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「小豆アイスのこと。話を聞くんならアイス棒を捨てて来て。もう食べ終わったんでしょ？」

　いきなり、キャラ取り戻したし。

「分かったなら捨ててくるといい。そうすれば僕の話す気分も４％は増す」

　ほーい。

　超特急で捨てて、超特急で戻ってくる。

「捨ててきたよっ」

「そうか。じゃあ、５年後……１８歳の夏に話してやる」

「なん、でや、ねんっ！」

「……何が『なんでやねん』って？」

「今話してもらおうと思ったのに、何で５年後なの！？」

「Ｒ１８、つまり『対象年齢１８歳以上』。再起不能になってもいいって言うんなら、右上の『大人小説カキコ』を参照すればいい」←

「ちょっ、それ、何の宣伝！？」

「なんでもない。独楽林檎は書いていないらしい」

「小学生だしね！？」

「ああ」

　……………………じゃなくて！

「独楽林檎について話してるんじゃないよ！もっとまともな話をしようよ！」

「……そうか」（私はまともではないのか？by林檎）

　そう、そう。

　ガクガク頷いてたら、ケイが私の腕を引っ張って壁側へ。

　あのさ、この壁、トラウマがあるんですけど？

「じっとしといて」

　どーゆー意味っ！？