二次創作小説(紙ほか)

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.116 )
日時: 2015/07/26 12:32
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

続き。

〜CARE編〜

今日は祝日。ゆっくり、のんびりしようと思ったんだけど…
シ「サトミ様!今日は祝日です。さらに、今月は7月。と言えばやはり、お祭りです!ここから近くで、お祭りをやっていますので、行きましょう!」
って言われて……
サ「えーっ、でも、外あっついよー。家で休みたい〜。シノだって試練、見てたでしょ?疲れちゃったから、休ませてよ〜」
シ「何をいってるんですか!お祭りといえば、屋台でございますよ!唐揚げに、お好み焼き、たこ焼き、かき氷…その他様々な食べ物がたっくさんあるんですよ!これは、行かなければ損です、サトミ様!」
サ「まあ、確かに美味しそうだけど…」
だからって……今日行かなくても…
シ「そうと決まれば、準備をして、出かけましょう!」
えーっ……めんどくさいなぁ〜…
でも正直言って、食べ物は食べたいんだよね。まあ、しょうがないか。
サ「わかったよ、シノ!あたしも行く!」



そして今あたしは、出かけるための準備をしてる。と、その時。
コンコンコン。
サ「はあーい。どうぞ〜」
ガチャ…
サ「あれっソウスケ!どうしたの?」
ソ「サトミ、これからどっか行くの?」
サ「うん。ここの近くで、お祭りやってるらしいから、シノと一緒についてくんだ」
ソ「そうなんだ。偶然だね。おれもそこの近くで、占いをやることになってるんだ」
へえー、そうなんだ!
ソ「じゃあ途中まで、一緒に行かない?」
サ「え、別にいいけど…」
でも、ソウスケ、シノとうまくいくかな…ちょっと心配。
ソ「えーっ、ちょっとサトミ、ひどくない?」
サ「ちょっと!また心の中よんだでしょ!?」
ソ「なんかさ、くせになっちゃって…」
じゃあ、直したらどうなの!
ソ「ごめんって。あ、そういえば、シノが準備できてるから、サトミを呼びにいってって頼まれてたんだよな。なんか、そろそろ行くから、なるべく早く準備してってシノが言ってたよ。おれもほぼできてるから、下行って待ってるね」
サ「うん。あたしも準備できてるから、すぐ下いくってシノに言っといて!」
ソ「オッケー。言っとく」
そう言って、ソウスケはあたしの部屋をあとにした。よし!じゃあ、下に行くとするかな!



サ「ちょっと出かけてくるね!」
するとダイカがたずねてきた。
ダ「どこに行くのでござるか?」
サ「ここの近くで、お祭りやってるらしいから、シノと出かけてくるの」
続いてミッチーがたずねてきた。
ミ「ソウスケさんも、一緒に行くのか?」
サ「あぁ、ソウスケは、そこの近くで占いをやることになってるみたいだから、途中まで一緒にね」
今度はケノが話してきた。
ケ「お土産、買ってきてね」
サ「うん。もちろん!……そういえば、ブンゴとゲンパチは?」
すると、ケノがこたえてくれた。
ケ「あの二人は、ちょっと用事があるから、出かけて行ったかも」
ふーん、そっか。
シ「サトミさまー!そろそろ出発いたしますよー!」
サ「あ、呼ばれてる。じゃあ行ってくるね!」
ミ・ダ・ケ「行ってらっしゃい!」



