二次創作小説(紙ほか)

Re: 暗殺教室 〜復讐の暗殺者〜(オリキャラ有り) ( No.73 )
日時: 2016/08/25 22:35
名前: 蒼衣 (ID: h7rqA5xU)

ちょっと久しぶりの更新になってしまいましたが、頑張ります!

零side
さてと、中に入ったところで出口を探さなきゃ。
零「前原、出口がどこにあるかまず場所を把握して。それから行動するから。それまではあまり目立ったり怪しまれたりする行動するなよ。」
(零は現在男に変装中のため、言葉使い&声色が普段とは違ってます。)
前「お、おう。」
前(零にあの声で話しかけられると一瞬誰かと思ってヒヤヒヤするな…)
零「ん?何かいったか?」
前「いや、別になんでもない…って出口あれじゃないか?」
前原が指差した先には出口と思われる場所があった。
零「あそこか。それじゃ行きますか。」
零(わかってると思うけど、ここには金を求めるギャンブラーがたくさんいる。面倒ごとに巻き込まれないようにしながら、敵の刺客らしき人物には気を付けろよ。)
前(りょーかい。)
とはいったものの正直いってチンピラどもの面倒ごとなんかほとんど気にしなくていい。その代わり敵らしき人物には本当に気を付けないと。
零(全く。確かに少しバラけたほうがいいといったものの、わざわざ一人にならなくてもいいのに…)
前原は零の前方四メートルほど離れた位置で歩いている。
逆に一人でいると狙われやすいかも知れないのに、その点は考慮しなかったのだろうか。さすがに五人グループでこんなとこに来たらちょっと怪しまれるかもだけど。(ひとりで金使ってるおっさんばっかだし。おばさんもいるけど。)二、三人だったら大丈夫だろ…
ドンッ!
零(…!ヤバッ…!)
男「ああ!?誰だぶつかったやつは!」
他のことに意識が行ったためか全然見てなかった!不覚…
男「おい!このクソガキ!ぶつかっといてごめんなさいもなしかよああん?」
零(ああ、面倒臭いことになった…)
男「だから聞いてんのかよこのクソガキッ!」
相手が拳を顔面めがけて降り下ろす。
パンッ!
もちろん私は受け止める。なんでこういう男はこんなに単純なんだろう。
まあ、こういうときにはこうするしか…
零「…ないんだけどねっ!!」
ドスッ!
相手のみぞおちに決まり、相手が崩れ落ちる。
係員「おい、そこ何やってるんだ!」
零(やべっ!係員!)
私は即座に近くの物陰に隠れる。
零(…ふう。結構強めに殴ったからそんなにはやくは知られないと思うけど、姿みられてるからなぁ…。今のうちにここを出ないと。くそ、もう一発かかと落としぐらい決めとけばよかった。)
と、後悔に浸っていると背後から突然何かで口を押さえられた。
零(…っ!ホントにヤバイのに捕まった!)
必死にふりほどこうとするもののなかなかうまくいかない。
零(…!なんでっ!ふりほどけない!?相手は私が知っている人物?)
零「モゴッ…!グッ…!」
零(だめだっ…!それにこの匂い…だんだん意識が遠く…!)
意識が薄れていく途中、もう一人のだれかが、私の近くの足元に何かをおいた。
零(…あれは…一体…?…お願いっ!…前原…きづい…て…)
零「…」