき

どもです、ゆーいです!メチャクチャお久しぶりですね!…って、待たせてしまって本当にごめんなさい!!やっと更新できた…という感じです。
さて、今回は国語の授業でしたね。先生は人生の先輩であるチョウジタウンジムリーダーのヤナギさん。
結構お気に入りのキャラです(笑)
理科の授業では一体誰が先生なんでしょうかね…気になりどころですね!

ではまた次回!!さよなら!!


次回→ >>449