二次創作小説(紙ほか)

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.133 )
日時: 2015/07/29 10:36
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

少しですが続き。

ーDREAM編ー

はあー!カレーおいしかった!ごちそうさま!
シ「では、お皿をさげますね」
ありがとうシノ!
ダ「相変わらず、シノ殿の料理は、本当に美味しいでござるな」
ホントだよね!美味しすぎる!
ダ「ミーも、がんばらなければ…」
………え?
サ「ダイカ、今なんて?」
ダ「なんでもないでござるよ」
そう言って、ダイカは行っちゃった。

とりあえず、もう寝ようかな。

サ「はあー、今日も疲れたな…」
朝からお祭り行って、そのあと試練だったし。そういえば、ララ…無事に戻れたかな……あのとき一瞬、大人に見えたのは、気のせい……?
それとも、元々大人だったのかな…
サ「とりあえず、もう寝よう」
…………zzzzz





ジリジリジリジリジリッ!
サ「う、うぅ…もうちょっと…」
寝ぼけながら、時計を見ると、時間はまだ7時10分。
サ「まだ寝れる……」
そう思って、寝返りをうったら、その瞬間。  ガバッ!布団をはねのけられた。
ダ「サトミ殿。河原へ行こうでござるよ!」
サ「えーッ!?なんでいきなり!?」

なんで、河原なの!?

ー続くー

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.134 )
日時: 2015/07/29 13:56
名前: cinnamon (ID: 76LSjzh0)

おおっと、河原ですなー!(^ω^)
サトミちゃんちの8男子⑦でも、サトミとダイカ=ク・イ=ヌムラのシーンが…(^ω^)
あ、なんか、ダイカの名前、本名にしちゃったww
更新楽しみ(=´∀`)人(´∀`=)
いえいえ、どーぞ煮たり焼いたり刻んだり((殴

「お前なぁ…人のことそんな風に言うなっての」

うぅ…本人出てくるのはズルいぞ!聖斗めー!

「俺が出てきて何が悪い」

更新頑張ってね!

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.135 )
日時: 2015/07/29 15:04
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

続き。

サ「てか、ダイカ!ノックもしないで、なんで入って来たの!」
すると、ダイカは首をかしげた。
ダ「ノックしたでござるよ」
サ「えっ?ノックしてたの?」
あたしが気がつかなかったのか…
サ「で、なんで河原?」
ダ「家の近くを、ブラブラと散歩したいのでござるよ」
ふうーん。
サ「でも、なんであたし?」
ダ「サトミ殿はきっと、ミーの話を分かってくれるでござろうと思って」
なるほど……
ダ「それに、今日も休みであるし」
サ「え?そうだっけ?」
ダ「休みは、明日まであるでござるよ、サトミ殿」
あれー?今月って、…あっ、そうか!三連休、あるのか!それが、今に当たっているのか!
サ「えーと、わかった、いいよ。じゃあ、したくするから、ちょっと待ってて」
ダ「ではミーは、したで待っているでござる」
うん!

ダイカが出ていったところで……
よし!じゃ、したくするか!

〜〜ジュンビチュウ〜〜

準備できたし、したに行って、ご飯食べよう!