サ「ねえねえシノ、ほんとにこの近くでお祭りやってるの?」
シ「はい!やってますよ!」
ふうーん、そうかなあ……屋台らしきものが見えないけど…
ソ「おっ、あれじゃない?ウィング祭ってやつ」
シ「そうですね!あれですよ!サトミ様!」
あっ、ホントだ。見えてきた。屋台とかも、たくさんある!
サ「わあー!いろんなものがたくさんあるね!」
するとソウスケが担当の人を見つけたみたい。
ソ「あぁいたいた。じゃあおれ、こっちだから、二人とも、気をつけて」
うん!ソウスケもね!
サ「……にしても、ホントに楽しそうなものばかりだね!」
シ「少しは気晴らしになりましたか?」
え?
シ「最近サトミ様は、お疲れになっているのではないかと、思いまして」
ああ…まあ、確かに。
シ「だから、こういう楽しい場所にサトミ様をつれていったら、少しは気が楽になってくれるのではないかと、考えついたので、ここにお連れしたんです」
そうだったんだ……
サ「シノ、あたしのことを心配してくれて…」
シ「サトミ様は、ボクにとって、誇りですから!だから、楽しんでもらえて、よかったです!」
シノ…
サ「ありがとう、つれてきてくれて!」
シ「いえ、そういってもらえて、光栄です!」
よおーし、たのしむぞー!
シ「それから、ここのお祭りを主催しているのは、山下家なんですよ!」
へえー、そうなんだ……って、
サ「山下家!?ってことは、ここにフネおばさんもいるってこと!?」
すると、シノは首をふった。
シ「いえ、とんでもない。ここを主催しているのは、確かに山下家ですが、フネおばさまは、オーストラリアにいらっしゃるので、ここの責任者は、ゲンパチ先輩なんですよ」
サ「ゲ、ゲンパチ!?」
そうしたら、別の声がかかった。
ゲ「まわりに人が大勢といるのに……君は、もう少し小さい声で話せないのか」
シ「あ、ゲンパチ先輩!」
そう。ゲンパチが迷惑そうな顔ですぐそこにいた。
サ「ここを主催してるって、本当なの!?」
ゲ「ああ。確かに、僕が主催している。だが、ひとりでやっているわけではない」
え?どういうこと?
?「あ、お前らも、ここに遊びにきてんの?」
サ「ブンゴ!?」
ブ「よぉ」
そう。ブンゴだった。
サ「なにしてんの、ここで!」
ブ「なにって、見りゃわかんだろ。兄貴の手伝いだよ」
ひとりでやってるわけではないってことは…
サ「ブンゴと二人で、ここのお祭りを開いてるの!?」
ブ「あぁ、まあな」
なぜかブンゴがめんどくさそうに言う。
サ「てことは、朝用事があるって出かけて行ったのは、そのためだったってこと!?」
ブ「お前、声がうるせーよ。もう少し小さな声で話せねーのかよ」
だって、びっくりだったから……
サ「でも、すごいね。ふたりでこんなことができるなんて…」
いつか言ってたよね。ふたりで何かをやりたいって。その夢に一歩、近づいたんだね。
ブ「屋台やアトラクションはたくさんあるし、楽しんでったら?」
うん!そのつもり。
ブ「でもさ、兄貴。ここ、かなり広いし、ふたりに案内さしてやろうぜ」
ゲ「それもそうだな」
ブ「二人とも、案内してやっから、ついてくれば?」
こうして、ブンゴとゲンパチは、ここのお祭りを案内してくれたんだ。

ー続くー

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.117 )
日時: 2015/07/27 11:42
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

続き。

ゲ「ここはアトラクションのコーナー。主に、射的、金魚すくい、スーパーボールすくいなどがある」
ブ「で、こっちが屋台。まあ、お前らも知ってるだろーけど、たこ焼き、かき氷とか、いろんなもんがあるから」
へえー!確かに、楽しそうなものばかり!
ブ「で、ここがオレらがいる本部。なんかあったら、この本部が動き出すシステム。まぁ、あんまここの仕事はねーけど」
そっか。何かあったら、ここに来ればいいんだね。
サ「ホントに、たくさんのものがあるね!」
シ「見るからに、ワクワクしてきますね!」
シノ、目を輝かせてる。あたしも同じ。
ゲ「僕たちからは以上だ。何か質問はないか?」
ブ「なければ、オレら戻るけど」
うん!特に問題ないし、大丈夫!
ブ「じゃ、オレらもどるわ」
うん!
ゲ「けがのないよう、楽しむように」
うん!わかってるって!
そうして、二人は本部の方へ戻って行った。
なんかホントにあの二人、すごいな。
夢に一歩、近づいてる気がする!あたしも、頑張らなきゃね。
でも、とりあえず、今は楽しもう!
サ「ねえねえシノ!まず、何からする?」
シ「サトミ様が好きなものをやってください!」
え!?いいの!?やったあー!
サ「じゃあ、射的からやろうかな!」
シ「じゃあ僕は、隣で見ていますね」



