二次創作小説(紙ほか)

Re: 【HGSSキャラ】ヒビキたちの物語 R団再復活!?編 ( No.73 )
日時: 2016/02/07 13:18
名前: ゆーい (ID: x8l1Qes7)
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49話:ヒビキvsラムダ 1

ロケット団のアジトは予想以上に広く、同じような部屋ばかりだった。
こんなんじゃいつまで経ってもシルバーのところに辿り着けやしない。
というか今俺がいる場所がどこかもわからない。色々したっぱと戦いまくってたらいつの間にか迷っていた。

ヒ「どこに行ってもしたっぱだらけだし…なんなんだよこのアジトは…」

?「あ!! おまえはヒビキ!!」

ヒ「…!? …ってコトネの格好したお前誰だよ」

?「忘れちまったのか? ヒビキ。俺だよ、ラムダだよ」

ヒ「ああー、そんな奴いたなあ…」

ラ「そんな奴って扱いひどくないか?それにお前、口悪くなったなー。
  四年前はThe 男の子 って感じだったのに。今じゃこんなに生意気になっちまって……」

ヒ「この年になれば誰だってこんな感じになるだろ。俺だって4年前とは違うんだ」

ラ「そうか、そうか…そりゃ、四年も経てば変わるよな…」

ヒ「おっさんも四年も経って随分と老けたんじゃねーのか?」

ラ「本当に口悪くなったな。そうだ、お前ボス幹部のところまで行きたいんだろ?
  なら俺を倒してから行けよ? そうじゃなきゃ、着かないからな」

ヒ「おっさんがどこまで強くなったのか試してやるよ」


——ヒビキvsラムダ——


ヒ「おっさん、手持ちは変わったよな。ていうか変わらなきゃ困るんだけど。
  よし、行ってこいエレキブル!!」

ラ「四年前の俺とはめちゃくちゃ変わってる、ばかにするなよ。
  手持ちだってすっげー変わってるからな。行け! アーボック!!」

ラムダの手持ちはアーボックだ。四年前はアーボックなんていなかった。
これは強さに期待できそうだ。こっちの手持ちはエレキブル。さて、どう戦おうか…

ラ「エレキブルか…四年前のエレブーだな……懐かしいじゃねえか」

ヒ「おっさんのは新しい仲間なんだな。エレキブル! 俺らのチームプレー見せてやるぞ!」

エレキブルは俺の言葉に答えるようにこちらを向いた。その表情は真剣だが、笑っていた。

ヒ「エレキブル! 10まんボルトだ!!」

ラ「アーボック! どくづきだ!!」

エレキブルとアーボックは大きな音をたて、ぶつかり合った。煙がたつ。
暴風のように風が吹いた。エレキブルは大丈夫なのかと思い、名前を呼ぶ。
返事が帰ってきたから大丈夫だろう。安心した。でも、エレキブルは毒状態になってしまっていた。

ヒ「エレキブル! まだいけるか!?」

エ「ゥゥゥゥゥゥゥゥ………」

ヒ「無理しなくていい、お前は一旦休んでてくれ。後に繋ぐ」

エ「………………」

ヒ「心配しなくても大丈夫だ。今は毒状態だから、少し休んでてほしいんだ。…よし、いい子だ。
  戻れ! エレキブル!!」

毒状態になるとは予想外だった。確かにラムダは毒タイプ使いっぽい。
なのに俺は、毒状態になる可能性があると言うのに気をつけていなかった。ごめん、エレキブル。
…次は何を繰り出そうか。スターミーは最後までとっておきたい…それなら……

ラ「次のポケモンはなんだよ、ヒビキ」

ヒ「……お前に決めたよ、行ってこいヘラクロス!!」

ラ「ヘラクロスか……やっぱりお前の手持ちは変わってないみたいだな。
  それほど自分の手持ちが愛しいってか…いいんじゃないか、そういうの」

ヒ「大切に育ててるんだよ。ヘラクロス! メガホーン!!」

ラ「くっ…! 早い!! …アーボック!!」

ヒ「やったな、ヘラクロス! 一体倒してやったぜ!! ラムダ、次は何を繰り出すんだよ」

ラ「やられた…! さっきの10まんボルトが効いたか…!! チッ…! 行け! ハブネーク!!」

ヒ「…ハブネーク…ヘラクロス、交代だ。…頑張ったな、ゆっくり休んでくれ」

次は…やっぱりカイリューを繰り出すのがいいか?

ヒ「カイリュー、お前の強さを見せてやれ!!」

さて、ここからが本番だぜ。



続く


あとがき

次回で本編が50話ですね!!どんどん話を進めていきたいですね〜

そして!今回は ヒビキvsラムダ でした!!次回も ヒビキvsラムダ です。他の幹部との
戦いもありますよ!!

早くヒビキとシルバーの戦いを書きたいです!
ですが、それまでまだまだなんですけどねえ…(‐ωー;;)
ああああああああああ!早く書きたいいいいいいい!!!

ではまた次回!!さよなら!!


次回→>>74