二次創作小説(紙ほか)

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.182 )
日時: 2015/08/08 12:21
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

では続き。

サ「う〜ん…どういう意味だろ…」
あたしはしばらくそこでずっと悩んでた。
サ「ねえねえブンゴ、このタペストリーって何?」
するとブンゴはこう言った。
ブ「…簡単に言えば、絵だよ」
かなりおおざっぱですね…!さすが、山下家のお坊っちゃん。
ブ「なんか言ったか」
いえいえ!何でもございません!
サ「にしても、どーしよ。全然分かんない!」
あたしはなんとなくまわりをキョロキョロ。すると…
サ「あ!ブンゴ、あそこに入り口があるよ!入ってみよう!」
ブ「は!?いきなり入るって言うのかよ!?」
うん?そうだよ?
ブ「そんなことして誰かに見つかっちまったら、どうすんだよ!」
え〜?大丈夫でしょ!
ブ「どこまで能天気なんだよ…!全く…」
ブンゴはぶつくさ言ってるけど、あたしはブンゴと一緒にその入り口に行って中に入った。
サ「うわあ…!すごい廊下!」
入ってすぐには、廊下がずーっと先まで続いてて、まわりには肖像画みたいなものがズラーッと飾られてる。
サ「こんなに廊下って長いものなの?」
多分、学校の廊下の長さの何倍もあるよ。
ブ「…これ、宮殿じゃねーか?」
あ、そうそう。よく宮殿とかって、廊下長いよね……って!
サ「き、宮殿!?」
ここ、宮殿なの!?
ブ「どー見てもそうだろ」
いや確かにそう見えるけれども。でも、いくらなんでも宮殿なんて事は…!
ブ「…それに、お前が言ってたタペストリーもあるし」
まあ確かに見渡してみればあるけど…そんなこんなでしばらく歩いていると、ひとつの小さな部屋にたどり着いた。中に入ってみれば…そこは、タペストリーばかりの部屋だった。
サ「うわあ!こんなにたくさんのタペストリーが!」
あたしはなんだか楽しくなってきた。
そして、さらに奥に続いてて、ブンゴと一緒に奥の部屋に行ってみると。そこは、他のタペストリーよりも、とても大きなものがあった。
サ「これって、タペストリー?」
ブ「…多分そうだろ」
ブンゴも見上げるぐらい大きい。あっ、はじっこに題名が書いてある。え〜と、なになに…
サ「『夢あふれる世界』」
なんか、暖かくなる名前…!
ブ「…おい、これって、試練に書いてあったヒントじゃねーの?」
え!?うそ!?あ、でもヒントにも書いてあったね。『夢あふれるタペストリー』って。
サ「じゃあまずはこれで、ひとつヒントが見れたわけだね!」

ー続くー

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.183 )
日時: 2015/08/08 13:13
名前: 櫻 (ID: KPm1XxlK)

8男子たち、ホープのことを攻めないであげて〜!
8男子+サトミ「あなたに/お前に/君に/言われる権利はないと思います!」
こら!ホープ様をなんだと思っているんだ!
私の作品で、オリキャラだけハッピーエンドにしたるわ!
それにしても幸せのマンゴー、幻のブドウ、おいしそ…((殴
ボテッゴツッドタッボゴッドコッ
痛いよ〜もしホープ様をこうしたなら全力で殴ってやるぞ…
ボテッドコッゴツッ
殴り合いが続きました…

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.184 )
日時: 2015/08/08 13:22
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

なぐりあい……かわいそすぎる…
ちょっと!殴った人たち!大体察しはつくけど、いくらなんでも殴ることはないだろ!はい!もうこれでこのお話は悲しいおわりかたにするとたった今決定いたしました!
ブ「おい!そんなことしたら、オレらどんなんだよ!てか、いくら何でもひどすぎんだろ!!」
知りませーん!もうワタシの脳内会議で決まっちゃったもーん!
サ「脳内会議って…ww」
…今笑ったね?あとで、じっくり話を聞かせてもらおうじゃん!!
ソ「マジで最近スプリングのキャラが強烈になってきた…!」
……毎度毎度漫才みたいなことにお付き合いいただいてありがとうございます。
更新頑張るぞー!