う〜ん、射的って、難しいな〜…コルクがあと一本しかない…と、思ってたら、シノがアドバイスをくれた。
シ「サトミ様、もし、狙うものがあるのならば、そのひたいを狙うといいですよ」
シノは、大真面目に話す。でもやっぱり、暑苦しい…いやいや、とりあえずやってみるか!
サ「えーっと、ひたいを狙って…」
シュッ……パアーン!
店員「おめでとう〜!よく当たったねえ〜!」
お店のおじさんが、ニコニコしながら商品を渡してくれた。
サ「やったー!シノ、当てられたよ!」
シ「よかったですね、サトミ様!」
シノも嬉しそう。ちょっと暑苦しかったけど、当てられたし、シノのおかげだよね。
そのあとあたしたちは、お昼ぐらいまでずっと遊んでた。その時間だけ、試練の事を忘れて、楽しめたんだ。

ー続くー

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.118 )
日時: 2015/07/27 22:56
名前: cinnamon (ID: 76LSjzh0)

シノ…おぬしなかなかやるのぅ(^ω^)←またまたキャラ崩壊中
更新頑張って!

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.119 )
日時: 2015/07/28 09:26
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

シナモンありがとう!あと、オリキャラ募集してるから、よかったら出してね!

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.120 )
日時: 2015/07/28 10:19
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

では続き。

気がついたら、もうお昼時。
シ「サトミ様。そろそろお昼ですので、何か買って帰りましょう」
それもそうだね。
サ「なに買ってく?」
シ「そうですね……やはり、ここは定番のたこ焼き、お好み焼きを買って帰りましょう!」
サ「そうだね。そうしよっか」
あ、でも、
サ「ブンゴとゲンパチはどうするの?」
シ「ああ、そうですね…心配ですし、買っておきましょうか!」
心配しすぎだと思うけど……とりあえず買っとくか。








ーそして帰り道ー

サ「はあ〜!疲れたけど、楽しかった〜!」
シ「よろこんでもらえて、本当によかったです!」
うん!久しぶりに、遊びまくったもん!
シ「ボクも、そして皆さんも、サトミ様が元気でいれば、それでいいんですよ」
サ「え?」
シ「ここのところ、立て続けに色々なことがあって、サトミ様もさぞ疲れていることでしょう。でもたまには、こんないきぬきも、いいと思いませんか?」
サ「うーん……確かに…」
そうしたら、シノがにっこり笑って、こう言った。
シ「ボク達は、サトミ様のことを常に心配しています。ボクが言うのもなんですが、サトミ様も、楽しむ時は、思いっきり楽しんでくださいね!」
シノ………そんなふうに、考えてくれてたんだ…!
サ「……ありがとね、シノ!」
シ「いえいえ、とんでもない!」
そして、こういう話をしながら、あたし達は家路にたどり着いた。

サ「ただいまあ!」
シ「ただいま戻りました!」
「「「おかえりなさい!」」」
帰ってきたら、みんながいる。なんか、ホントに幸せだよね。前は、こんなんじゃなかったし…ホントに、嬉しいよね。
サ「そうだ!おみあげ、買ってきたよー!」
ケ「サトミちゃん、ありがとう、かも!」
ダ「オォー!おみあげでござるか!」
ミ「やったー!なに買ってきたの!?」
みんな食いついてきてる。
サ「えーっと、たこ焼き、お好み焼き、唐揚げ、クレープ!」
ケ「わぁ…!美味しそう、かも!」
みんな、目を輝かせてる。よろこんでもらえたみたい。よかった!
と、同時に、
ソ「ただいま!」
サ「あ、ソウスケ!おかえり!」
ソウスケが帰ってきた。
ソ「お、なんか美味しそうなものばかりだな!」
サ「うん!美味しそうだから、たくさん買ったんだ!」
ソ「へえ!本当に美味しそうだな!」
でしょ?  と、さらに、
ブ「ただいまー」
ゲ「ただいま…」
サ「二人とも、おかえり!」
ブンゴとゲンパチが帰ってきた。
ブ「なんか、すげーうまそうじゃん」
だよねだよね!
サ「じゃあ、みんなそろったし、ご飯食べよう!」
シ「いいですね!そうしましょう!」




みんな、もくもくとご飯を食べてる。
もちろん、あたしもね。
ミ「くう〜〜〜!ホントにうめー!」
ダ「本当に美味でござる!」
ケ「すごくおいしいかも!」
シ「本当においしいですね、これ!」
ソ「これら、本当にうまいな!」
ゲ「…まあ、まずくはないな」
ブ「お、けっこううまいじゃん」
あたしもパクパク食べる。
サ「ん〜〜〜〜!おいしい〜〜!」
あたしはほっぺたをおさえる。
ソ「(ヤバイ、サトミかわいすぎるだろ!)」
ミ「(え?その顔ありなの!?)」
ブ「(かわいすぎるだろ…//////)」
ん?
サ「どうかした?」
ソ「いや、なんでもない!」
そう?ならいいけど。


