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渚side

なるべく女子は連れて行きたくないないんだよね…
ってその結果がこれですか！？
零「うん！渚君とってもよく似合ってるよ〜！」
今、僕は零の発案により、ドレスに着替えさせられている。
零の作戦はこうだった。
まず最初に今ここで行われているパーティーは企業の偉い人とかの集まりで、招待状を持った客しか中に入れないこと。零の元に招待状があるので、これは問題ないらしい。次に中に入れる人数。大体執事とかそういう付き人は一人ぐらいしかつかないんだけど、無理矢理二人で押し込むらしい。でもさすがに三人じゃ不安ということで、もう一人女子がいれば、もう二人付き人がつけられる！ということで一人男子で女装をする人が必要ということになり…
渚「その結果が今の僕…」
零「ん？なんか言った」
渚「いや、特に何も…」
男子で女装なんて僕がやらされるにきまってるから反論したんだけどな〜
渚「いや、別に男子が女装しなくても女子を一人連れてけばいいんじゃ…」
零「なるべく女子の人数減らしたいからなー」
渚「だったら零も女子なんだから全員男子にすれば…」
零「これ企業が関わってるパーティーだから、商談とか持ち出されるかもしれないからそれは無理！渚君達じゃ対応できないでしょ？」
渚「というか、女装しなくても男の人の格好でも付き人はつけられるんじゃ…」
零「女子のほうが説明しやすいんだよねー」
全部却下。
うう…なんで僕はこうなってしまうんだ
零「よし！準備完了！」

零「お待たせー」
カ「おお〜渚君似合ってんじゃんw」
渚「うう…」
磯「でも、本当に似合ってるぞ渚！」
渚「そんなに爽やかに言われたら逆に傷つくよ！」
前「とりあえずいいからさっさと行こうぜ」
男子の付き人は、この三人。
零いわく、
カルマ…一応の戦闘要員
磯貝…一番執事が似合いそう
前原…カジノで目立たなそう（執事はどうにかごまかすらしい）
とのことだった。
あと一人は執事の爺が付くらしい。
何かと本物の執事が居ないとマナーとかがわからないから、とても助かる。
特にカルマ君とか何しでかすかわかんないし…
爺「それではそろそろ参りますよ。」
ガチャ…