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.185 )
日時: 2015/08/08 15:16
名前: zyaretoーniー (ID: jEJlOpHx)

スプ、最近これなくてゴメン!
なんか、pcで出来なくなったから、親のスマホでしかこれなくなった。
親の帰りが遅いからあんまりこれなくなるかも。
再新頑張って!

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.186 )
日時: 2015/08/08 16:42
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

うわあ…ジェラート大変だね……来てくれてありがとう!!

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.187 )
日時: 2015/08/09 12:34
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

では続きです!

サ「でもこのタペストリーって、ホントに大きいなあ…」
あたしが見上げても、一番上の方が見えないぐらい大きい。
ブ「おい、ボケッとしてんじゃねーよ」
ブンゴに注意された。別にボケッとしてないのにぃ…えーん。
ブ「ほら、よく見てみろ」
え?何を?
ブ「この絵、試練の紙に書いてあった事が全てここに描かれてる」
ん?えーと、つまり…
サ「この、『幸せのマンゴー、幻のブドウ、伝説の緑の宝石、星が降る公園、幸運のティアラ、愛』それと、白い月の光に照らされてて…」
えーっと、あとは…
サ「夢あふれるタペストリーはこれだから…」
あたしも見上げてもう一度タペストリーを見てみる。
サ「っあ!ホントだ!試練に書いてあった事が全部ここに描かれてる!」
色々な所をゆっくり見てみれば…
まずは大きな城と大きな町が描かれてる。そのまわりにいる人々はとても幸せそう。で、城の庭に、二つの大きな木がたってる。一つは『幸せのマンゴー』だね。もう一つは『幻のブドウ』。あと、城のてっぺんに緑色の光る物がある。あれはきっと…『伝説の緑の宝石』だね。もしかしてあれが、城全体を守っているのかな。それから、城のすぐ近くには、小さな公園が描かれて、その上からは、小さな星が降ってる。これが『星が降る公園』だね。それらが、『白い月の光』に照らされてる。そしてさっきの庭に、二人の人がいる。一人は女の子。何やら頭の上につけてる。これが『幸運のティアラ』かな。もう一人は男の子。その二人が手を取り合って、優しく微笑みあってる。これが『愛』だね。それでこの絵全部が、『夢あふれるタペストリー』だよね。
サ「なんかあたしの推理力、ずこくない!?」
ブ「…何いってんの、お前」
ブンゴに鼻で笑われた。もう!口に出さなきゃよかった!損しちゃった!
…ん?タペストリーのはじっこに、説明がかかれてる。
サ「えーと、どれどれ…」
『これは地球の王子が来た時に、歓迎品として作られた物。星の王女は深く王子を歓迎したため、星の国民も王子を歓迎した。』
サ「ねえねえブンゴ、ここにこの絵の説明が書いてあるよ!」
ブ「あぁそれ、さっき見た」
え?もう見たの!?早くない!?
ブ「てか、先に気づくだろ、普通」
また笑われた!もうどうしていつも笑われるのかな!?もう!!

ー続くー

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.188 )
日時: 2015/08/09 19:38
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

続き。

サ「あ、まだ続きが書いてあったんだ…」

『さらにこの国は、二つの幻の木があり、一つはマンゴー、もうひとつはブドウ。マンゴーは食べれば幸せになれるという言い伝え、ブドウは10年に一度しか実を出さない、それこそ幻の果実。それからこの国は、星が降る公園・伝説の緑の宝石によって守られている。これらの関係が崩れることによって、我らこの国は消えるであろう』
サ「えぇー!消えちゃうの!?」
やっぱりそれだけ重要な物なんだ…!
サ「えーと、それから…」

『そして、この国は平和豊かで、色々な物が盛んである。人々は夢にあふれ、愛でいっぱいであった。それは、二人の王子王女も愛であふれていた。その王女は、星の王家に代々伝わる、幸運のティアラをつけ、白い月の光に照らされた時は、本当に女神のように輝いていた。』

サ「そうなんだ…すごいな…」
でもそのカッコをあたしが着てるわけだから…
サ「責任重大って、ことかぁ…」
この試練、本当に大丈夫かな…!?

ー続くー