二次創作小説(紙ほか)

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.307 )
日時: 2015/09/13 22:05
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)



  「里見 サトミ、さん?」

突然声をかけられたから、あたしはその声がした方向に目を向けた。
その目線の先には、少女が立ってた。
でも、どっかで見たことあるような…?
確か………生徒会の……副会長……?

サ「えーっと…あなたは…生徒会の…?副会長…?」
?「あっ、すいません!お邪魔でした!?」
えっ?別に邪魔じゃないけど……
ブ「……お前、確か…生徒会副会長……だよな?」
あれっ。ブンゴ知ってるの!?
ブ「…まあな」
なんでなんで!?
ブ「……前に、生徒会長選で、色々と準備、手伝ってくれたりしたし」
(↑その辺りの話は、サト1一巻をご覧下さい)
そっか!顔見知りなんだね!
ソ「へぇえ〜〜〜〜……」
……ソウスケ、どうかした?なんか考えてる?
?「つい、声をかけてしまって…」
あぁ、いいって!
サ「…それより、まだ名前を聞いてなかったよね?」
?「…あぁ!そうでしたね!私は………寺崎 茜と言います」
そっか!わかった!覚えとく!

……でも、なんで副会長がここに?

〜続く〜

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.308 )
日時: 2015/09/13 22:09
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

SUZUさまぁあ!!遊びに来てくれてほんっっとうにありがとうございますぅうう!!
更新がんばりますっ!
本当にありがとうございます!

SUZU様も頑張ってね!

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.309 )
日時: 2015/09/14 18:10
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

続きです!

でも、なんで副会長がここに?

茜「パトロールというか、遊びに来たというか…まぁ、その辺です」
ふうーん……
サ「…てか、なんであたしの名前知ってるの?」
茜「私、この学校生徒全員の名前、記憶しているので」
えっ……す、すごい…!!
ソ「……すご……!」
ブ「………ふつー、そんなことできねーだろ…」
ブンゴもソウスケも、びっくりしてる。まぁそうだよね。誰でもびっくりすると思うよ。
と思ったら、茜がブンゴとソウスケの姿に気づいた。その目に、みるみる驚きが出てくる。
茜「………あなたは、占い師の…犬川、ソウスケさん…?」
ソ「こんばんは」
出た!占いの時に使う、優しい声と、キラキラ笑顔!
ブ「…うそくせ〜…」
…ブンゴ…あきれてる。
茜「そして…あなたは、今裏で人気の、山下ブンゴさんじゃないですか!」
裏で人気って…今ブンゴ人気なんだ。
ブ「…裏で人気って…なんだよそれ…」

確かに、それはちょっと気になるかも…

〜続く〜

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.310 )
日時: 2015/09/15 21:04
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)


みなさん!!突然ですが……

お話的には、まだ先になるとは思いますが……
旅行編を書こうと思います!ただ、その旅行先をどこにしようか迷っているので……もし何かアイデアがあれば……ぜひとも教えて頂けると嬉しいです!
期限は、今週の日曜日まで、つまり20日までにします!

たくさんのアイデア、お待ちしております!

  〜ホープスプリング〜

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.311 )
日時: 2015/09/15 21:06
名前: 瑠梨 ◆nd9cbiyRlc (ID: GyOijjIz)
プロフ: ジェラトーニー→瑠梨

旅行先…沖縄か静岡かスペイン村

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.312 )
日時: 2015/09/17 21:05
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)


う〜ん……定番の沖縄にすべきか、それとも静岡……いやいや、スペイン村…
う〜ん…どれがいいか…
それか、いっそのこと、全てやろうかな!!(←そんなに全部できるの? byソウスケ)

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.313 )
日時: 2015/09/17 21:26
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

では続きです!

