二次創作小説(紙ほか)

Re: 暗殺教室 〜復讐の暗殺者〜(オリキャラ有り) ( No.47 )
日時: 2016/08/07 15:04
名前: 蒼衣 (ID: EoLsx.7N)

渚side

足音に気付き、とっさにカルマ君が相手の足元を狙って低い体勢で回し蹴りをする。しかし、相手にかわされ、一旦体制を整えてあいてに向き直る。
相手はタキシード姿の老人だった。
渚「さっきまでここには誰もいなかったはず。なぜ…?」
カ「しかも気配がさっきまでしなかった…一体何者?よくわからないけど、一旦相手の動きを止めといたほうがいいかもね。こんなところで様子伺ってるの見られたら怪しまれるにきまってるし。」
そう言ってカルマ君が相手に仕掛けたと思ったその瞬間、
パンッ!
カルマ君の拳は次の班でくるはずだった零に受け止められていた。
零「…まあまあそんな早まらないでよね。」
カ「!!」
一瞬にして二人の間に現れた零にカルマ君もとても驚いていた。
後ろを振り返ると既に次の班が到着していて、零以外のメンバーは後ろでワケがわからない様子でこちらを見ていた。
僕たちも同じように零を見ていると、老人が
老「お手を煩わせて申し訳ございませんお嬢様。少々驚かせてしまったようで…」
と零に向かって深々と頭を下げた。
零「全然大丈夫だよ爺!私もみんなに言ってなかったから…」
と零が老人に向かって笑顔で返した。
零「ごめんね、驚かせて。この人は私のお父さんとお母さんの屋敷に仕えてた人で私は爺って呼んでるの。今回頼みごとをしてて来てもらったんだ。みんなが揃ったらちゃんと説明するから…」
爺「零お嬢様のお屋敷で執事をしておりました爺でございます。大変驚かしてしまいまして申し訳ございません。」
と頭を下げられて、
皆「いえいえこちらこそ…」
としか言えない状況に…
何が何だかわからなくなってきた。零に説明してもらうしかなさそうなので、僕たちはみんなが揃うまで待つことにした。