二次創作小説(紙ほか)

Re: 怪盗レッド〜突発的短編小説!※リクエスト募集してます!〜 ( No.41 )
日時: 2015/03/27 16:39
名前: ニート! (ID: 2tdB3h30)

ちょっと、関係ない?オリキャラのみの話だよ
けっこう酷い内容なので心臓が悪い方はご遠慮ください

とある場所
そこは綺麗な絨毯や辺りを照らすシャンデリアがある
そう、高級ホテルの中・・・ではない
実はとある組織のアジトなのだ

ただそこにポツリとクリーム色の髪を持つ男性は溜め息をついた
彼の名はアリス、もうすぐ三十路まっしぐらである
彼の職業は小説家であり世界中を飛び回ってはその出来事を書いたりとしている

しかしそれは表の顔、裏の彼は情報提供者である
主に犯罪に手を染める者から依頼を受けたりする
同時に殺しの依頼や盗みの依頼などを受けている時点でもはや裏社会の何でも屋である
そのためか、裏では結構評判でありそこそこ有名人である

同時に彼の趣味は【シリーズ】関連の物を収集しており、たくさんの【武器】を持っている
そもそも、【シリーズ】関連の物はなかなか入手するのが難しいのだ
そのため手にいれても手離すことなどほぼなく市場に出回ることがない
直接、【所持者】から奪うことも可能だが【武器】そのものが強力のため逆に命が奪われる可能性がデカイ

ちなみにそんな彼の趣味が有名になった原因の一つである

話を戻して、彼の耳に着けている黒いイヤーカフスに機械音が響く

アリス「あぁ、レビィアか・・・どうした?なんかあったか?」

レビィア「えぇ、実はさきほどからあなたのため息が聴こえまして、なにか悩みごとでもあるのですか?」

イヤーカフスを通じて柔らかな女性の声が彼の耳に届く
彼女はレビィア、現在ジャーナリストとしてアリスとともに世界中を飛び回っている
同時に彼と同じく裏で情報提供をしている
とても魅力的な体型を持つレビィアにとってはぴったりな仕事である
しかも、薬品の技術と銃の扱いが特化しているため男性の客層から人気であった

アリス「わりぃ、ちょっと■■■のこと考えていてな」

レビィア「彼女のことですか・・・もしかしてロリコンに目覚めたのですか!?」

アリス「んなわけあるかっ!!というか、どうしてそうなっちゃうの!?ねぇ!?」

思わずツッコミが入る
普段、アリスは女性など興味を示さず、レビィアがどんなに男心をくすぐるような服を着ても
風邪引くだろ!!と言う一言いうだけである
そのためか、乙女心がまったくわかっておらず、もはや独身決定
だが、そんなアリスが女性・・・いや正しくは少女のことを心配したのだ
だからこそレビィアは驚いた

レビィア「いや、だってあまりにも珍しいことでしたので、それと貴方ならやりそうでしたので」

アリス「なんでだよっ!!なんで俺が変態前提なんだよ!!」

また、ツッコミが入る
話を少し戻すが、彼のいう■■■は最近手に入れた、
終末戦争エンデ・クリークシリーズ】 【武器・悪魔】【銘・孤独なる海竜アインザーム・ブロウメーアドラッヘ ■■■】
のことである。

■■■は、運動神経と攻撃に特化しており真正面から戦うことを得意とする
また、威力は低いものの多様多種の攻撃系【能力】も持っている
しかし、一つ大きな欠点がある
それは記憶の一部に大きな支障があることだ

本来、【悪魔】は【所持者】が変わるたび自動的に記憶がリセットされほとんど忘れるのだが
■■■の場合、記憶がリセットされずそれどころかハッキリと覚えているぐらいだ
鮮明のまま頭の片隅で強く残っていることが原因だろうか
ツンデレに近い性格からヤンデレにランクアップした

さすがのアリスはこんなことになるなど予想外であった

同時に新しい【シリーズ】のため■■■を狙う者が増えてしまった
だが、敵が増えたことはアリスは気にしない、むしろ好都合だった
今回、アリスがいるとあるアジトも■■■を狙っている一部であった

アリス「たぶん■■■は、どっか遊びに行っていると思うんだけどさ、あいつ不器用だしさ物事を上手く伝えることが苦手ってゆーか、遠回りすぎるってゆーか、なんつーか・・・単純に自分の存在に気づいてほしいがために遊び・・・いや、イタズラとかしてそうで考えると胃が痛い」

レビィア「たしかにイタズラとかでは済まされないことしそうですよね・・・ですがご安心ください!危ない物や危険な薬品や■■■が手の届かない場所に置きましたから!!」

アリス「それは安心できるのかな・・・?むしろ不安がより大きくなったような気がするんだが」

レビィア「でも、もしもの場合に備えていくつかの薬品を持たせました」

アリス「ふーん、でどんな薬品をあいつに持たせたんだ?」

レビィア「まずは、たぶんないと思うますけど風邪を引いた時のための薬と怪我をしたときの消毒液とかですね。あと、隙をついて敵が襲いに来たときの撃退用で相手の体を変化させる薬とかそれぐらいです」

アリス「後半っ!!後半が無茶苦茶おかしいんだけど!?本当にそれで大丈夫なのか!?もう完璧に■■■がイタズラするフラグがたったんだけど!!」

レビィア「ま、なんとかなるでしょう」

アリス「軽いすぎるだろっ!おい!!ったく・・・''獲物''もだいぶ集まって来たみたいだしもうそろそろ切るぞ」

レビィア「了解です!」

少々長かったレビィアとの会話を終えたアリスは歩き始める
しばらくして広々した空間にでた
そこは黒い大理石がふんだんに使われており真っ赤な絨毯の端に今にも歌い出しそうな人魚の石像
青い宝石のような物で出来たシャンデリヤがあたり一面を透き通るような青色で照らし
天井には沢山の魚が群れを成して力強く姿が描かれている
まるで海の底にいるようななんとも幻想的に思えてしまう

しかし、残念なことに幻想的な場所にいるアリスの目の前に戦うがために鍛えたのだろうか、むさ苦しい男性が数十人ぐらいいる
しかもそれぞれの手持ちには【シリーズ】関連の【武器】を所持している
もはや、雰囲気ぶち壊しである

そんな様子を見てアリスは小さく口に弧を描く
彼らは■■■という''餌''につられて来た''獲物''である
そんな''餌''に掛かった''獲物''を新鮮なうちにさばいたら美味しいのだろうか
と少々過激なことを考えつつもアリスは最初の''獲物''の攻撃をかわすと同時に足をひっかる
すると攻撃に失敗した''獲物''は転倒しアリスに背中を見せる
その瞬間、アリスは''獲物''の首元に勢いよく持っていた刃物を振り落としてー

ピクピクと痙攣しながらも僅かに動く''獲物''を横目に頬についた生温かい液を舐めりとる
口の中に広がる鉄の味を少し楽しみつつ動き出す