二次創作小説(紙ほか)

Re: 怪盗レッドでリレー ( No.50 )
日時: 2015/06/27 09:39
名前: あおりんご (ID: i.GXPZeR)

そのまま続き

*  *  *  *  *  *
 ひゅ〜って音を立てながら、やっぱりあたしの体は落ちていく。
 ええっと、こういう時あたしにできることは……ケイヤを待つこと…。
 で、そうしながら、考えること……。
                          =バカが来ないとあたしは死ぬ!
 ああ、なんか泣ける!バカを待つ以外に方法がないって泣ける!
 まあでも仕方ない。考えるとしよう。
その1あたしはタイムマシンを作ってた
その2ケイヤが倒れてきた
その3……タイムスリップ、した?
 それなら、なんで落ちてるか、説明がつく。そういえば、話してなかったけど、あたしのうちは、築20年くらいのマンション。ちなみに、おじいちゃんのアパートがあるのは、そこから徒歩5あたしのスピードで
 マンションが建つ前に行けば、当然落ちることに…ってあれ?タイムマシンに、それを防ぐ機能、つけなっかったっけ…。
 そこまで考えたら、視界の端を何かが掠めて、背中を蹴り飛ばされた…と思う間もなく、
 ガン!
しりもちをつく。
「どんくさ…」
「おだまりっ」
 後ろで無愛想な声がしたから、不意打ちで、ひざかっくんしてやると、
「助けてやったのに…」
同じくしりもちをついたケイヤが、恨めしい目で見てきた。