____で、話が変わるけど、やっぱり副会長って、色々と大変なの?

茜「…いいえ。そんなことないです。…むしろ副会長は、暇なんです」
そっか…暇なんだね。でも、なんで副会長なの?
茜「…それは、自分でも分かりません。でも私は、今のこの位置が、気に入っているんです」
ソ「気に入ってる?」
茜「はい」
ソウスケに聞かれたから、茜はソウスケに向かって言う。
茜「なぜ私がこの立場にいるのか…よくはわからないけど…でも、気に入ってるんです。この、バニラアイスぐらいに!」
って言うから、ふと茜の手元を見ると、バニラアイスを持ってた。
きっと…よっぽどバニラ味が好きなんだね。
でも……楽しいんなら、それでいいのかな…
茜「…おっと…時間が来てしまった……では、私はこれで失礼します。____また今度ゆっくり、お話しましょうね!楽しみにしてますから!」
うん!またね!

ソ「なんか……あの子、いい子そうじゃない?」
え?なんで?
ソ「なんとなく…かな」
ふうーん…

ブ「…てか、急がなくていいのかよ」
あっ!そうだった!すっかり忘れてた!
月が全部見えるとこ、探さないと!

どうしよう、間に合うかな!?

〜続く〜

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.314 )
日時: 2015/09/19 20:04
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)


アイデア、何かあったらみなさん、どんどん応募してください!お願いします!!

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.315 )
日時: 2015/09/19 20:41
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)


続きです!

サ「う〜ん…どこだ〜…月が全部見える場所は〜…」

あのあと、あたしたちはずっと、月が見える場所を探しっきり。
最初は、すぐ見つかるかな〜、なんて、思ったけど、甘かった。意外に、なかなか見つからなかった。
ソ「時間も、そろそろ終わりに近いからな〜…」
ブ「…なんでオレまで…」
ブンゴとソウスケも、一緒に探してくれてる。だけどやっぱり見つからない。
サ「あぁ〜…疲れたあ〜…」
心当たりがあるところは、全部探したけど……
サ「もう…ダメなのかな…」
ソ「一応、一通り探したけど…これ以上見えるところは…もう…………………………!!!」
途中までいいかけて、ソウスケが突然、目を見開いた。
ソ「………………ある」
えっ?
ソ「……まだある」
サ「あ、あるって…?」
ソ「…見える場所、あとひとつだけ、まだあった!」
えっ!?ホントに!?





…ソウスケが言うには、こうだった。

月影祭の屋台から少し離れた所に、小さな山がある。その名前は____

ソ「__幸福山こうふくざんって言うんだ」
幸福山?
ソ「前に、何かで聞いたことがあるんだけど、月がその山の真上に来たとき、ひとつ願いをお願いすると、その願いが叶うって聞いたことがある」
そっか!じゃあその山に行けば、もしかしたら月が全部見えるかも!
ブ「……………だったら、早くその山に行こうぜ」
うん!
ソ「…そうだな。早く行かないと、そろそろ時間的にもヤバイからな」
よし!そうと決まったら、早く行こう!

〜続く〜

Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.316 )
日時: 2015/09/19 21:03
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)



サ「あぁあ〜…なんでこんなに坂が急なの〜…!」

思いきって幸福山に入ったけど…
なんか色々、坂が急だったり、草やつるがワサワサしてたりで…決して道が広いわけでもないし…
サ「…疲れる〜…」
ソ「…サトミ。もう少しの辛抱だから」
ってソウスケは言うけど、どこまでこの坂が…
と、思っていたら。

だんだん、道がひらけてきた。そして、ついに頂上にたどりついた。

もうその頃には________

明け方になりかけてた。

ソ「…間に合ったみたいだね」
月は、まだギリギリでてる。今なら、まだお願いしても、間に合うかもしれない!

ブ「…やっとかよ…」
ブンゴも、結構疲れてるみたい。そりゃそうだよね…これだけ歩いてたら……疲れるよね。

ソ「ところで________」
ソウスケに話しかけられたから、あたしはソウスケの方を向く。
ソ「…サトミは、何をお願いするの?」
あたし?あたしは……







サ「……いつか、ね」

ソ「え、すっごい気になんだけど」
ブ「…別に、てめーが気になる必要ねーだろ」

あたしの願いは______






__いつまでも、こんな平和な毎日が…男子たちと__この仲間たちとずっと_過ごせますように。

〜第17話終わり〜