二次創作小説(紙ほか)

【ポケモン】ヒビキたちの物語 *笑いけ学生24時!!編 ( No.452 )
日時: 2021/03/22 22:52
名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA (ID: M80a/saL)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940

前回→ >>450


128話:4時間目 体育


美術の授業でよくわからんことが起こったが、四時間目は通常通りに行われるそうだ。何が起こるか本当にわかんね。
さっきの出来事はかなり酷かった…理科の授業をやったツクシくんは偽物だったってことだろ? …恐ろしい。
終わったことだけど、納得いかないことばかりだ。

体操服に着替え、体育館へと移動する。体育館は校舎の隣に設置されており、結構な広さを誇っている。
中は普通って感じだ。ここでも笑いの刺客が来んのか? いそうな感じはしないけど…

すると、体育館のスピーカーからある一つの音楽が聞こえてきた。


────デッデ、デレレレ〜ンレ〜ン♪


ヒ「………えっと…なんだっけこの曲……」

コ「どこかで聞いたことある曲だよね…確かなんか筋肉の芸人の人が使ってる曲だったような……」


そう、コトネの言うとおり、多分この曲は筋肉芸人が使っていた曲だ。…ということはこれから何かが起こるということだろうか。
曲を聴いていると、舞台上に半裸の男が出てきた。その人物を見て俺たちは声を上げて笑う。


全「あっははははははwwwwww」


舞台上に出てきた人物というのは、まさかのまさか、タケシさんとマチスさんだった。滅茶苦茶すごい筋肉だ。
『イッツマイラーイフ♪』というフレーズとともに大声をあげてポーズを決める。


二「いえええええああ!!!」


全員、OUT!!


〜お仕置き中〜


タ「今日は体育教師として働くことになった。ニビシティのジムリーダー、タケシだ。よろしく頼む」

マ「ヘーイ! ミーもおなじくたいいくきょーしとしてはたらくことになったヨ! ヨロシクネ!!」


なんてこった。周りを見れば俺たち七人以外に誰もいなくなってるし。いや、アフロの髪型をしたハヤトさんがいるから八人か。
待て、そんなことは今考えることじゃない。この時間をどう乗り切るかが問題なんだよ。
多分この人たちは…俺たちに無茶ぶりをしてくることだろう。それをどう上手くかわすか、だ。


タ「おい! そこのアフロ少年!! 半裸になってこっちに来い!!」

ハ「えぇ……」


突如だるそうにしていたハヤトさんがタケシさんに呼ばれる。分かりやすく困惑したような声を出したな。
嗚呼、きっと腐った根を叩き直してやるとかでも言うんだろうな。
ハヤトさんはマチスさんに上半身を脱がされて舞台上へと連れていかれた。可哀想になーと他人事のように思いながら彼の後ろ姿を見つめる。


ハ「えっと…一体何をすればいいんだ?」

マ「きょうは、ぶたのまるやきってやつをやるヨ! 今からこのボーイをれいにしてトライするからみててネ!」


そう言って二人はハヤトさんを木の棒に括り付けてぐるぐる回し始めた。おいおい、まじかまじか!!!


ハ「あっはぁああああああ゛!!!!」


ハヤトさんは変な叫び声を出して回されていた。あーあー、こりゃまずい。
けどそんなような行為を見るのが大好きなグリーンさんは結構な声で腹を抱えて笑っていた。


グリーン、OUT!!


〜お仕置き中〜


グリーンさんが頭を痛そうに摩って定位置に戻る。ぐるんぐるん回り過ぎたのかハヤトさんは気絶していた。
え、もしかして今度は俺ら…?
そう思っていたが、それと同時にチャイムが鳴り(鳴るの早くね?)、あの筋肉芸人の曲とともに二人は去っていった。


ワ「助かったみたいだな。良かったよ……」

シ「ほんとだ。一時はどうなるかと思ったな…あんなに回されたらハヤトも気絶するに決まってる」


俺たち五人はホッと息を吐いて、ハヤトさんを置き去りにし昼食を食べるために教室へと戻った。
多分ハヤトさんはスタッフたちが回収してくれたと思ってる。真相は知らない。



続く


あとがき

どもです、ゆーいです!本日は高校の文化祭の代休でした!やっとゆっくり休めたという感じです(笑)
そろそろ笑いけも終わりに近づいてまいりました。色々カットして131話で笑いけ終了です。
と、いうことは…?はい、ヒビ物の終わりも近いということです!!完結に向かって頑張ろうと思います!
ではまた次回!!さよなら!!


次回→ >>まだ