そうこうしてるうちに、無くなっちゃった。
サ「本当においしかったー!」
シ「買ってきて正解でしたね、サトミ様!」
うん!その通りだと思う!それに、みんなもとてもおいしいって言って食べてたから、あたしも、とても満足!
サ「またいこうよ、シノ!」
シノはにっこり笑って、こう言った。
シ「もちろんです!今度は、みんなで行きましょう!」


シノは、時々暑苦しいけど、けっこう頼りになるよね。いつも、まわりに気を使ってくれて。本当にシノは努力してると思うし、とても頑張っていると思う。

……なんか眠くなってきた。あたしの部屋に行って、少し寝ようかな。
………zzzzzz…



……ん?ここは…あたしも、だんだんなれてきた。この世界は…
ダイヤ『では、今回も試練を始める』
そう。試練を受ける前の世界。
ダイヤ『用意はいいか?』
サ「……はい。大丈夫です」
ダイヤ『いいだろう。では、試練を開始する。今回の試練で使用するビーズの色は紫だ。けんとうを祈っている…』
その瞬間、紫の光があたりを包んだ。

〜続く〜

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.121 )
日時: 2015/07/28 17:25
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

続きの前に、オリキャラをだします!

名前 三条 ララ(さんじょうララ)

性別 女

年齢 小学一年生

容姿 髪の毛が長く、色は紫。そして目は青。背は低め。

性格 まだちゃんといろんなことがわかっていない。そして、何やら秘密を隠している。とてもお茶目。

サンボ「はじめまして、三条ララです!」
「サトミおねえちゃん、何やってるのー?」

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.122 )
日時: 2015/07/28 20:27
名前: zyerato-ni- (ID: GyOijjIz)

スプ、雑談の方で、なんか話し合おうよ
即答願う
また、もう一人、オリキャラ出していいかなあ?

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.123 )
日時: 2015/07/28 20:29
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

では続き。

目を開けると、そこは家から近い、道路。なんで道路?
シ「ここは確か、ボク達の家から近い道路ですね…でも、なんで道路なんでしょう…?」
シノが横にいて、あたしの思った事をそのまま言ってくれた。と、その時。
ビューーーーー!!
サ「な、何!?風!?」
パサ、パサパサパサ…
……ん?紙の音?それと同時に風はやんで、上から一枚の、小さな紙切れが落ちてきて、それをシノが、拾ってくれた。
シ「サトミ様…これって、試練の内容が書いてある紙ではないですか?」
サ「えー?んーと、どれどれ…」
紙には、こう書いてあった。