〜 inリビング〜

シ「こいぬうぅのおぉ、よこにぃはぁ、ぅあなたぁがあぁ、いてぇほし〜いぃぃぃ〜!」
グオングオングオングオン!
いつもよりもまして、シノの歌が大きい…近所迷惑なんですけど…うるさいし、本当に暑苦しい……
サ「シノー!うるっさあぁぁあい!」
シ「あぁ、サトミ様!おはようございます!朝食のご用意ができていますよ!」
そして、人の話を聞いていない…
ブ「てめーの声の方が、よっぽどうるせーよ…」
そして、野次馬がとんだ。
サ「ごめんなさいね、うるさくて!」
続いて………
ソ「サットミ〜〜!おっはよーー!」
ソウスケに、抱きつかれた。
サ「ソウスケ……苦しいから、離れてよ〜……」
ソ「おおーっと、ごめんごめん」
そう言って、あたしから離れてくれた。と思っていたら、今度は、ブンゴにつっかかってる。しかも、もう話が進んでる。
ソ「あっれ〜〜〜〜?コブンゴちゃん、おれがサトミと一緒にいるからって、焼きもちやいてんの〜〜?」
あぁぁぁ、つっかかったら、絶対相手も乗ってくるのに!
ブ「はぁ!?なにいってんのお前!」
………ほらね。
ソ「そのまんまの事を言っただけだけど?」
ブ「その前だっつってんだよ!てめー、またコブンゴって言ってくれたな!次はただじゃおかねーって、言ったはずだろ!」
ソ「別に、おれの子分だからコブンゴちゃんって、言ってるだけじゃんか」
ソウスケがほっぺたをふくらませてる。正直言って、あんまり可愛くない。
ソ「えーーっ!サトミ、それひどくない!?」
だって、本当にそう思ったんだもん。
ソ「そうはいってもさあ!」
ブ「なに一人でぶつくさいってんだよ!」
ソ「べつに〜〜〜?コブンゴちゃんには、関係ないことだよ♪」
ブ「……やるか」
ソ「おう。やってやろうじゃん」
作(さっきのソウスケの♪←コレ、可愛くなかったかも)
ソ「じゃあなんで入れたんだよ!」
作(まあちょっとね。みんなの反応を見たくて)
ソ「反応って……(怒)」
ブ「おい、さっきからなにを一人でしゃべってんだよ!」
ああぁぁあぁ、もう!!
サ「二人とも!朝からケンカしないでよ!」
ホントに、世話のやける……
シ「サトミ様!今日の朝ごはんは、ワッフルでございます!」
おお!シノ!ちょうどいいタイミング!
サ「うわあー!おいしそー!」
シ「焼きたてのうちに、召し上がってください!」
サ「うん!いただきまーす!」
パクリ……う〜ん!おいしいー!
シ「そうですか!お口にあって、よかったです!」
うん!本当に美味しい!
とその時。
ダ「サトミ殿!朝ごはんは食べ終わったでござるか?」
サ「ごふっ…ゴホッゴホッ……」
シ「あぁあ、サトミ様!大丈夫ですか!?」
サ「ゴホッ……うん、大丈夫…」
いきなり、そういうことを言われたから、のどにつまっちゃったよ……
サ「今、食べ始めたばかりなんですけど…」
ダ「そうでござるか。では、食べ終わるまで、待っているでござる」
うん…そうしてください……
そして、あたしはなんとか食べ終わった。そして、まだ残ってたやることを全部済ませて、やっと出かけられる準備が整った。
サ「よし!じゃ、出かけようダイカ!」
ダ「それじゃあ、河原へ行くでござるよ」
うん!





サ「いやあ、ホントにいい天気になったね〜」
ダ「きれいな青空だのう…」
ダイカは、上を見上げてる。
サ「こんなにいい天気、久しぶりじゃない?」
ダ「…ミーは、この青空が、大好きでござる」
そうなんだ!きれいだもんね!
ダ「我が国も、そうだった…」
そっか……
ダ「ミーには、夢があるのでござる」
ダイカは、どこか遠くを見てる。
サ「夢?」
ダイカはうなずいた。
ダ「我が国は、元に戻らないと知ってても……でもいつか…せめて家族のヒナキには、会いたい……そう、願っているでござる」
ヒナキって、ダイカの弟だよね。
ダ「淡い夢だけど、この夢が、いつか叶うように、願っているでござるよ」
ダイカ……
サ「…淡い夢じゃ、ないと思うよ」
あたしも、そうだったから。あたしも、パパとママが、まだ生きているんじゃないかって……あのときは、思ってたから。
サ「ダイカの夢は、絶対に叶うよ!あたしは信じてる!」
ダ「……サトミ殿は、優しいでござるな」
サ「ううん。そんなことないよ。だってあたしも、夢は、持ってるもん」
ダ「サトミ殿の夢は、なんでござるか?」
ダイカは、優しい顔で聞いてきた。
サ「…あたしはね、みんなに、幸せでいてほしいって、思うんだ」
ダイカは、あたしの話を聞いてくれてる。
サ「もちろん、家にはずっといてほしいって思うけど…あたしは、ひき止めちゃいけないんだって、思う。みんな、何かやりたい事ができたら、あたしは嬉しいし、それに、精一杯応援したい。だから、ダイカの夢だって、あたし精一杯応援したいって、思うよ!」
ダ「そうでござるか」
そのあと、ダイカは大きな伸びをした。
ダ「やはり、サトミ殿とは、気が合うでござるな!」
サ「え?なんのこと?」
ダ「お互い夢があって、その夢を信じる。こんなにキラキラして、楽しいものは、他に無いでござろう?」
サ「……そうだね!」
ダ「今回、サトミ殿と夢について語り合えて、ミーは、とても嬉しいでござる!」
サ「…そっか!よかった!」
ダ「さあ、そろそろ帰るでござる」
そうだね。
サ「帰ろっか!」




確かに、夢があるって、とってもすごい事だよね。
サ「みんなにも、いつか、キラキラした夢が、見つかるといいな!」
あたしの独り言は、あたしの部屋に、こだました。


……まだお昼まで時間あるし、少しだけ、寝よう………


…………ここは……

ダイヤ『試練を始める。用意はできているか?』
……あたしは、今あることを、しっかり、受け止めなきゃ。
サ「はい!大丈夫です!」
ダイヤ『よし。いいな。では、試練を開始する。ビーズの色は、赤だ。では、けんとうを祈っている…』
……辺りが、赤色に包まれた。


