二次創作小説(紙ほか)

Re: 怪盗レッドでリレー ( No.52 )
日時: 2015/07/03 19:56
名前: 独楽林檎 ◆tr.t4dJfuU (ID: vLlTyC08)

続きです!


強志side


揺れが収まって……

目の前には、ボロボロの赤いワンピースの……

「……勇香?」

アイツがいた。

思わず走り出した。

ソイツの方に。



でも。



勇香は、他の方向へ走っていく。

その先に……紅月の……娘と甥?

髪型が違うのはイメージチェンジか?

いや、この際それはどうでもいい。


……何故、勇香は此処に?


ああ。

ダメだ。謎が多すぎる。

だが、もし……もしも、また勇香と話す事が出来たとしたら……?





勇香side


さっきの地震、ヤバかったよ!なんていうか……こう……マグマを煮てチューブに詰めるような名前……


マグニチュード!


「マグニチュード150とかあったとしても可笑しくないような!そうそう!」

とにかく叫ぶっ!

「怪我が無くて良かった!何も倒れてこなくて良かった!服が燃えなくて良かった!死ななくて良かった!」

……ふう。


取り敢えず心を落ち着かせる為に空を見上げ……ん?

あれは何?

空にある赤っぽい何か……

いわゆるMHB(未確認飛行物体)?違うよね?あれって人間だから未確認じゃないよね?あれって落ちてるから飛行物体じゃないよね?




人 間 が 落 ち て る ?




「えーっ!ちょっ、これって何とかしないといけないヤツ……this is a case!」

足場!足場!またはトランポリンか大きな布か……ん?

また今度は何か青っぽいのが飛んで……あれも人間!?

それで青い人が赤い人の背中を蹴って……

赤い人がしりもちついた。

赤い人のヒザカックンで青い人もしりもちついた。


何?

何コレ?

What is this?

飛ぶのって流行ってるの?

私が遅れてるの?

……そうだ、あの赤い人は大丈夫!?

「何があったの!?」

そう言って、私はその2人に駆け寄った(割と遠かったけど走るのは得意だから)。