『気がかり・心配を守りし勇者たちよ、試練を与える。内容は、次のとおりだ。よく考えて行動せよ。

ーヒトリノチイサキコドモニ、ヒトツノキモチヲ、オシエテアゲヨ。ソシテ、ソノコドモノナヤミヲキキ、ソノモンダイニツイテ、イッショニカンガエ、カイケツサセナサイ。ー』
サ「小さき子供?」
シ「意味深ですね……」
あたしたちは、う〜んと考える。と、そこに、大きな音が響いた。
キキイイィィィィーー!!
見ると、車だった。しかも、車の目の前に、まさに小さい子供が立ってる!このままじゃ、ひかれちゃう!あたしが動こうとした前に、シノが動いてくれた。
シ「セキュリティィィィシステム、ロの3号!!」
そして、叫んだのと同時に走り出して、シノが持ってた大きな袋を、その子供にかぶせた!そして、シノが走って帰ってきた。
袋をあけると、さっきの子供だった。
サ「だっ、大丈夫!?」
シ「大丈夫でしたか!?」
あたしたちは一緒になって、その子に声をかける。でも、この子はなんともないという無表情な顔で、あたしたちに向かってこういい放った。
?「べつに、助けてもらわなくたってよかったのに、お姉ちゃんたち」
えー!?ちょっとこの子、生意気じゃない!?
サ「ちょっと!人が心配してやってんのに、その態度はないんじゃないの!?」
シ「まあまあサトミ様、とりあえず落ち着いて!無事だったんだから、よかったじゃないですか!」
サ「それはそうだけど!」
?「だから、助けてくれなくてよかったって、言ってるじゃん、お姉ちゃん」
あー!ホントにこの子生意気だなあ!
サ「あのねえ!あなたには、心配や、思いやりってものがないわけ!?」
シ「サトミ様!とりあえず、落ち着きましょう!」
サ「だって!!」
シ「とりあえず、名前を聞いてないですし、今は落ち着きましょう、サトミ様」
………うぅ〜〜〜!
サ「……わかった」
あたしはしぶしぶ納得した。そして、シノのききこみ調査が始まった。
シ「お名前は、なんて言うんですか?」
?「……なのらなきゃ、ダメなの?」
シ「それでは、何かあったとき、呼べないじゃないですか」
?「……三条ララ」
シ「そうですか。いい名前ですね。ボクは、犬塚シノと言います」
ラ「…いぬづか、シノ?」
シ「はい。そして、こちらは、里見サトミ様です」
ラ「…サトミ、サトミ?全部、おんなじ名前」
三条ララって子が、鼻でフッと笑った。おんなじ名前で、悪かったわね!!
シ「では今、何歳ですか?」
ラ「……小学校一年生。7歳」
さらに、シノのききこみは続く。
シ「では、家はどこですか?そこまでお送りしますよ」
その瞬間、ララは、悲しい顔で、うつむいた。
ラ「アタシ、家は、ないの」
家がない?
サ「家がないって、どういうこと?」
そして、ハッと顔をあげたララは、もう無表情な顔に戻ってた。
ラ「……もういい?アタシ、いそいでるから!」
ララは、走って行っちゃった。
家がないって、どういうことだろう…
サ「シノ、さっきあの子、家がないって、言ってたよね?」
シ「はい。ボクも聞こえました」
一体、それって、どういう意味?
シ「ですがララさん、何かをボク達に隠してるようですね」
サ「うん。あたしもそう思った」
それからシノは、意を決したように気をひきしめて、こう言った。
シ「もう一度ララさんに会って、詳しい事情を聞きに行きましょう!」
うん。気になるしね!
サ「じゃあ、探しに行こう!」

〜続く〜

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.124 )
日時: 2015/07/28 20:31
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

オリキャラ、出して出して!

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.125 )
日時: 2015/07/28 21:00
名前: zyerato-ni- (ID: GyOijjIz)

じゃあ、オリキャラ出しまーす

名前 陸野 大輝 りくの だいき 
性別 男
歳  中二
性格 サトミにだけ、優しく、例えシノ、ケノに優しくする気がない
その他 サトミとは、幼馴染で、好き 8男子が気に入らない
容姿 藍色の髪で、 金色の目
サンボ「サトミィこいつら、誰?」 ソウスケみたいな喋り方
   「サトミィ一緒に住もう 二人きりで」
   「こいつら、気にくわナイ」
こんな感じ 
後、もう一回いうけど名前変えて雑談の方で、一緒にしゃべらない?
即答願う

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.126 )
日時: 2015/07/28 23:44
名前: cinnamon (ID: 76LSjzh0)

オリキャラ、出すよ出すよ〜!

名前 薄紅 華那(うすべに かな)
年齢 サトミと同い年
容姿 濃い紫色の髪を伸ばしている。瞳も同じく紫色。
性格 クールビューティー!なしっかり者。
勉強はいつも成績トップ。
運動はずば抜けてできる。
ダンスが大好きで、クラシックバレエや、ストリートダンス、
日本舞踊にヒップホップなど、踊りという踊りは全て出来る。
備考 サトミの友達。シノの幼なじみでもある。
男子(特にミッチー、ソウスケ、ブンゴ)がニガテ…

サンボ

『私は、薄紅華那です。よろしくね』
『サトミちゃん、一緒にお弁当食べない?』
『ダンスを踊れば、嫌なことはスッキリして、嬉しいことはもっと嬉しくなるの!』
『ダンスでなら、誰にも負けない自信があるわ!創作ダンス、クラシックバレエ、ヒップホップ、日本舞踊、テクノダンス、盆踊りにフラダンス、民族系ダンスまで!他にもまだまだあるのよ♪』

こんな感じ☆
ダンスを踊る時と、普段のギャップがポイントの女の子だよ( ´ ▽ ` )ノ
良ければ使ってね!