目を開けると、そこは……また知らない場所。
ダ「ここは…どこでござろうか…」
ダイカは、気がついたら、横にいた。
サ「なんか……よくわかんない場所だね…」
ダ「とりあえず、その辺を歩くでござる」
それもそうだね。
と、その時、ダイカが何かを拾い上げた。
ダ「サトミ殿、これは……」
サ「ちょっと、見せてもらえる?」
そう。試練の紙だった。

『夢を守りし勇者たちよ、試練を与える。内容は、次のとおりだ。よく考えて行動せよ。

ーヒトツノオオキナユメニ、スコシデモチカヅクヨウニ、ドリョクセヨ。ソシテ、ソノユメヲワスレズニ、ズット、タイセツニシナサイー』

ダ「……夢、とな?」
となると……
サ「ダイカの夢のこと?」

〜続く〜

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.136 )
日時: 2015/07/29 15:09
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

シナモン!来てくれてありがとう!!

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.137 )
日時: 2015/07/29 22:41
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

続き。

う〜ん……これって、どういう意味なのかな……
ダ「とりあえず、ここは暗いし、明るいところに出るでござるよ」
…それもそうだね。
そして、しばらく歩いていたら……
サ「…あれ?ここって、うちの近くの河原じゃない?」
そう。家の近くにある河原に出てきた。
ダ「そうでござるな」
ダイカも、辺りを見回してる。
そっか!さっきの暗い道は、河原につながる道だったんだ!
ダ「でも、試練の中でも、また夢について話せるなんて…とても嬉しいでござるな!」
ダイカ、とてもうれしそう。ダイカにも、大きな夢があるからね。
サ「よかったね、ダイカ」
あたしも、ダイカに夢があって、とても嬉しい。
ダ「でも……ミーは、少し心配でもあるでござる」
サ「……なんで心配なの?」
あたしは、なんで心配なのかわからなくて、ダイカに聞いた。
ダ「夢は、とても大きく、キラキラしたもの。でも、それと同時に、叶わないものでもあるのでござる」
ダイカは、力なく笑う。まるで、半分あきらめたみたいに。
ダ「…簡単に言うなら…夢は、シャボン玉のようなもの。届きそうで、なかなか届かないのでござる」
サ「……シャボン玉……」
ダ「だから、本当にうまくいくかといったら、実際はわからないでござる」
そっか………でも…あたしは、その夢を、叶えてほしい。
サ「…ダイカ。叶わないってなったとしても、実際に、やってみなくちゃわかんないじゃん!」
ダ「……?」
ダイカは顔をあげる。あたしは、続ける。
サ「夢はシャボン玉でも、遠回しに言えば、まだ希望はあるってことだと思うよ!」
ダ「…希望……」
そうだよ!
サ「それに、せっかく大きな夢があるんだから、あたしはその夢を、叶えてほしい!だって、夢は、かけがえのないものだから」
ダ「…かけがえのない、もの…」
うん。夢は、誰にだってある。
サ「だから、その夢を捨てないで、一歩でも近づけるように、努力しようよ!」
ダ「……サトミ殿……」
やっと、さっきの紙に書いてあった言葉の意味が、わかった気がした。
ダイカの顔に、正気が戻ってくる。
ダ「サトミ殿の言う通りでござるな。確かに、そこで諦めたら終わり…それはミーにとって、いやなこと。そんなことにならないように、今のうちに、努力することも、大切でござるな!」
サ「その意義だよ、ダイカ!」
ダ「サトミ殿のおかげで、わかったでござる。めげないで、何度も挑戦するということも、とても大事でござるな!」
ニッコリ、ダイカが笑った。その瞬間、辺りが赤色に、包まれた。

ダイヤ『おめでとう。合格だ』
ふうー。よかった……
ダイヤ『お前もだんだん、この出来事になれてきたようだな』
まあ、確かになれてきたかな。なれちゃいけないのかもしれないけど…
ダイヤ『……夢というものは、とても素晴らしいものだな』
……え?
ダイヤ『久しぶりに私も、夢について考えることができた。礼を言う』
サ「え?えーっと、あたし、特に何も……」
ダイヤ『……とりあえず、今回の試練も合格だ。次もあるから、気をひきしめるように。では、また会おうー』
その瞬間、辺りが優しい光に、包まれた。



サ「………う…うぅ…」
目をこすりながら時間を見ると、もうお昼を少し過ぎてる!
サ「お昼食べに行かないと!」
あたしがはねおきたとたん!
ガタッ!
サ「え!?なに!?」
ミ「あ、なんだ、おきてんじゃん」
ミッチーだった。
サ「いつも言ってるけど、なんでそこから来るの!」
ミ「だって、こっちの方が近道だし。てかそれより、昼飯できてっから、早く下にこいよ」
サ「うん。今行くよ」
ガタガタッ。ミッチーは、見えなくなっちゃった。ていうか、ちゃんと部屋に来て伝えてほしい…
……とりあえず、下に行って、ご飯食べよう!

ーDREAM編終わりー