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ですよね〜レン君マジhsh(((

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side gack

　私達が図書館が嫌いな理由それは………両親を亡くした場所だからだ。
本当に事故だったんだ。
私は両親を幼い頃に亡くしたからあまり関係無いが、両親の様に慕って居たカイの両親を亡くした場所だ。
父親は高い所の本を取ろうとして、脚立から落下。頭を強く打ち付けてそのまま……
母親は二階のテラス席で本を読んだ後、本館に戻ろうとした時、ドレスの裾を足に引っ掛けてそのまま階段から落下。所々打ち付けたが、その時は一命をとりとめた。だがその数日後、脳梗塞で死んだ。
　それから私達は誓った。
——私達は絶対に図書館に近寄らない。たとえ大切な人があの場所に行こうとも——
私達はこれからその誓いを破る。
たった一人の大切な人の為に………

「レン！ どこにいるんだ！！ レン！！」
　カイの叫びは、図書館中に響き渡った。
　が、レンの返事はない。
「レン！！ 戻って来るんだ！」
　カイが再び叫ぶ。でも私の眼は、カイの方ではなく、その先の、開け放たれた窓を見ていた。
「カイ！ あの窓が開いているぞ！！」
　私はカイを制し、窓の方を指さす。
「まさか、あの窓から、屋敷の外に・・・・」
　屋敷の周りには囲むように真っ青な薔薇が生えている。
　その中に飛び込んで、かき分けながら無理やり突き進んでいったとしたら・・・・
　その先は、薄暗い森の中だ。枯葉や雑草のせいで、足跡がつくことはない。見つけるのは困難になるだろう。
　しかも、あの薔薇の棘は—————