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.127 )
日時: 2015/07/28 21:37
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

続き。

サ「ララ…どこいったのかな…?」
シ「多分、この近くにいると思うのですが……」
二人でそこら辺を探していると、公園についた。なんか、公園の設定が多いような…ゲンパチの時もそうだったし。
作(気のせい気のせい!(汗))
まあ別にいいけど。
えーっと、ここにララ、いるかな…?
サ「っあ!いた!いたよ、シノ!」
シ「本当ですか!よかった!」
そして、あたしたちは、ララに近づいた。
サ「…ララ。ここで、何してるの?」
ララは、ビクッとして、顔をあげた。
ラ「サトミお姉ちゃん…」
シ「何か、あったんですか?」
ラ「シノお兄ちゃん…」
ララは、とても悲しそうな顔をしてる。
サ「…ララ。あたしたちでよければ、聞くよ?」
シ「そうですよ。悩みがたまったままじゃ、体に悪いですよ」
ラ「……っ…お姉ちゃんたち…」
ララは、泣き出した。そして、泣きながら、話してくれた。
ラ「アタシ、本当は、未来から来て…っ…だから、家は、ここには…っないんだ…っ」
サ・シ「未来から…」
ラ「誰も助けてくれないし…っそれに、知らないものばっかり…っだから、悲しくて…っでもねっ、あのとき、話しかけてくれて、本当は嬉しかった…それに、心配してくれて嬉しかったし…っ…それに、アタシも、心配してた」
そうだったんだ……!
ラ「だから、ごめんなさい…っ…驚かせちゃって…っっ」
サ「…ララ。もう、泣かないでよ。あたしたち、別に怒ってなんかないよ?ね?シノ」
シ「もちろんです!むしろ、ほめてあげたいぐらいですよ!」
ラ「……怒らないの?」
サ「うん!もちろん!」
ラ「……ありがとうっ、サトミお姉ちゃん!」
よかった!やっと泣き止んだ。と、同時に、ララの姿が消え始めた。
ラ「サトミお姉ちゃん、もう、お別れの時間。未来に、帰らなきゃ」
サ「もう、行っちゃうの?」
ラ「うん。時間になっちゃったし、約束は約束だから」
シ「そうですか…」
シノ、寂しそう。あたしもだよ。
その時、ララが、あたしたちを抱きしめてきた。本当に、お別れなんだね。
ラ「サトミお姉ちゃん、シノお兄ちゃん、大事な気持ちを、思い出させてくれて、ありがとう!」
………え?…
…一瞬、ララが大人に見えた…気のせいかな…
ラ「またどこかで、絶対会おうね!」
サ「……うん!いつか、またね!」
シ「またどこかで会いましょう!」
あたしたちは、手をふる。ララも、手をふってくれてる。
ラ「二人とも、ありがとう!バイバイ!」
それを言ったのが最後、ララはこれと同時に、あたしたちの前から、消えた。
サ「………行っちゃったね、ララ」
シ「そうですね…」
なんか、さみしいな…
シ「でも、またどこかできっと会えると、信じましょう、サトミ様」
サ「…そうだね。そのためにも、残りの試練を、片付けなきゃね!」
シ「その意義ですよ、サトミ様!」
その瞬間、辺りが、紫色に、輝いた。

ダイヤ『おめでとう。合格だ』
はあー、よかった…!
ダイヤ『また新たに、ひとつ思いだし、学んだな』
サ「…はい」
ダイヤ『やはり、別れは悲しいか』
……ううん。
サ「いえ、そんなことないです。むしろ、いい経験をさせてもらいました」
ダイヤ『そうか』
だから……
サ「だからあたしは、負けたくない」
ダイヤ『じゃあ、負けないように、次もがんばれ。では、また会おう…』
その瞬間、辺りが優しい光に包まれた。

サ「……う、うぅ…」
見ると、辺りは暗い。時計を見ると、時間は7時をまわってる。そっか。あたしが昼寝しているうちに、試練があったんだ。
ダンダンダンダン!
サ「え!?ど、どうぞ!」
ガチャッ……
ブ「おい、いつまでねてんだよ!晩飯できてんぞ!」
ブ、ブンゴ!
サ「ご、ごめん!今、下に行くから」
ブ「ったく…だったら、さっさとこいよ」
サ「え、でも、なんでブンゴが?」
ブ「シノに頼まれたんだよ。お前を呼んでこいって」
サ「へ、へえー…」
ブ「今日はカレーだから、早くこいよ」
カレー!?やったー!
でも、あたしが喜んでるその頃には、ブンゴは部屋を出ていってる。あたしも、早く下に行こう!

〜CARE編終わり〜